レトロカメララボ京都

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PENTAX 67

ペンタックス 67(旧名6×7)は、1969年7月に発売され後継機の67IIが発売される1998年まで30年も生産され続けた中判フィルム一眼レフの名機です。 67は、35mmフィルム一眼のサイズや重量に比べ桁違いに大きく重いので、化けものようなペンタックスと言う意味合いで「バケペン」と通称で呼ばれるようになりました。 写真の67は、PENTAXのロゴで67と表記されていて後期タイプです。 初期・中期は、ASAHI PENTAXのロゴの上にAOCoのロゴマークがあり6×7と表

    • Nikomat EL

      Nikomat ELは、1972年12月に発売されたニコンFマウントの一般ユーザー向け一眼レフカメラ。普及機と言えどもニコン初の絞り優先AE機とあって当時の最先端の技術が搭載さたカメラです。 Nikomat ELの外観軍幹部のエンブレムがNikomatとあり一般向けのカメラをアピールしていますが、中身はニコンの堅実な作りで変わりなくプロ機と同じFマウントレンズが使えます。輸出向けのネーミングはNikkormatなのでニッコールレンズが使える普及機であることが理解できます。

      • Ricoh R1s

        Ricoh R1sは、1995年11月に発売されたコンパクトフィルムカメラで、パトローネ部分を除いてボディの厚みが25mmというとてつもなく薄い元祖スナップシューターです。 前年に前機種のR1が発売され世界から絶賛されたカメラでしたが、R1sではさらにマルチコートレンズが搭載されシルバーカラーが追加されました。 以前フィルムカメラ時代にR1を所有していましたが、デジタル機を使うようになって手放してしまいました。でも、旅先で使うのに邪魔にならない大きさで使い勝手が良かったので

        • Nikon F2

          NikonF2は、1971年9月に発売されニコンF一桁機最後で完成形のメカニカルシャッターのカメラ。 F2は社内デザインではあるものの、初代Fより欠点を改善し操作性を向上させ自動化により扱いやすい機種になりました。 シャッタースピードは、1/2000秒まで高速シャッターを切れるようになりセルフタイマーを使って2秒~10秒まで低速シャッターにも対応します。 F2の魅力は、フォトミックを取り付けた時に見た目が悪くならない高さを抑えた台形のデザインです。F2はフォトミックがベース

          Nikon F

          NikonFは、1959年6月に発売されたニコン初の一眼レフカメラ。 亀倉雄策氏が外観デザインを手がけたFは、とんがり頭のアイレベルが可愛く、ニコン初の一眼レフ機でありながらすでに完成された形になっています。 1974年6月まで15年もの間生産されアイレベルの他にもフォトミック、フォトミックFTn等のファインダーが登場し、露出計を内蔵したファインダーで撮影がしやすくなりました。 このFの魅力は、強靭なボディとガシャンと奏でるメカニカルシャッターです。 Fは、ほぼメタル部品で