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Kawasaki ZXR初代カラーリング復刻

1989年、レーサーレプリカ全盛の時代にカワサキが世に送り出したZXRシリーズ。
倒立フロントフォークやシフトダウン時のショックを軽減するバックトルクリミッターなど最新装備がふんだんに盛り込まれ、カウル後方から洗濯ホースのようなダクトがタンクへと繋がるK-CAS(カワサキ・クールエアシステム)も特徴的。
4ストロークのレーサーレプリカとしては国内4メーカー中最後発となったが、そのデビューは鮮烈だった。

そのZXRの初代カラーリングが復刻されて、今スーパーバイク世界選手権を走っている。

Kawasaki RacingTeamのFacebookページより

これはカワサキの創立125周年を記念してデザインされたもの。

そして復刻カラーのZX-10RRをライディングしているのが、前人未到の6連覇を達成したディフェンディングチャンピオン ジョナサン=レイ選手。
レイ選手は、現在7連覇をかけたチャンピオン争いの真っ最中である。

チャンピオンナンバー#1をつけ疾走するレイ選手
《WSBのインスタグラムより》

そしてチームメイトのアレックス=ロウズ選手は、これまたカワサキ往年の名車 GPz900Rの復刻カラーを走らせている。

Kawasaki RacingTeamのFacebookページより

こちらのバイクは映画『トップガン』で、トム=クルーズが乗っていたことで有名。

カラーリングを見ただけで当時の気持ちが呼び起こされる、復刻のマジックはなんとも不思議なものだ。

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