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ボリビア料理を日本でも

おいしい、へるしい、ボリビア料理


ボリビア料理

サルテーニャ


1.サルテーニャ
 ラパス市のミラフローレスという地域には、おおきなサッカースタジアムがある。その近くに、とても美味しいサルテーニャ屋さんがあった。サルテーニャとは、アルゼンチンのサルタ地方からボリビアに移住した人たちが作っていたエンパナーダ(※)のこと。

「あの移民たちが作るエンパナーダ、おいしいね」
「おいしいね」「おいしいね」
「サルタから来た人たちが作ってるんだって。サルテーニャって言うんだって」
と広まって、今ではラパスのソウルフード。
ポトシという鉱山の街でも、サルテーニャを見ない日はなかった。
ちなみに、ポトシのサルテーニャが一番おいしかった。

日本でのつくりかた

1.ソフトクッキー生地をつくる
2.肉を軽く炒めましては、テキトーに味付けも。
イメージは、スパゲッティにかけるミートソース
そして、2を1でつつむ。オーブンで焼く。

ま、同じものはできませんよ。



※ エンパナーダとは、アンデスバージョンの肉まん、って感じぃ。パン生地やパイ生地、クッキー生地に肉類を包んで、蒸すのではなくたいていは揚げたり焼いたりしたもの。形は、丸いものもあれば三角や四角いものもある。

ソパ(スープ)



2.スープ類
 お昼ご飯は、丼ぶりでSopa(スープ)を食べることが多かった。そのスープのなかに、緑黄色野菜も雑穀キヌアもジャガイモも入っている。
パスタか米が入っていることもある。
これだけでお腹いっぱいになる。一食50円くらいだった。
日替わりでいろいろなスープを堪能できた。

一番おいしかったのは落花生のスープ!!
(巻末にレシピ記載しています)

にせうさぎ


 3.ファルソ・コネホ(Falso conejo)
 偽ウサギ、という名前の料理。
ウサギのかわりに、なぜか牛の肉が使われているから
「偽(にせ)」ウサギ。

ちなみに、ペルーはクスコで
アルパカとかモルモットとか食べてました。
(私は食べてないんだけど、現地の皆さんが)

たまごのポンチョ


 4.ポンチョ・デ・ウエボ(Poncho de huevo)
 たまごのポンチョ、という名前の料理。
こんなものはない。が、
私が作ったオムライスをボリビアの人たちはこう命名していた。


マニアスープ


 5.ソパ・デ・マニー(落花生のスープ)

 私が一番好きだったボリビア料理。作り方も覚えた。

 材料:
ピーナッツ(生の落花生を仕入れなくても大丈夫!)
にんじん、たまねぎ、じゃがいも、鶏肉、フライドポテト、
作り方:
①にんじんとたまねぎをみじん切りにする。②じゃがいもと鶏肉を一口サイズに切る。
③寸胴鍋にいっぱいの水と鶏肉を入れ、弱火でじっくり沸騰させる。
④沸騰させている間に、ピーナッツと水をミキサーに入れて粒が無くなるまで回す。
⑤鍋からあくを取り、じゃがいもを入れる、次に①と④を入れてよく煮立てる。
⑥しっかり火が通ったら、お好みで塩などを加えて味をつける。
➆どんぶりによそって、フライドポテトをトッピングしたら出来上がり。
 
 落花生はいろいろな料理に登場していた。たとえば、牛の心臓を串焼きにしたアンティクーチョという料理にかけるタレも落花生で作っていたし、かき氷に落花生をトッピングして食べてたり。



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