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NEW CHAPTER:アメリカ生活始まる

大変ご無沙汰してしまいました。
2年前のエクアドルから沖縄への里帰りから、いきなりエクアドルをすっ飛ばして、アメリカ生活の投稿。

今年8月にエクアドルを経ち、今はアメリカにおります。

エクアドル生活、あんなに言葉で苦労して不安だらけだったのに、最後は友達もできて、参加していたZUMBAクラス最終日、クラスメイトのアミーガ達から心のこもったプレゼントをもらって泣き。通っているうちに仲良くなったスーパーのお兄さんとか、月に2回ほど通っていた美容室の人たち、贔屓にしていた運転手、家政婦さんにお別れを言うときしんみりとしました。

ゼロだったスペイン語もゆるくオンライン講座を受けていて、ガッツリ勉強はしなかったものの、エクアドルを離れる頃には、買い物プラス簡単な会話はできるようになった(きちんとスペイン語を勉強した人から見ると、ハイ?というレベルですが)。あんなに雑音にしか聞こえなかったスペイン語が、今では私にとって一番勉強したい、魅力的な言語になりました。

今アメリカで住んでいるアパートにも、ヒスパニック系の従業員がたくさんいます。2週間に一回、部屋の掃除に来てくれる女性従業員もスペイン語圏出身。アパート全体の清掃・修繕をしてくれる人のほとんどが中南米から来た人たち。英語が流暢でない人もいるので、私も流暢ではないがスペイン語で話しかけると、嬉しそうにスペイン語で早口で話しかけてきます。
道を歩けばスペイン語は結構な頻度で聞こえてくる。アメリカでもどこに行っても独学でもスペイン語の勉強は続けたいなと思っています。

エクアドル滞在最後の年は治安が悪化

エクアドル滞在3年のうち、最後の一年はドラッグディーラーがらみの犯罪などで治安が悪化、門限を定めた非常事態宣言も数回発令されました。全く道を歩けないというほどではないけれど、比較的安全と言われていた私の住む住宅街近くでも強盗や殺人があったり、なんとなく状況の悪さは感じていました。でも、私の生活は普段通りに来てくれる家政婦さんやエクアドルでは珍しく時間通りに来てくれる運転手さんや、行きつけの商店や美容室の皆さんのおかげで平和そのものでした。

近所の本屋の窓からの景色

久しぶりに来たアメリカは、秋に差し掛かっていて紅葉も始まり空気も住んでいる。赤道直下で年中暑く季節感のないグアヤキルとは大違い。カフェのパティオ席に座り景色を見ながらコーヒー飲んでるとき、たまに贔屓にしていた運転手のマヌエルがしょっちゅう「チャンスがあればアメリカに行きたい。政治が不安定なこの国に将来はないんだ」と言っていたのを思い出してしまう。

私たちがエクアドルを去った直後から大統領候補者が選挙運動中に暗殺されたり、その他、地方政治家もターゲットになったりなどなど穏やかでないエクアドルのニュースを聞くたび、私はマヌエルはじめ私によくしてくれた人たちを思い出しては、「真面目に生きているあの人たちが、安全で幸せな人生を過ごせますように」と祈らずにはいられません。

10月には新しく若い大統領も選出されたようなので、新しい政権のもと安全なエクアドルが実現しますように。

これからは、アメリカ、日本での生活をたまに書き留めながら、エクアドルでの生活も振り返っていきたいと思います。

これからもゆるくお付き合いくださいませ。

よろしくお願いいたします。


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