築古賃貸をオープン収納にしたら暮らしやすくなりました
私が住む東北は例年ほどの湿気がなく、わりといい天気が続いています。皆さんがお住まいの地域はいかがでしょうか。
大雨が続いていた地域では、どうか被害が拡がらないようお祈りしています。
わが家にはよく使う場所ほどオープン収納にして暮らしています。
私の場合、扉があって中身が見えない状況だとそれに安心してモノを詰めこみすぎてしまいまうことが多い。
扉を閉めてしまえば、中身が荒れていてもなかったことにできるので「後で直そう」「とりあえず入れておこう」とついつい油断してしまうんです。掃除をして整理整頓したつもりでも、「扉」が隠してくれる安心感にいつも甘えて乱れるのは早かった。
今の家に住み始める際、ダイニングと和室を区切る襖を外したことを皮切りに、何か所もオープン収納へと移行して今に至ります。
オープンにしてみて感じたことや場所ごとの工夫についてお話してみようと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。
オープンのよさ 「少ない動作で済む」
オープンにしてよかったと思うのは、扉がないので「開ける」「閉める」という動作がいらなくなったこと。忙しいときにはたったそれだけの動きがないだけでも、楽に感じることがあります。
オープンのよさ 「見える景色を楽しむ」
オープンにしたことで収納の中身が普段から目に入るようになると、見えている景色をきれいに整えておきたいと思うようになりました。
以前のようにものを詰め込んでいれば、そのままそれがそこの景色になるわけです。見えてしまう状態にしてしまうことで、見たくなくなるような眺めにはしたくないと考えが変わってきました。
少し乱れれば直したくなるし、オープンな景色を楽しむのであれば、心躍るお気に入りの道具たちを選んで置いておきたい。
見えなくしてしまうとどうも気が緩んでモノを詰めこんでしまう私には、オープン収納があっているようです。
押し入れ収納
ここはキッズゾーンの和室。
襖は入居したてだった当時に外しました。
衣類を収納しているので風通しがよく使い勝手もいいです。
キッチン収納
当初は扉をつけて作業をしていたキッチン。モノを詰めこんでいた前の家での反省を生かすために思い切って戸を外しました。
始めは、今と違い器をすべてシンク上の棚に収納していたので、扉を外したら器の取り出しがとても楽になりました。今は、調理道具や弁当など手が届きやすいかを中心にものを配置しています。
洗面所収納
ここは入居から2年ほどたって取り外しました。
床近くの収納ゾーンはしゃがむ必要があるため何かと開けるのが億劫でした。
加えて、末っ子が蛇口に届くように踏み台を置いているので、扉を開けるのには踏み台を一度よけなくてはならず大変手間でした。
戸を外してからは、踏み台を気にせずものを取り出しやすく、戻しやすいゾーンに生まれ変わったなあと思います。
廊下収納
リビングを出て目の前にある収納です。
ここ数年で取り外した扉。
アイロンや工具、子どもたちの遊び道具(2軍)などを収納する場所です。
取り出しやすく、荒れてくると一目で分かるので見直しの目安が立てやすいです。
外した扉の収納場所
外した扉は2階の部屋で保管しています。小さい棚の扉はクローゼットの中に。襖は合計4枚、夫の部屋に横にして置き、本棚の後ろにディスプレイ棚としてなかなか重宝しています。
扉があろうがなかろうが、中身の収納を取り出しやすい状態に充実させることができればそれが一番いいと思っています。
私の場合は、よりよい収納の状態を保つためにもいつも目に見える状態、つまりオープン収納が適していました。
少しでもお役に立てることがあればうれしいです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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