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半日あれば楽しめる!高尾山で自然を満喫できるモデルプラン

皆さんこんにちは。WEBライターの、おただです。
遠出できるほど時間がない。でも自然の中でリフレッシュしたいそんなあなたへ。都心からのアクセスがよく、自然を満喫するには高尾山がぴったり。

登山初心者から、ハイキング経験者まで必見!今回は、年に1回高尾山に通う私がおすすめする、1日のモデルコースをご紹介します。

高尾山は、7種類のハイキングコースがあり、それぞれの地形に合わせた植物や自然を楽しむことができます。



8:00 高尾山口駅

都心から1時間ほどで高尾山口駅に着きます。新宿駅から1本で行けるのも魅力のひとつです。
混雑すると細い山道は歩きづらくなってしまうので、朝は早めの到着がおすすめ。駅の中にお手洗いがあるので、済ませてから改札を出たほうが安心です。

8:05 ケーブルカー、リフト乗り場へ

こちらはケーブルカーとリフト乗り場。高尾山口駅から徒歩5分で到着します。ケーブルカーとリフトを利用すると、山の中腹まで登れるので、初心者の方におすすめです。

ケーブルカーは6分ほどで上に到着します。
最も急勾配なところは31度にもなります。なんとケーブルカーの路線の中では日本一の角度。この傾斜を体感するのも、面白いですね。

リフトではゆっくりと進んでいき、12分ほどで上に到着します。
リフトは、木々の中を進んでいくので、いつもとは違った景色を楽むことができます。

ケーブルカーとリフトは到着する場所が少し違いますが、10mしか変わらないので、どちらを使っても差がないと感じました。個人的には、全身に風を受けながら楽しめるリフトがおすすめです。

■ 詳細情報
・ケーブルカー営業時間:始発 8:00 終発は時期により変動
・リフト営業時間:始発 9:00 終発は時期により変動
・料金:往復券 大人950円 こども470円
* ケーブルカーもリフトも同じ料金です。
公式サイト:https://www.takaotozan.co.jp/sp/


8:15 登山スタート

こちらは、地上から頂上を目指す人向け。

今回は、すべてのコースを制覇した私が特におすすめする、6号路から進んでいきます。
こちらは水のせせらぎを聞きながら、ハイキングができるコースです。目で見て、音も楽しめることが、イチオシの理由です。

先ほどのケーブルカーとリフト乗り場から、徒歩10分で6号路のスタート地点に到着します。山頂までは、3.3kmのコースです。

ハイキング中のポイント① 豆知識看板を見てみよう

歩いていると、さまざまな場所にこのような看板が出てきます。こちらは植物や動物の特徴を、まとめた看板です。

それぞれ通るコースに合わせて作られています。6号路は全部で、14個の看板がありました。
進むたびに出てくる豆知識が面白いので、ぜひ読んでみてください。

ここで、最近私の気づきとなった看板を紹介します。こちらは、つる植物についての豆知識。

つる植物は、木に巻き付いて伸びるため、日に当たらなくなった木は枯れてしまいます。しかし、これも森にとって大切な役割の一部です。

なぜなら、枯れた木を必要とする、生き物もいるからです。やがて枯れた木は土にかえり、新しい命が始まります。こうして森の命が、受け継がれていると感じました。

ハイキング中のポイント② 休憩もしっかり取ろう

ここまで歩いてきたら少し休憩。
ハイキングコースの途中には、ところどころにベンチがあります。こまめに休みながら、水分補給をしましょう。


9:30 ついに山頂到着

今回、6号路から1時間半ほどで山頂到着。
ケーブルカーやリフトを使う場合は、山の中腹まで行けるので、1時間ほどで頂上へ着きます。
下から登る場合は、山頂までだいたい1時間半から2時間ほどを、目安に見ておくと良いでしょう。

頂上へ着くと富士山がお出迎え。
このように天気の良い日は、外で食べる方がおすすめです。私の場合は、家でおにぎりを作ります。この絶景を眺めながら食べるおにぎりは、おいしさ倍増です。

この日は暑かったので、頂上にある売店で、アイスを買いました。熱い身体に、冷たいアイスは最高です。

10:00 下山スタート

頂上からの景色を楽しんだら、次は下山です。
今回は4号路から降り、途中からリフトで下山します。

4号路は途中でみやま橋という吊り橋を渡ることができるので、そこからの景色がおすすめです。橋の上ならではの、360度緑に囲まれた空間はとても気持ち良いです。

ハイキング中のポイント③ おもしろい形をした蛸杉たこすぎ

さらに進んでいくと蛸杉に出会うことができます。こちらは市指定天然記念物に、認定されている杉です。
昔、道を作るときに工事の邪魔になってしまうことから、伐採する計画がありました。ところが、一夜にして根がうしろに曲がったとのこと。その根がタコの足に似ていることから蛸杉と呼ばれるようになったそうです。

ハイキング中のポイント④ さまざまなお店を周ろう

ハイキングコースの途中には、さまざまなお店が並んでいます。ここを散策するのも、ひとつの楽しみです。
Tシャツやキーホルダーのグッズが売っていたり、お土産のお菓子も売っています。また、手軽に食べられるアイスやおでんの販売もありました。

11:00 リフトからの景色を楽しむ

そのまま歩いて下山することもできますが、今回はリフトを使って降りてみました。
普段見ることのできない高さから、間近に感じる木は迫力満点!

11:20 高尾山口駅到着

高尾山口駅に戻ってきました。午前中のうちに下山できると、周辺施設が空いているのでおすすめです。

最後はお決まり、京王高尾山温泉 極楽湯へ

こちらは、高尾山口駅直結にある温泉。帰る前に身体をほぐします。
内風呂やサウナ、露天風呂もあります。
中にはお食事スペースもあり、さまざまな種類のメニューがそろっているので、ここでご飯を食べるのも良いですね。

また、施設内にほぐし処もあるので、足裏マッサージもできます。少しでもほぐしてもらうと、足がとても軽くなるので、私はよくお風呂と一緒に利用します。

■詳細情報
・名称:京王高尾山温泉 極楽湯
・住所:東京都八王子市高尾町2229番7
・営業時間:8:00〜22:30 (最終入館受付21:45)
・定休日:年中無休
・料金:大人(中学生以上) 平日1,100円 土日祝1,300円
    小人(4歳〜小学生) 平日550円 土日祝650円
・駐車場:有 約110台
・電話番号:042-663-4126
・公式サイト:https://www.takaosan-onsen.jp/index.html


高尾山だからできるミニマムな旅

高尾山で自然を満喫できる、モデルコースはいかがでしたか?
アクセスが良いので、夕方には家に着きゆっくりできるのもポイントです。

実はハイキングコースの途中に、かわいい装飾がされた切り株があります。今回はゴールデンウィークに行ったので、こどもの日にちなんだ、鯉のぼりとカブトがありました。いつも季節に応じて装飾が切り替わるので、高尾山に行ったときにはぜひ探してみてくださいね。


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