長い説明よりも

昨年末から年始にかけて会社に派遣で来られた方が2名ほどいて、その対応を少し行った。対応といっても会社の中を案内する（別にそこまで大きいわけではないが）とか、ローカルルールを教える（これもすべてではない、気が付いたものを）とか、そういったことだ。案内がてら、そこらへんにいた人に話しかけて「〇〇さんです、よろしくお願いします」と雑談をするなど、ちょっとしたコミュニケーションのきっかけづくりなどもやった。

最初はどうしてもやることが定まらないので、場当たり的な対応になってしまったり、あれをやっている途中でこれをやってと変わってしまったりする。予定もこちらである程度、決めてあげなくてはならない。朝、ちょっと集まって話をしたときに今日一日の流れを順序立てて説明したつもりだった。

しかし、一通り説明した後に、「この後、何をすればいいんですか？」と質もされてハッとしてしまった。整理して説明したつもりが、おそらく話が長くなってしまい、この後の予定がすっぽりと抜けてしまったのだろう。なるべく話が長くならないように…と思っていたが、どうも色々な情報を詰め込み過ぎたせいで最初のほうにした説明が行き届かなかったらしい。

もちろん本当に一回で伝えたいなら文字にして渡すなどのやり方はある。だが、今日はそこまでのことでもなく、単にコミュニケーションの仕方ということが言いたかった。思いついたことはあれこれと言ってしまうのだが、その時に必要なことをコンパクトに――。それを心掛けたいなと思った次第だ。