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よいとまけ

北海道のお菓子といえば?白い恋人、マルセイバターサンド、じゃがポックル、ロイズなど、上げればキリがないほど出てくる。しかし、北海道の人に聞くと、これらはお土産商品なので普段はあまり食べないそう。それもそうだ、お土産品をその土地に住む人が食べることは他の地域を考えてもあまりない。

「それなら(銘菓で)何を食べるの?」と聞いてみたところ、返ってきた答えは「よいとまけ」だった。よいとまけ?美輪明宏の歌くらいしか思いつかなかったが、調べてみるとこんな商品だった。

前にTVで紹介されたこともあるらしいが、上に挙げた商品比べると知名度はなさそうだ。でも、北海道の人が薦めるくらいだから美味しいんだろうと思い、ネットで買ってみた。そして、今日届いたので早速頂いてみた。

キャッチコピーは「日本一食べづらいお菓子」なんというネガティブなコピー。史上最低の遊園地と謳ったとしまえんのようだ。開けてみると、たしかにベトベトする。袋から出す時も引っ掛かってなかなか出てこない。ただ、すでにカットされているのは有難い。これに包丁を入れるとなったら…大変だ。

本州の人はハスカップに馴染みがないが、北海道の人は結構好きらしい。ブドウっぽいけど、ちょっと違う。よいとまけのハスカップジャムは酸っぱめだが、ロールケーキが甘いので、バランスが取れている。ぼそっとしているので、何かお茶があったほうがよい。お茶を飲みながら食べるにはちょうどいいお菓子だ。やみつきになる味で美味しかった。

今の時代、ちょっと調べれば色々と出てくるが、人に聞いて試してみるのは面白い。今回は薦められてすぐに購入できたのがよかった。教えてくれた本人に感想を伝えて、また色々と会話が弾めばいいなと思う。

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