こめしほん

35歳から自己啓発に目覚めた会社員。趣味は読書と散歩。夫婦二人暮らし。ミニマリスト気質…

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35歳から自己啓発に目覚めた会社員。趣味は読書と散歩。夫婦二人暮らし。ミニマリスト気質。読書の記録用にnoteを始めました。 30歳になってから小説を読む楽しさを知り、最近はビジネス書や自己啓発本もよく読みます。本を読んでどんどんアウトプットしていきたいと思っています。

最近の記事

読書メモ『生命式』

『生命式』 著者:村田沙耶香 村田沙耶香さんも好きな作家さんのひとりです。 『コンビニ人間』『消滅世界』『しろいろの街の、その骨の体温の』を読み、4冊目に手に取ったのが本書『生命式』です。 12話の短編集ということで、どんなお話が詰まっているのか、ドキドキワクワクしながら読み始めます。 「生命式」 いきなり、すごいのきた。 ページをめくってすぐに「ん?」「・・・え?」となります。いや、本当に。 さすが村田沙耶香さん、いろいろ凄すぎる。好きです。 本気で少子化対策した

    • 読書メモ『女子社員マネジメントの教科書』

      『女子社員マネジメントの教科書—スタッフ・部下のやる気と自立を促す45の処方箋』 著者:田島弓子 女性社員とのコミュニケーションや仕事の任せ方でお悩みの男性上司は多いのではないでしょうか。 なにせ、同性である私自身も女性社員の扱いには、ちょっと気を使います。 同じ女性だからといって、わかり合えることばかりではないです。 本書はそんな女性部下を持つ上司(男女問わず)の方が、知っておくべき知識が得られる一冊です。 男性社員(上司)の声 女性社員をどう扱っていいのか、わから

      • 「○○さん、おはようございます。」名前+挨拶の効果を試そう

        研修に参加しました 先日、会社にて研修を受けました。 研修の内容は、人事評価制度における目標設定に関することや、部下を評価する際の注意点、普段の部下とのコミュニケーションの重要性など、とても勉強になることばかりでした。 講師の話を聞くだけでなく、4人~5人のグループで話し合う場面があり、ほかの参加者の考えを知ることもできました。 内容が管理職向けということもあり、参加者はみなさん現役の管理職ばかりで、さすがだな~と思うことがたくさんありました。 私はまだ管理職ではありま

        • 読書メモ『声に出して読む渋沢栄一「論語と算盤」』ビジネスをする上での大事なことを学ぶ

          『声に出して読む渋沢栄一「論語と算盤」』 著者:齋藤孝 渋沢栄一といえば、新しい一万円札の顔になる「資本主義の父」と称される明治の実業家です。 本書は渋沢栄一の著書『論語と算盤』について解説された一冊です。 『論語と算盤』の中に書かれているフレーズは時代に関係なく、ビジネスをする上でも、生きていく上でも大事だと感じることばかりでした。 とくに印象に残った内容は下記2点です。 1.渋沢栄一は「私」よりも「公」を優先して考えていた 2.正しい道を踏み行うことがビジネスの基

        読書メモ『生命式』

          読書メモ『働かないオジサンになる人、ならない人』 未来の自分のことかもしれない

          『人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人』 著者:楠木新 働かないオジサンは未来の自分かもしれない あなたの会社にもいるでしょうか? 会社に来てはいるけど、これといって何の仕事もしていないオジサン 口だけ出してきて何もしないオジサン なのに給料は自分よりも貰っているオジサン そんなオジサンを横目に「やってられないよ!」という思いを抱きながら、毎日忙しく働いている人も少なくないはず。 働かないでもいい給料貰えるなんて、うらやましいな〜 と思う反面

          読書メモ『働かないオジサンになる人、ならない人』 未来の自分のことかもしれない

          読書メモ『具体と抽象』 抽象化を制する者は思考を制す!

          『具体と抽象』 世界が変わって見える知性のしくみ 著者:細谷 功 会社で会議に参加していると、 あれ?この人何の話しているの?この話、テーマに関係なくない? そういうつもりで言ったわけではなくて・・・(話がかみ合っていないぞ) そもそも、この会議の目的って何だっけ・・・? と、思う場面が多々あります。 なぜなんだろうか?とモヤモヤしていたところに、本書を読んで「こういうことか!」と気づかされました。 議論がかみ合わないのはなぜか? 議論がかみ合わないのは「抽象度

          読書メモ『具体と抽象』 抽象化を制する者は思考を制す!

          読書メモ『仕事は楽しいかね?』

          『仕事は楽しいかね?』 著者:デイル・ドーテン 訳者:野津智子 タイトルを見ただけで、ドキッ!とさせられました。 この本を読もうと思ったのは、今まさに「仕事が楽しい」と思えなくなってしまっているからです。 少し前までのやる気はどこへやら。 毎日同じことの繰り返しで、退屈。 だけど、この仕事をやめて他の事をするのは不安。 どうしたらいいんだろうか・・・。 あらすじ 仕事に不満はないが、行き詰まりを感じていた35歳の「私」は、雪に閉ざされた空港で偶然、ある老人と出会う。

          読書メモ『仕事は楽しいかね?』

          感謝の気持ちと

          人と本を貸し借りするのって、いいですよね。 相手と感想を共有できて、読書が2倍楽しめます。 返すときは感謝の言葉を伝えるとともに、本の感想を伝えます。 2時間くらい語れるのですが、さすがに立ち話だと相手に迷惑なので(笑) 2分くらいにまとめた感想を伝えます。 先日「大切な本を貸してもらったのだから、ささやかながら、何かお礼をしたいな。でも相手に気を遣わせるようなものではなく・・・」と思い、蒸気でホットアイマスクを返す本と一緒にお渡ししました。 このアイマスクのいい点は使

          感謝の気持ちと

          読書メモ『くらやみガールズトーク』

          『くらやみガールズトーク』著者:朱野帰子 女性たちの本音満載!ちょいホラーな短編集です。 恋愛、結婚、出産、育児、子離れ・・・幸せだけど、幸せなことばかりじゃない。 何となく感じてはいるけれど、口には出さない。 女性の人生の仄暗さを感じられるお話たちです。 人生の中で女性は何度も「死」を迎えます。 実際に死ぬわけではなく、過去の自分が一度死んで、違う自分に生まれ変わるという意味での「死」です。 そうして何度も死んでは生まれ変わりながら、強くしなやかに生き抜いていく。そん

          読書メモ『くらやみガールズトーク』

          読書メモ『考える練習帳』

          『考える練習帳』著者:細谷功 「考える」ことについて普段考えたりすることはありますか? 「もっと自分の頭で考えろ」と言われても、どうすればいいの? AIの発展により今ある人間の仕事が無くなっていくと聞いて、なんだか不安だな・・・。 本書はこんな人におすすめです。 AIに負けない「考える人」になりたい そもそも「考える」とは?を知りたい 「考える」ためのヒントを知りたい まずは「考えていない」ことに気づくこと 「無知の知」という言葉の通り、知らないこと、考えていない

          読書メモ『考える練習帳』

          読書メモ『かがみの孤城』

          『かがみの孤城』著者:辻村深月 あらすじ 中学一年生の主人公”こころ”は、不登校になり家に閉じこもる日々を過ごしていた。ある日部屋の鏡が光だし、時空を超えた孤城へと招かれる。 ある共通点を持つ7人の中学生が集められた"鏡の孤城"。 そこには何でも願いが叶う”鍵”が存在するという。 この中の誰かが鍵を見つけて願いをかなえるのか、その先にはどんな未来が待っているのか—— この本を読み始めて、まず思ったのが、30代後半の自分には、中学生主人公とファンタジー要素強めな世界観につ

          読書メモ『かがみの孤城』

          読書メモ『空想教室』

          好奇心を"天職"に変える『空想教室』 著者:植松努 宇宙開発をしている北海道の町工場「植松電機」 そこの経営者の方が書かれた本です。 「下町ロケット」のような大企業VS町工場みたいなストーリーなのかな?と思いながら表紙をめくり、目に飛び込んできた一文 表紙の穏やかな表情のおじさんが語りかけてきます。 「あなたは何が好きですか。」 1ページ目にして目から涙が溢れてきます。 多分そのとき私は疲れていたのでしょう。 帯にはこう書かれています。 ”忘れかけていた夢がとめどなく

          読書メモ『空想教室』

          読書メモ『読みたいことを、書けばいい。』

          『読みたいことを、書けばいい。』 人生が変わるシンプルな文章術 著者:田中泰延 文章を書くのだから少しは「文章術」なるものを勉強しなければ、と思い、タイトルに惹かれて手に取りました。 単純に初心者にも読みやすそうだと思ったからです。 実際読んでみて、 冒頭の「あなたはゴリラですか?」の話から終始面白い。 「文章術」とか「いい文章が書けるテクニック」とか知りたかったはずなのですが、そんなことはどうでもよくてシンプルに面白いです。 自分が読んでおもしろいと思う文章・・・ど

          読書メモ『読みたいことを、書けばいい。』

          読書メモ『アクション リーディング』

          1日30分でも自分を変える”行動読書” 『アクション リーディング』著者:赤羽雄二本を読んでも、なかなか行動に移せない・・・何かいい方法はないかな? と思っていたところに、目に入ったこの一冊。 本を読む→行動する これをスムーズに行うための方法として「チャレンジシート」が紹介されています。 一冊読んだらチャレンジシートを1ページ作成する。 1ページでよくて、しかも項目4つしかないので、私でも書けそうです。 書く項目は以下4つ。 早速書いてみました。 そしてこれを週一で振

          読書メモ『アクション リーディング』

          読書メモ『しつもん仕事術』

          どんな問題でも解決できるシンプルな思考法 『しつもん仕事術』著者:松田充弘人と会話をしているとき、 何か質問したいのだけれど、何を聞こう・・・? と考えることありませんか。私はいつもあります。 「いい質問」をしている人をみると、この人仕事できるんだろうな・・・と思います。私もそうなりたいのですが、この「質問する」という行為がなかなか難しい。 そもそも「いい質問」ってどんなのだろう? このように思考が前向きになっていく質問が「いい質問」ということですね。詰問したり、尋問のよ

          読書メモ『しつもん仕事術』

          読書メモ『闇祓』

          『闇祓』著者:辻村深月辻村深月さんもとても好きな作家さんのひとりです。 本作はホラーミステリということで、ワクワク、ドキドキ、ゾクゾクしながら読みました。怖いけど面白い・・・この感じ、好きです。 闇祓=ヤミハラと読みます。 「闇」を一方的に押し付けてくる、やみハラスメント。 私は、この世で一番怖いものって「生きている人間」だと思っています。 お化けとか妖怪とかより断然怖い。 昔、後輩と二人で夜遅くまで残業していたときに「夜の会社ってお化け出そうで怖くないですか?」って話しか

          読書メモ『闇祓』