暮らしの荒廃というサイン(自己調整力・・・)
松井です。
自分が自然の法則に沿っているかどうか?
それを簡単にチェックする方法があります。
今日は自分の状態を調整する方法をお話します。
自己調整能力というのは思っている以上に重要。
そして、ラッキーなことにこの能力は、スキルです。
つまり、練習すればきちんと身につきます。
もちろん、性格タイプによって向いている向いてないはありますが、基本的にほとんどのことは「(少しずつ)やればできる!」のです。
ということで本題・・・
【自己調整力(セルフマネジメント)とはなにか?】
簡単なことで、自分を調整する力です。
私たちの身体も、心も、環境も実は常に変化しています。
だからこそ、その変化に対応する必要があるのですが、私たちは2つの理由からそれを怠ってしまいます。
1:変化に気がついていない
2:自分自身に執着してしまう
これら2つの理由で、周囲や自分は既に変化しているのに、、、
「いや!そんなはずはない!」
と、今までどおりを続けようとします。
そうすると、現実と脳内妄想が食い違いますので、必ず問題が起こってくれます。
この問題が起こってくれたときに、謙虚に受け止めて、柔軟に変化すると人生は楽です。
だからこそ、この自己調整力が重要になります。
では、具体的にどうやって自己調整力を養うのか?
【自己調整力を鍛える具体的な方法】
自己調整力は、認識能力(気づき、観察力)と、柔軟性(謙虚さ、成熟さ、バランス感覚)、そして実行力(誠実性)で出来ています。
だもんで、基本的には3つの力を高める必要があります。
まず1つ目は「誠実性」について説明しますね。
誠実性とは、自分にした約束を守る力であり、言っていることとやっている事、思っていること、感じていることが一致している状態です。
ですので、2つのことを意識する必要があります。
ひとつは、言葉に行動を合わせていく力。
そしてもうひとつが、正確な現実に言葉を合わせる力です。
【言葉に行動を合わせる力】
言葉に行動を合わせていく力というのは、「明日電話しますね」と言ったのなら確実に電話する。
早起きをすると決めたなら、早起きをする。
とにかく、言ったことはやる力です。
ここでのポイントは、「自分自身に対する約束」を守る力ってところです。
人との約束を守る方が簡単という人が多いと思います。
自分との約束を守らないことに対する言い訳なんていくらでもできますからね。
ましてや、約束相手が自分なんで、確実に赦してもらえますしねwww
だからこそ、自分の約束を守る力は簡単ではない。
簡単ではないからこそ、それを持っている人は重宝がられますし、尊敬されます。
そして、次に、、
【正確な現実に言葉を合わせる力】
多くの人が、言葉を正確な現実とは違うように使います。
例えば、
「あなたは英語を喋れますか?」
と聴くと、
「しゃべれません!」
と、言う人がいますね。
でも、大抵「ディスイズアペン」とか、簡単な英語は話せたりします。
もちろん、流暢ではないですね。
つまり、正確には「ネイティブの1歳児レベルの英語なら話せる」ということでしょうし、恐らく「しゃべれません!」の言葉の裏には..
「(今は)喋れません!」
というニュアンスが含まれています。
本気で5年勉強すれば、恐らくしゃべられるようになりますよね。
だから、
「今のところは練習してないんで、流暢には話せないですね。」
というのが正確な現実に「近い」ですよね。
他にも、いろいろありますね。
人々を観察していて感じるのは、、、
・極端思考
・時系列の欠如
・主語の不在
・目的語の欠如
が、多いなと思っています。
極端思考に関しては、定数化という技を使っていけば、少しずつ解消していけますね。
あ、そうそう。
多くの人が、でっかい目標を立てて、結局動けなくなるのも、この極端思考で考えるからです。
極端思考じゃなくて、定数化で考えると、それに向かって何%の達成率かとか、もっとやるべきことを細くしないととか考えられるよね。
ま、そんな感じで「現実に言葉を合わせる」のに必要なのは現実的な思考力であり、観察力だと感じています。
このように、認識能力と、柔軟性と、実行力って絡まっているのでどこかを高めると同時に全部高まっていきますし、どこかを鍛えるには他の部分からも考えることが大切ですね。
ってことで、次が・・・
【認識能力(気づき、観察力)】
この能力を鍛えるには、瞑想がおすすめですね。
特に、「書き出す」瞑想がおすすめです。
書き出す瞑想ってなんですか?というと、単純にノートに思っている事を書いていく。
書いていくことで、客観的に見えるようになって、自己認識力が上ります。
これもしつこくやり続ければ、上手になりますし、文字を使う能力を高めるには、本を読むっていうのも有効な力になりますね。
他にも、いろいろありますが、それについてはメルマガ【裏野良日記】で書いていきますね。
【裏野良日記】(ほぼ毎日更新
→ https://ws.formzu.net/dist/S974215320/
そして最後に柔軟性ですね。
【柔軟性(謙虚さ、成熟さ、バランス感覚)】
これを鍛えるにはまずは単純に、、、
「自分には知らないことがある」
「自分の能力は低い(まだまだ伸びる)」
「自分は間違っている」
ということを認めることが土台となります。
それがなければ、成熟さも、バランス感覚も養えませんからね。
頑固に固まっている時は、何も受け入れられません。
頑固に固まってしまっている時っていうのは基本的にショックを受けて感情的になっているときですので、そういう時は落ち着くことが重要です。
だからこそ、謙虚さを養うっていうのは、「落ち着く技術」を養っていくことです。
つまり、自分が感情的になりそうな場面を想定しておき、準備をしておく。
準備しておいても、感情的になりますので、なった瞬間に気付いて、立ち止まる事が重要になりますね。
それから成熟さってのは、「相手を受け入れる力」と「自分の意見を主張する力」のバランス感覚です。
相手の状態に合わせて、いい塩梅の比率でコミュニケーションができると、調整力は上ります。
んで、そのバランス感覚はどう養うか?
これ実はすごく簡単で、、、
「不安定な場所にいる」
これがスゴく重要になります。
私たちの無意識は基本的には調整能力を既に持っています。
しかし、それを使う必要がないとなると、どんどん衰えてしまいます。
衰えてしまってもなくなることはありません。
じゃあ、どうやってその能力を目覚めさせるのかっていうと、調整が必要な場所に身を置くってことが一番です。
どっかの記事でも書いたと思うけど。
野良仕事って結構、足場不安定な場所が多いんです。
そうするとインナーマッスルが勝手に鍛えられて、バランス感覚が高まります。
でも、コンクリートの平坦な場所に慣れていると、インナーマッスルはサボるので、どんどんバランス感覚を失っていきます。
そんな風に、勝手に鍛えられる「環境」に身を置くのが一番です。
【自己調整能力が上手く働いてないサイン】
はい!ってことで、自己調整力の鍛え方について話が膨らんでしまったわけですが、この自己調整力が上手く発揮できてないサインってのがあります。
それが、、、
「日常の暮らしが荒廃していくこと」
です。
例えば、お部屋が汚くなっていったり、自炊をしなくなったり、食生活が乱れていたりね。
そういう時は、立ち止まって「整理整頓」をする時です。
物理的な整理整頓もそう、心の整理整頓もそうです。
整理整頓っていうのは、2つの熟語で成り立っています。
ひとつは「整理」→これは必要な物と不必要な物を見極め、不必要な物を捨てること
もうひとつは「整頓」→これは必要な物を使いやすいように配置すること
物理的な整理整頓は分かりやすいですよね。
いらない物を捨てて、いるものを選んで、使いやすいように配置する。
では、心の整理整頓ってどうやるのか?
私は、ノートにいろいろ書き出すことがおすすめです。
書き出すことは用途別にいろいろあります。
不安や焦りを軽減したいなら・・・
・心配事やネガティブなことを全部書き出す。
・未完了なことを全部書き出して、やるか捨てるか決める。
とかね。
他にも、、、
・価値観のリストアップ
・価値観へのセルフ論破
・認めたくない過去のリストアップ
とかとかとか、、いろんなノート術があります。
ノートに書き出すと何が良いかって、考えを客観視できることです。
物理的な片付けをするときも、本気でやるときは家にあるもの全部をいったん目に見える場所に出すことが大事って”こんまり”さんの本にも書いていますよね。
あれは、一旦全てを「俯瞰する」って意味があるのだと思います。
ノートでは、それを心にたいしておこなるので、整理が進むのだと思います。
私たちって思っている以上に、「どーでもいいこと」を考えています。
家の中で使わない物が、残っているのと同じです。
ホントはどーでもいいことが心のなかにあって、そのせいで本当に考えるべきところに向かえないことはよくあることです。
だからこそ、書き出す。
なかなか有用なんで試してくださいね。
ってことで、今日はなんかちょっとまとまってる感じですね。
ま、、たまにはこんなのもいいですかね?
良いと思った人はスキを押しておいてね。
ほんじゃ!また!!
松井万理
追伸:
ってことで、大切なのは立ち止まるってことです。
今の時代ってホントに立ち止まるべき人が多いと思う。
マジで今は人生振り返るチャンスだと思うよ。
っていうのも、時代の節目で今までのやりかたがどんどん通用しなくなってるからね!
だからこそ、立ち止まってみるべき。是非試してみてね♡
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