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いまさらハワイの魅力に気づいた話 (ハワイ島編)

先月、2週間ほどハワイに滞在した。沖縄の実家に里帰りする予定だったけど、その頃、コロナは沖縄で猛威を振るっており、海外から帰れる雰囲気ではなかったため断念。長期休暇の予定を変更し、アメリカ人と日本人が両方楽しめるハワイに行くことにした。

コロナでフライトが間引きされていなければ、もっと短い時間で行けたのだろうけど、エクアドルからフロリダ、そこからロサンゼルス、そしてハワイという乗り継ぎで、飛行機の遅れもあり、最終目的地のハワイ島に到着するまで38時間の長旅となった。

ハワイのオアフ島には研修で何回か行ったことがある。研修は英語で、日本人参加者は私しかいなかったので、平日は授業について行くために、研修が終わってからもホテルの部屋で勉強していたけれど、たまに息抜きでホテル近くのアウトレットモールや人で溢れるワイキキストリートを散策したりした。そのわずかな時間の中で、ハワイの過ごしやすさと観光地の雰囲気を感じることはあっても、「ハワイに魅せられる」ことはなかった。

今回の休暇旅行では、最初の1週間は「ハワイ島」で過ごした。空港からホテルの間の道のりだけでも、島のゆったり感が感じられた。初日はホテルでサンセットを見ながらゆっくり過ごした。夕陽を見ながら、「ハワイに来たんだなぁ。」と実感。

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滞在中はハワイ島で人気のビーチや、キラウエアやマウナロア火山を有する火山公園、私たちが滞在してたコナとは離れた場所にある、ヒロと言う街を無理のないペースで訪れた。火山を有しているハワイ島には、海岸に流れ着いた溶岩が、黒々と光った岩となってそこにとどまり、白い砂浜と青い空と海と絶妙なコントラストで美しいビーチを作り上げている。

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人がひしめき合うワイキキビーチと比べ、大人のビーチという雰囲気。

普段は周りの空気に鈍感な私だが、ハワイ島では「自然のエネルギー」のようなものを強く感じた。立っていると、訴えかけてくるような「電磁派」のようなものを感じる。地面にグイグイ引っ張られるような感じがするため、普段はやろうとしてもできない「瞑想」とかも、そこにいつまでもとどまって無理なくできてしまう気がする(やらなかったけど)。ちなみに夫は全くに何も感じず、ただ海の美しさに見とれていた。

食事もアメリカ人と日本人の口に合うものが多く、その中でも地元の人におすすめされた、ポキレストランのオイスターポキとガーリックスパイシーポキは絶品だった。「ご飯にふりかけは書けますか?」と聞くところが、ハワイっぽい。そして、ワカメサラダも美味しい。ポキの種類は迷うほど沢山。

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エクアドルでなかなか美味しいビールに出会えない夫は、久しぶりに美味しいIPAを堪能していた。

ハワイ島の魅力にはまった私たちは、「リタイヤ後にハワイに住んじゃおうか♪」と無邪気に不動産価格をチェックしたんだけど、もう恐ろしく高くてびっくり。ハワイに住む友人によると、オアフ島よりも離島の不動産価格のほうが高くなっているんだとか。でも、この圧倒的なパワーと自然をゆったりと満喫しながら暮らせるのなら、大金をはたいてもよいと思う人たちがいるのはうなずける。

↓ビーチの砂浜でくつろぐウミガメ。ビーチにいる人もウミガメに近づきすぎないように心がけている。出身地である沖縄の海も美しいけれど、こういう光景は日常的にはみられない。

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USD9と少しお高めでしたが、定番のハワイのシェイブアイスも氷がふわふわで美味しかった。

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ハワイ島は、自然に恵まれたパワーあふれる島だった。数年前にオアフ島では感じなかった、ハワイの魅力に気づいたハワイ島初訪問となりました。

それでは、次回、オアフ島編に続きます。チャオー。


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