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新コンプレックス Vol.1

※コンプレックス Vol.1-Vol.29    続コンプレックス Vol.1-Vol.29と書いてきました。この度、「新コンプレックス」に改題し、継続したいと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

界ASOを辞めた。2011年春のことである。
2006年にOPENし沢山の皆さんと出会い、
素晴らしい思い出も数えきれない。
しかし、中々利益を出すの簡単なことでは無かった。
会社が下した判断は、星野へ運営を委託するというものだった。
ご存知無い方がほとんどだと思うが、星野リゾートの「界ブランド」はそのようにして出来たものである。

なかなか良い仕事に巡り合えなかった。

湯布院の大型ホテルの総支配人のチャンスを得たが、どうもしっくりこないで結局1年しか持たなかった。
その後、黒川温泉の支配人のチャンスに恵まれ、トライするも
今まで基本大きな会社でやってきた小生としては、全てが信じられない世界であった!
支配人とは言え何でもやらなくてはならない、、、というよりも、やらないと回っていかないような流れであった。
黒川温泉は、そのほとんどが小さな施設で、家内工業である。

とりあえず、文句言わずに頑張ってみたが、これじゃ無理だろ~な!と思うようになった。
●給与が安い
●拘束時間が長い(朝7時から21時くらい、、中抜けあり)
●業務範囲が広い(仲居さんは、食事のサービスの他に、食器洗浄、部屋案内、客室の清掃など)
まさに、昭和から変わっていないのである。
これでは、スタッフも続かず、派遣すら逃げるような状況、、

私は、一応支配人なので、レベニュー管理と稼働をアップする為の施策を色々やっている中で、だんだんバカバカしくなった!
経営側は、何も考えていないのに、なんで私が死に物狂いになる必要があるんだ!?

オータパブリケーションズの求人媒体に湯布院の旅館の支配人募集の記事を見つけた。
早速応募し、東京でその会社の社長と面接をする機会をいただいた。
話は上手く進み、9月から採用ということになった。
良かった!と心から安堵したのであるが、中々現実は厳しかった。


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