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オンライン英会話から知る 世界と自分

No.2
オンライン英会話を始めてもうすぐ1年になる。
学んだことは、英語だけではない。
自分自身が今まで考えたことがなかったテーマについて考えた時、
自分の本来の考えを知った。

私が使っているオンライン英会話の教材では、世界中のニュースや話題、
研究結果などがテーマとして、毎日読むことができる。
私の英語力は、英検2級もまだ合格できないレベル。
そんな私でも記事をよんだり、その日のチューターと会話を楽しむことは
できる。それが毎日の楽しみの一つでもある。

世界ではいろんな研究をしている機関や教授がいるが、それらはニュースで
流れてこない限り知る由もない。
それが毎日4つほどのテーマが新しく加わっていく。
例えば、「米国の労働者の10分の1は、病欠しない」、
「ノンアルコールビールを選択するひとが増加している」など。
この間は、先日亡くなった鳥山明氏についてのテーマもあった。

また、世界の地理についてのテーマもある。
ポルトガル領に「ヨーロッパのハワイ」と呼ばれている島があるなんて
知らなかった。
こういうテーマも大好き。どんどん知識が増えていく。
地理、最先端の研究や日々の出来事を、英語で学ぶオンライン英会話。
日本のニュースでは、聞こえてこない。

そのテーマをリーディングした後、テーマに付随したディスカッション
がある。
始めた頃は、このディスカッションで言いたいことをGoogle翻訳を使って
文章を予め用意していた。
ある日、チューターにそれを指摘され、
「それでは力がつかないから、自分の英語力でお話してね。」と
アドバイスしてくれた。
ここで気が付いたのは、自分は臆病で見栄っ張りだ、って事だ。
それ以来、自分でその時にその質問に答えることにした。

ところが、そのディスカッションでの質問が、毎回私を悩ませる。
今まで考えたことのない事柄についての質問がならぶ。
例えば、「セレブな有名人の中で、誰と話してみたいか?」
この質問に対して私は、「ミスターバラク・オバマです」と答えた。
「なんで?」と聞かれて、
「彼の平和に対する考えを聞いてみたい」と答えた。

今でも鮮明に覚えているので、自分でも驚いたのだろう。
私って、オバマ氏に会いたいって思ってたんだ、しかも平和について
話してみたい、って思っているとは。

毎日いろんなテーマを選び、チューターと会話をするたびに、
自分の心の中を知ることができる。
昨日は、「西暦2531年には、日本人の苗字は全員佐藤だ」
というテーマ。
これについての会話の中でも私は、
「夫婦別姓に賛成です」
「なぜ?」とチューター。
「個性を大事にするほうがいい。苗字にこだわらず、自分の人生を
 生きたほうがいい。」と答えた。
毎回、自分の答えに驚かされる。それがまた楽しい。

英会話を始めるきっかけは、子どもたちが英検2級に合格した時、
貿易の仕事をしていたのに、英検2級を持っていない自分が恥ずかしく、
また悔しくて、「ぜったい合格する!」というところから始まった。

英検会場は、学生ばかりで私の年代はほぼいない。
それもおもしろい、と私は思っている。
個性を大事にする。自分の人生を生きていく。

さて、今夜の英会話のテーマは、どれにしようかな。










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