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Vol.42 エキゾチックな香りの 「ジュードジオブスキュア」
少し古いイングリッシュローズですが、私が大好きな香りを持つイングリッシュローズです。
香りを例えるのは、それほど得意ではありませんが、あえて例えるなら
フルーツ系、特にマンゴーなどのエキゾチックフルーツの香りです。
甘いフルーツの香りの中に、少し癖のあるスパーシーな香りがプラスされるイメージです、理屈は抜きにして私のバラ香りランキングで毎年3位以内に入る大好きなバラです。
Vol. 40 イザヨイバラ
本来、花の一部が欠ける様から
イザヨイバラ。
しかし、写真に納められた花は欠ける事なく美しく咲いてくれている。
古くから、栽培されている品種では、たまに、良い方に性質が変化した株が紹介される事があり、この株も、もう少し観察しなくてはいけないですが、変化した株なのかもしれません。
あるバラ園で、またまた見つけましたが、そんなバラを見つけるのも、バラの楽しみです。
Vol.35 香りのイングリッシュローズ「ガートルートジェキル」
巨大輪ではありませんが、ボリューミーな花形で、非常に強い香りを持つ
樹形はシュラブで、細かなトゲが多く、とても素手では触れない、勿論管理するときは革の手袋必須です。
細かなトゲがあるとか、なんだかんだ言っても、香りに魅了され、好きな品種です。
Vol.34 梨の花
写真の角度が今一つですが
梨の花です
仕事で梨園に行き、まさに
満開でした
めっちゃ綺麗でしたが
果樹の花は一瞬なんですよね
でも、この花が数ヶ月後には
美味しい梨になるかと思うと
植物って不思議ですね。
Vol.33 モッコウバラ一重黄色
八重のキモッコウは、良くありますね
また、白の八重のモッコウバラも良くあります
しかし、モッコウバラは4品種あり
その一つが、一重のキモッコウです
元々、白の一重が野生種で、チャイナ系の黄色と交配され
この黄色の一重が出来ました
さらに時代を経て、雄蕊が花弁に変化して八重が生まれ
4品種となりました。
因みに、ヨーロッパに最初に紹介されたのは、白の八重だったとか
Vol.32 ロサ・シネンシス・ミニマ
ミニバラの元となったバラです
このバラが無ければ、現在のミニバラはありません
しかし、不思議なのは、現代バラと言っても良いような
花付きと、花色、花首もしっかりしているし
すでに完成されたバラと言っても良いでしょう
Vol.31 名無しの「緑色のバラ」
そこそこ、バラ栽培している者にとって
「親品種が何か?」を考える事は良くありますが
この品種の親品種は「ゴールドバニー」です。親品種とは似ても似つかないバラが誕生しました。花色は良かったのですが、株の姿に難があり世に出ることはありませんでした。
品種改良の現場では、あるあるで、花は良いけど耐病性が無いなど、世に出てこないバラは星の数ほどあります。
Vol.30「コンサルタントとして」
これまで様々な生産現場や、お庭でバラや、オリーブ、ブルーベリーの栽培コンサルタントを経験させていただき、順調にお客様も増えて、その他の仕事も含めて3月までは本当に多忙な毎日でした。4月になれば「一息付けそう」が見えてきた3月末の日曜にお世話になっていた方から、メールが届きました。
開いてみると「この度開催される『浜名湖花博2024ガーデンパーク会場』でバラのコンサルタントをお願いしたい。花博全
Vol.29 シックな色合いのバラ 「ジュリア」
未だに切り花品種としても人気のある品種です
この色合いは、後から様々な品種が出てきましたが「ジュリア」の品のある感じにはかないません
お庭に植え付ける場合、少々病気に弱く中級者以上にお勧めといったところですが
シックで、たおやかな感じは、唯一無二と言っても良く
大好きなバラの一つです。