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自分の本当の姿を知ることを恐れる理由とそのデメリット

セッションをしていると、結構な割合で「自分自身の本当の姿を知りたくない」という人がいます。
なぜ、自分の姿を知りたくないのでしょうか?
個人的な経験談を元にたどり着いた答えが、心理的な防衛メカニズムが働きコンフォートゾーンに入っているからと言う部分に集約されます。
自分の本当の姿を知ることは、自己批判や自己評価に直面する可能性があります。これによって、不安や自己否定の感情が浮上し、心理的なダメージを受けることを恐れるのです。
また、自分の本当の姿を知ることは、現状の快適な生活や自己イメージに変化をもたらす可能性があります。しかし、その変化や成長には不確実性や苦労が伴うため、そのリスクを避けることを選ぶのです。

前に投稿したように、仮に現状維持が出来たとして、それが本当にコンフォートな状態なのか?ということは考える必要があります。主観的なコンフォートと客観的なコンフォートを考える必要があり、得てして主観的なコンフォートの視点で見て導いたコンフォートゾーンは、「客観的に見てのコンフォートになっているか?」と言われたら、大きく外れてしまっている方がほとんどです。だからこそ、そこを修正する意義は大きいです。

では、自分の本当の姿を知らないまま生活することのデメリットは何でしょうか?
デメリットは様々ありますが、分かりやすい話を3点上げるとしたら、成長の妨げと満足感の欠如、間違った方向への進路でしょう。
自己認識や自己理解が乏しい状態では、自己成長の可能性が制限されます。自分の強みや課題を正しく把握できないため、自己啓発や目標達成においても限界を感じます。また、本当の自分を知らずに生活することは、内なる満足感や充実感を得る機会を逃すことを意味します。自己理解を深めることで、自身のニーズや価値観に合った生活や目標を見つけることが大事です。

自分の本当の姿を知らないまま行動すると、適切な方向性や目標を見失い、誤った道に進む可能性があります。時間やエネルギーを無駄にすることや、後悔や不満を抱えることになるかもしれません。

自分の本当の姿を知ることは、成長や満足感、適切な進路を見出すために重要です。間違った方向にいる時間が長ければ長いほど、変化する際の恐怖心や心理的ダメージは大きくなります。そうなる前に、恐れや不安に立ち向かい、自己理解の旅に踏み出す勇気を持ちましょう。
自分自身と向き合い、本来の可能性を引き出すことで、充実した人生を歩むことができるのです。

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