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郷土の偉人

2シーズンぶりに大河ドラマを見ている。不評の嵐だった(?)いだてんは全話最後まで見た。その後の麒麟がくるは、いだてん疲れからか、全く見なかったが、最終話だけ見た。本能寺の変は日本史の中でもミステリー要素が多く、今までもたくさんのドラマで描かれた出来事である。最終話だけ見た人間でも、いい作品だったんだなと思わせれられる最終回であった。

さて、現在放映しているのは青天を衝けである。主人公は江戸末期~昭和初期を生きた渋沢栄一である。彼の興した会社は約500社で、今でも我々の暮らしを支えている。実業界の父と言われる所以だ。

話は変わるが、私は埼玉県の出身なのだが、小学生の頃に郷土の教科書なるものがあって、そこに渋沢栄一のことが書かれていたことを微かに覚えている。微かに、と書いたのは、何が書いてあったかまでは定かでないということで、おそらく授業では取り上げていなかった。でも、ドラマからもわかる通り、出身は現在の埼玉県深谷市なので埼玉県の偉人であることに変わりない。小学校の時に取り上げられなかったのが残念に思う一方、自分でちゃんと読んでおけばよかったなぁと少し後悔している。

昨日放送された第4話では、岡部藩に対して上納金を収めることに反発した様子が描かれていた。この出来事が倒幕へと彼を傾けさせることになったのだろうが、その意に反して、幕臣になって一橋家に仕える。これが今後の流れになるのだろう。吉沢亮さんの演技が素晴らしく、単なるイケメン俳優ではないなと思わせられる。随所で対比される草彅さんも、もはや凄みしか感じない。

郷土の偉人が何を思っていたのか。学ぶには今からでも遅くないということで、今日は書店で論語と算盤を購入した。大河ドラマのおかげだろう、訪れた書店には特設コーナーができており、すぐに見つけることができた。じっくり味わってみようと思う次第である。

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