見出し画像

#214 鬱と有料記事に関して思うこと雑文。

 今日は一日中なーんもしなかったです。コーヒー飲みに出かけて、スマホぽちぽちして、帰宅したら横になってスマホぽちぽち。少し集中力がありさえすれば、読みかけになっている本の続きを読みたいのだけれど、それもできないので、またぽちぽち。

 天気のせいなんだろうか?以前は雨だろうが嵐だろうが、体調の変化など感じなかったのに。ここ数年でだんだん影響を自覚するようになってきて、最近ではもう、動けなくなるレベル。

 肉体的な活動限界は、調子のいい日で2,3時間、今日みたいな日は朝からゼロって感じです。どうしてこうなった?本音を言えば、もっと薬のパワーで動けるようになるのなら、増量してほしいと思うくらい。まあ、医師の判断が正しいと信じているので、指示通りの薬を正しく服用していますがね。

 世間では朝から電車に乗って、夕方まで働いて、帰ってきて風呂入って飯食ってアニメ観て寝る。そんな忙しいことよくできるなと思うと同時に、ちょっと不安になる。今の自分には絶対に無理。精神的にも肉体的にも無理。

 なんなら、給料100億円あげるから戻っておいでと言われても、泣きながら「無理だぁぁぁ!タダで100億円くれよぉぉ!」って泣き叫ぶ自信がある。いやもう、100億円の話自体で病むから近づいてくんな、と思うかもしれない。

 無理をしてはいけない。でも、身の回りのこと何にもできません、と言うのは憚かれる。本当に限界なら介助を頼むこともできるけど、知らんおっさんかおばさんが我が家に来ること自体がどでかいストレスになりそうで無理。

 メンタルぶっ壊すと失うものが多すぎる。いやしかし、失ったものは具体的に何か?というと…キャリアとか?どうでもいいか、と思ってしまうな。でもきっと、しばらくしたらまた労働市場に戻らないといけないのだ。それが嫌だな。もっと激しくぶっ壊れる自信がある。

 あとはもう、あれだ。病む前から既に歪んだ思想の持ち主だったので、資本の常識みたいなことについていけない。前は内心、仕事を虚無だと思っていても「いいじゃん。お金もらえるし」みたいな内部処理ができたけど、もう無理かもしれない。

 ネットで収益を得ている人の中には、そういう経験を経て「自分のやりたいことで稼ごう」と考えた人も多いだろうけど、やっぱり収益化が最優先になっている人の発信はおかしい。皆にとって有益な情報です!みたいに煽っておきながら、お金払わないと教えませーん!って、人がやってるのは勝手だけど、自分がやったら罪悪感でおかしくなりそう。

 本当に有益な情報なんだったら、それは公共財みたいなもので、広く無料で読めるようにしないといかんでしょ、というのがわたしの考え。そもそも、情報商材・ノウハウ系記事を買うくらいなら本買った方がいいわ。だから、わたし自身がそういう記事を売ることはない。売るようなノウハウも持ってないけど。

 とはいえ、わたしも有料記事を出してはいるし、アフェリエイトもやっている。でも、自分自身の思想がボトルネックになってお小遣い以上の稼ぎにはできないな。現在の、投げ銭スタイルの有料記事(無料で全文読める)プラス、自分が実際に使って良かった商品のアフェリエイト。それがわたしの道徳的限界。

 そう、人様からお金をいただくのってさ、道徳的限界があるでしょ?ない?会社からサラリーをいただく分には、いくらでもいただけますよ。時間と肉体と心を売った対価だからね。金貸しから借りるのも別に、破綻するギリまで貸し付けて利息を回収し続ける商売なので、貸すのも借りるのも同じ穴のムジナとしか思っていない。

 でもやっぱり、有料記事を買ってもらうっていうのは違うんだよな。所詮は本で読んだとかニュースで見たとか、そういうソースからの三次情報で、誰のチェックも受けずに出せるから、個人のバイアスもかかりまくってる。詩とか小説とかには当てはまらないけどね。

 わたしが書くような有料記事は、そんなもん。紹介した本や映画に直接触れてもらった方がいいってこと。でも、わたしは記事にかけた労力に対してのお金は、いただけたら嬉しいなというスタンス。もちろん、タダで読んでもらっても一向に構わないし、むしろそれを前提にしている。

 どのSNSにもいる情報商材を売っている人、noteならメンバーシップを集めて攻略法を売っている人とか、あれをまじで罪悪感ゼロでやってるなら、結構図太いなと思っちゃうよ。上流ががっぽり儲かる商売じゃん。それをまあ、いかにも清潔なイメージを保ってやるってのがね、すごいなと。まあ、noteのプラットフォーム自体がそういう仕組みだし、非難される謂れは一切ないのだがね。歪んだ個人の感想です。

 天気は明日の方がマシっぽい。今日は早めに寝て、明日は身体が動くことを祈ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?