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避難訓練の意味

来週、避難訓練をすることになっていて、そのシナリオを同僚が考えていた。本来ならば違う人がやるはずだが、調子を崩している理由から彼がやることになってしまった。

昨年も避難訓練は行っている。ただ、自分は当時、今の職場にいなかったので実質、今回が初めてということになる。本当なら去年の反省を踏まえてやらなければならないのだけど…と、彼はコメントしていた。

本来やらなければならないことの片手間でやっているのだから、ある程度の割り切りが必要だろうと思った。理想を上げれば切りがない。それに避難訓練はあくまで訓練、トレーニングなのだ。それに注意喚起の意味合いも大きい。だから、毎年同じような内容であったとしても繰り返しやって刷り込むことが大切だ。そういった視点の意見を伝えることにした。

本当に災害が起こったときに、冷静な判断ができるかなんてわからないし、きっとこれまでの災害だってベストな選択ができなかったことが招いた悲劇だってある。だからといって、それを責めてはならないし、そんなときに正確な判断ができる人がどれだけいるんだろうか。とりあえず、今思いつく「これをやってはいけない」ことをリストアップするだけでも価値があるんじゃないかと思う。

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