見出し画像

裏方の役割とは?

配信サービスを最近色々とあるが、NHK+もなかなかよい。NHKと契約していれば見逃した番組を1週間なら配信で見ることができる。鎌倉殿の13人を楽しく見ているので、それ関連の番組を何気なく探していたら、3日に放送されたプロフェッショナル 仕事の流儀は小栗旬さんの特集であった。

ディレクターと小栗さんのやり取りがメインで、なかなか掴みどころのない小栗さんだが、共演者やスタッフに対する思いやりに目を見張るものがあった。全員の名前を覚える、休憩時間にコミュニケーションを取る、自分のマスクに今日のキーワードを書いてネタにするなど、なかなかできることではない。大河ドラマの公式HPでも共演者たちから座長としての力量を評価されていたコメントがあったが、まさにその通りの映像だったなと思う。

ところで、役者が場面を演じる際に悩み、葛藤するシーンが映し出されていたが、悩むのは役者だけなのだろうか。むしろ、演出担当や監督といったスタッフの存在がそこにあるはずであり、役者だけが悩むわけではないだろう。スポットライトが当たる人に注目がいきがちだが、こういうふうに演じてほしい、このセリフはこう話すべきだといった指示は、裏方がやって然るべきなような気がした。

もちろん、今回は小栗旬スペシャルだし、馴染みのある(共演者の)俳優があれこれ言ったというほうが画になる。しかし、本当のところ、どうやってドラマを作っているんだろう?という舞台裏まではわからなかったので、作り手や演出家などに焦点を当てた番組というのも見てみたいなと感じた。もちろん、スペシャルの内容は面白かったのだけれど、どうしてもその部分が気になってしまった。

よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートは新しいことを生み出すための活動に使用させていただきます。