第2章 RIAA-DSD基本編2

2.RIAA-DSDとは

既存のDSDにRIAAカーブをかけて高域を持ち上げて録音再生する方式である。これによって 1kHz で20dB(10倍)、20kHzで40dB(100倍)、 80kHz で52dB(約400倍) 持ち上げることが可能になり高域ほど上記の倍率で大幅にノイズを減らせる。 さらに ADコンバーターを前述のバランス接続と4パラ接続することによって、9dBのノイズ改善が得られ、80kHzのノイズを完全に除去することもできる!このときのS/N比は80kHzまで120dBにも達する!ダイナミックレンジは120dB以上だ!(RIAA-DSDのダイナミックレンジはアナログと同様S/N比を上回るので120dBよりはるかに大きい!140dBくらいではないかと考えられる!)再生する時は0Hz は変わらないが、1kHzで 1/10、20kHz で100分の1、80kHzで400分の1音量を下げる仕様である。つまり高域に行くに従って大幅にノイズが減らせる仕様である!(1kHz:20dB[10倍]3.5ビット分、20kHz:40dB[100倍]6.5ビット分、80kHz:52dB[400倍]8.5ビット分)これによってマルチビットデルタシグマ方式で録音することは一切不要となった。(現在のマルチビットデルタシグマADCはPCM-4222の6ビットで、DACはAK-4499EXの7ビットである!)逆に言えば、高域に行けば行くほど、膨大な電磁波ノイズが減るので、人体にも極めて良い。この方法でデジタル録音っていうのは今まで聞いたことがない。アナログだとLP レコードがあるが、デジタル 録音でやるのは世界初であろう!



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