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アラヴィンダとヴィーラ感想(初投稿)

RRRに度肝を抜かれ、インド映画に魅了されたそこら辺のひよこです。RRRを見てからインド映画に魅了&インド人の美にタコ殴りにされてから、久々に沼にどっぷり浸かってしまい、幸せです(感無量)

今回は、RRRのビーム役を演じたNTR.Jrさんが主演を務めた「アラヴィンダとヴィーラ」を観ました。私はまだインド映画をこの作品含めて5作ほどしか観てないので、ビギナーの戯言だと思ってほしいのですが、インド映画って、強い主人公が、敵大勢を全滅させたり、復讐のために敵を殺したりすることが多いと思うんです。それを正しいことのように映画は進んでいくし、観客はそのシーンで盛り上がると思います。(私もその1人ですが…)でも実際暴力で物事を解決することはあまり好ましいことではないと思うんです。映画だから娯楽として消化できるけど、それを絶対善として描くのはどこか引っかかるところがあったんです。でもこの作品は一味違ったんです!!この作品は復讐の連鎖を暴力に頼らず断ち切ろうと、苦悩しながら立ち向かう映画なんです!!そこが新しいなと思ったし、いいなって思ったんです!NTR.Jrさん演じる主人公ヴィーラは最初は目の前で父親と叔父さんを敵対するグループに殺されて、悲しみと怒りによって、その敵グループをボコボコにして、敵対グループの長、バシ・レッディを殺しかけてしまうんです…!そのまま物語が進むのであれば、それは俗にいう「ラーヤラシーマもの」と言われるファクション映画になっていたと思います。でも主人公ヴィーラは周りの人の言葉をよく聞く人物なのです。それも女性の言葉を。インド映画に興味を持ち始めてから、インドの文化・歴史についてもちょこちょこ本を読み始めたのですが、インドにおける女性の立場ってとても低いんですよね…それでもヴィーラは女性たちの暴力に依存しない言葉や大学でファクショニズムを先行するヒロイン、アラヴィンダの言葉を素直に受け止め、その言葉を噛み締めて、行動するんです!このような、色んな人々の言葉を受け止めて、進んでいく様はまるで理想的な指導者ですよね…そういう主人公のキャラクター性にもかなり魅力を感じました!!

色々書きたいことがありますが、ちょっと脱線してしまいそうなので今回はここまでにしとこうと思います。私はそもそもそこまで映画を見る方ではなかったんですが、インド映画沼にハマってからはあれ観よう!これ観よう!と映画観たい欲と映画館で見たい欲がものすごくなってしまいました笑 それと同時に自分が観た映画について、自分が感じたこととか、その映画を観て考えたこととかをどこかに書き留めておきたいと思ったんです。このアプリを通じて、自分の感想を伝えたり、色んな人の考えに触れたいと思っています。拙い感想ばかりだと思いますが、以後、お見知りおきを…🙇‍♀️

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