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Day17 パラダイムシフトという言葉を身近な事象に捉え直すことで腹落ちできた話

昨日・一昨日のvoicyで、木下さんが地方都市での若手育成の進め方について話題を提供しており、関連の記事をnoteでも挙げられている。
内容は、以下の木下さん関連の配信と記事を確認いただきたいが、私がここから学んだことは、パラダイムシフトの捉え方だ。

若手育成に関して、人口構成の変化により、「若いうちは苦労させよ」から「最初の取り組みは成功体験「楽しむ」から始めよ」と木下さんは提言している。
「若いうちは苦労させよ」は、若者が多くて高齢者が少ない、きれいなピラミッド型の人口構成から来た考え方。一方、今は若者が少なくて高齢者が多いため「若いうちは苦労させよ」なんて言っていたら、若者はさっさとその企業をやめて他に楽しい会社に移ってしまうはず、という。企業にとっては死活問題に発展する、というのだ。
voicyの放送の中で、木下さんはこの変化を「パラダイム」という言葉で説明をしていた。人口構成から読み取ると、若手育成の方法に変化が起きている、という話だ。
私は木下さんがこの変化を「パラダイム」と表現したことによって、日ごろ業務で触れていたこの言葉の概念について腹落ちさせることができた。

何故、私がこの言葉に腹落ちする必要があったのか。
私が実務で携わっているものに「グリーンインフラ」がある。
詳しくは、下記の添付記事をご覧いただきたいが、この記事にも「パラダイムシフト」という言葉が使われている。

何故、グリーンインフラはパラダイムシフトなのか。
グリーンインフラの目的は、平たく書くと「生物多様性の維持・復活」である。地球中の生物の絶滅が進み、このままいくと人類の存在まで脅かされるという。今ここで、生物多様性の維持のため、都市開発の手法を変えていく必要がある。

ちなみに、人類の消滅危機については以下の記事もあるが、ここまでくると自分の力ではどうしようもないほど大きな話なため、人類の消滅危機を私は議論するつもりはない。

パラダイムシフトという言葉は、どうともとれるビッグワード。
しかし、木下さんにより私はこの言葉に具体性を持たせることができた。
私が伝えたいことは、世の中にはビッグワードがあふれているが、それを身近な事象に置き換えて自分の言葉にしていくことで、より理解を進めることが出来る、ということ。
実は、この作業はマーケティングでは大切なことだとグロービスで教わっている。
ビッグワードを使うときは、具体的な事例を示して、自分で腹落ちさせて使うこと。
今回は、言葉の使い方を学んだ、という話である。


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