写真の撮られ方#48
この日、時間がなかった。
気づかない間に夏は終わって、日が沈むのが早くなっていた。
ああ、もう時間が無い。
もう日がない。
窓から入る日を探しての撮影でした。
ベットの上は苦手。
あまり自由に動けない。
元々ポージングなんてしないけど
ベットの上は座ってしまってるから動けない。
ポージング以前に私の自由は奪われてる。
いつの間にか、日が沈むのを焦るようになった。
日が沈んだら、ojitooleは写真を撮れなくなる。
しかしそう思っていたのは、私だけだった。
ojitooleは、知らない間に「無理して撮らない人」になっていた。
「日が沈んじゃうね、どうしよう」
という私にojitooleは
「まあ、それはそれでしょうがないよ」
時楽にカメラを向けてくる。
😧
焦っていた自分がおかしく思えて、私も気楽になれた。
気楽になった私は、なにか取れたようにすんと座れた。
パンツが見えてしまわないか、もじもじ。
足の裏は嫌だとわずかながらの抵抗の姿が写ってる。
「ねえ、知ってる?足の裏って
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