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今さら聞けない?円安

最近の経済ニュースでよく耳にする「円安」とは、具体的にどういうことなのでしょうか?
この記事では、ラーメンや旅行の費用を通じて、円安が身近なものにどのように影響するかを探求します。
また、価値観や考え方を円だけでなくドルも基準にすることの重要性についても考えてみましょう。

円安とは、日本の通貨である円が外国通貨に対して価値が低下することを指します。
具体的には、外国通貨(例えば米ドル)との交換レートが上昇し、1円あたりの外貨の価値が高くなります。
これにより、円での生活を送る人にとっては物価が上昇し、外貨を持つ人にとっては円での消費が格安になります。

ラーメン1食いくら?
例えば、ラーメン1食が1,000円だとします。
2019年の円ドル相場が111円であれば、このラーメンは9米ドル相当です。
しかし、2024年に円ドル相場が157円に上昇すると、同じ1,000円の価値は6米ドルになります。

2019年=111円=9米ドル
2024年=157円=6米ドル

つまり、円で生活している人から見ると価値は同じですが、米ドルを持つ人から見ると3米ドルも安くなっています。

泊まるなら東京が安い?
また、先日ニュースで話題になった「滞在費用の安い観光地ランキング2024」では、東京が4位にランクインしました。

1位:ホイアン****(ベトナム)***:9,900円/1泊
2位:ケープタウン(南アフリカ):10,500円/1泊
3位:モンサバ****(ケニア)****:10,600円/1泊
4位:東京********(日本)******:11,400円/1泊
5位:アルガルヴェ(ポルトガル):11,500円/1泊

1泊あたりの滞在費用が11,400円であり、他の観光地と比べても安いことがわかります。
海外から見ると、日本は滞在費用が安いという印象を持たれるかもしれません。

価値を円で考えると世界とズレる?
円での価値だけで物事を考えるのは正しいでしょうか?
もしかして、ドルや他の通貨を基準にしてみることは必要なのかもしれません。

例えば、アメリカのニューヨークでラーメン1食は17米ドル、ハワイでは20米ドルです。
しかし冒頭に書いたように円でラーメンが1,000円だと日本では1食が6米ドルです。

ニューヨーク:17米ドル=2,600円
ハワイ******:20米ドル=3,140円
日本********:6米ドル*=1,000円

これを基準に考えると、日本のラーメンは格安と言えるかもしれません。

このように、円安や物価の変動は、日常生活や旅行にも影響を与えます。
私たちの価値観や考え方を広げることで、より豊かな視野を持つことができるでしょう。
円だけでなく、他の通貨を基準に考えることで、新たな視点を得ることができます。

この記事を通じて、円安が身近な消費や旅行費用にどのような影響を与えるかを考えてみました。
また、「円脳」だけでなく「ドル脳」も重要だという視点を共有しました。
日常の価値観や考え方を広げることで、より豊かな視野を持つことができるかもしれません。
今後の生活やビジネスの中で、新たな視点を取り入れることで、より賢く選択できるようになることを願っています。

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