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メンタルとフィジカル

学生時代から今までにかけて、メンタルが弱い(と思っている)ことがちょっとした悩みだった。夫と付き合うようになってから、彼は大変にメンタルが強い(ように思う)ので、「ああやっぱり私はメンタルが弱いなあ」とよりがっかりする機会が増えた。
あくまで主観の話なので、他人から見て私がどう見えるかはわからないけれど、夫と自分で比べると上記のような気持ちになることは多かった。

さてその一方で、最近気づいたのだが、どうも私はフィジカルが強いらしい。
というか身体の不調をきたしたことがあまりない。
風邪くらいは引いたことがあるが、なんというか、慢性的な不調や大きな不調をまだ経験していないように思う。

骨折など、大きな怪我はもちろん、私くらいの年代になると表れ始める首・肩・腰の慢性的な痛みなども経験したことがない。
学生時代ダンスをやっていたが、周りはみんな足腰いずこかに不調を抱えてるケースが多かった。みなほとんど同じ練習メニューだったものの、私はそうしたことがなかったので、みんな大変だなあと思っていた。
メンタルが弱い、と思ってる割にはここで「私、練習量・負荷が足りてないのかも…!」と自分を追い込むことはなかったのでよかった。

夫は「暑い・寒い」に弱く、季節の変わり目にはたいてい調子を崩す。気圧にも弱い。
私はこの「季節の変わり目」や「気圧」も、自覚する限りでは影響を受けたことがない。
「気圧で頭が痛くてね…」と人からちょこちょこ聞く機会があったが、就職してからさらに聞くようになった気がする(仕事のストレスも相まってかも?)。不謹慎だが、目に見えない気圧の影響を感じ取れることができるなんて、なんかすごいことのように感じて、大変だなあと思う一方で「この人は特殊な能力を持っている…!」と自分にはない能力を持った人として見ることもあった。そして周りをよく見渡すと、この能力、結構な人が持っているようにも思う。当人としてはたまったもんじゃないと思うのだが、私の目線からは特殊能力持ちとして畏敬の念を抱いている。

大人になってからよく悩まされるもののひとつに「睡眠(の質)」もあると思う。
まとまった時間眠れないとか、何時間寝ても疲れが取れないとか。これは精神的な疲労から出ているものも多いのかなと思うが、よく耳にする。
私はといえば、仕事でしんどく、布団に入ってビービーないていても、気がついたらぐっすりと眠り、朝を迎える。夢など見ない。
夫には現在4歳の姪っ子と同じだと言われた。
不満があっても身体の欲求に応じて眠る。

あとこれは幸運に括られる部類だと思うのだけど、現在妊娠していて、今のところいわゆる妊娠時によくある症状がほとんどでていない。
つわりは思いつく限り皆無であったし、後期つわりらしいものも今のところ現れていない。
なんというか、「おなかに赤ちゃんがいる」ということ以外、妊娠前と変わらぬステータスなのではないかと感じている。腰痛や便秘なども発生すると聞いていたが、今のところそれらしいことは起こっていない。
話を聞くところによると、どうも母もそうだったらしく、遺伝の力かもしれないと感じている。五体満足に産んでくれただけでなく、妊娠トラブルまでケアした身体に産んでくれたなんて、ありがとう母上。

心身の健康はまず健康な生活から〜なんて言われることもある。そんな健康フィジカルがあるなら、メンタルの不調などきたしそうにもない気がするけど、やっぱりメンタルダウンは来るし、身体にこたえる。
人生ではじめてごはんの味がしなくなったのも仕事のストレス由来だった。

せっかくいまのところとてもいいフィジカルを獲得している(と思ってる)ので、心の健康もうまーくコントロールできる自分でありたいものです。バランスが大事!

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