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【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年4月(5)【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思い、まとめ記事を発信しています。

今回は『2024年04月30日まで』の記事まとめです。



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1.美人画の雪月花 培広庵コレクション展 会期残りわずか※5月12日まで(県教育委員会)



好評開催中の展覧会「美人画の雪月花 培広庵コレクション展」も会期の折り返しを過ぎました。
164点もの美人画を一堂に見られる絶好の機会。

5月12日(日)までです。

竹久夢二の「夢二美人」に代表される憂いを含んだ女性像や、モダンなライフスタイルを反映した新しい女性たちの姿が大正から昭和初期にかけて数多く描かれました。

長い時間と情熱をかけてそうした「美人画」を蒐集してきた培広庵氏のコレクションから、上村松園や北野恒富、島成園、土田麦僊ら京都大阪を主に活動の舞台とした画家や、江戸浮世絵の流れをくむ鏑木清方、伊東深水、山川秀峰ら、東西美人画家の名品約160点を特別公開します。

過去20年以上にわたり開催された、培広庵コレクション展のなかでも最大規模の展覧会になります。
作品を通して時代と世相、各画家ならではの表現、女性美のありようの変化を楽しめる必見の展覧会です。

美人画。
昔の作品ですが、今でも充分美人と呼ばれる各作品を是非ご覧ください。

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2.【Tachibana Life♯30】高校生から学ぶ ふくしまの今とこれから(県立橘高校)



 3月11日、東日本大震災の発生から13年が経過しました。震災からの復興が謳われる一方、福島第一原子力発電所事故の収束に向けてはまだまだ難問が立ちはだかっています。

 そういった現状の中、震災・原発事故からの復興について学びの成果を発信する高校生の輪の中に、橘高校の2年生4名が加わり、思いを共有する皆さんと意見を交わしました。

 本事業は、今回で2回目となる取組で、福島の食に対する風評被害が未だ0ではないことから、福島の復興への一助として始まったものです。

 高校生学習発表会では、「ふくしまの今とこれから」をテーマに、福島県内の高校4校と東京都立外山高校の計5校でのスライド発表を実施しました。

 ポスターセッションでは、本校は「高校生が挑戦する機会を増やすためには?」をテーマに、普段の学校生活の中では育まれにくい「予測不能な時代を生き抜く力」を地域との関わりの中でどのように伸ばしていくかについて発表しました。

 また、原発事故によって生じた「除去土壌の再生利用」に着目した高校の発表では、高校生どうしによる活発な議論がたたかわされました。参加した皆さんは、福島県内外の高校生が「除去土壌」に強い関心を示していることに衝撃を受けつつ、これらの課題を自分事として考えなければいけないという意識が生まれたようでした。

処理水の問題などまだまだ終結はしませんので、これからも取組みを続けていく必要があります。

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3.ユネスコ世界寺子屋運動「書きそんじハガキ・キャンペーン2024」(県立安達高校)



 ユネスコスクールの活動の一つとして、上記のキャンペーンに参加しています。

 書きそんじハガキや、使わない切手などを募金に変え、学びの場を奪われた世界の人びとに学ぶ機会を与え、読み書きや技術を学べるようにする活動です。

 14枚のハガキでひとりが1ヶ月学校に通えます。

 「自分ができる支援の一つ」として、今後も活動に参加していきます。書きそんじハガキ、使わない切手だけでなく、プリペイドカード、金券などの「タンス遺産」があれば、ぜひご協力ください!

華々しい支援・自分にしか出来ない支援が注目を浴びがちですが、こういった「普通の人でも出来る支援」に参加することも重要です。

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4.桑野小学校授業実習①【教育コース】(県立安積黎明高校)



2月28日(水)2年生教育コースの生徒が、郡山市立桑野小学校で授業実習を行いました。
3年生の国語、算数、5年生の理科、6年生の国語、算数の授業をさせていただきました。

3年生の国語では『モチモチの木』の授業を行いました
。本文を読みながら行動や気持ちに線を引かせ、グループになってワークシートに記入し、内容を共有させるという授業を行っていました。
算数では、「正」の字を使って数を数え、整理する方法を教えました。
7人グループでの授業のため、黒板を書く係、説明する係、机間巡視をする係をそれぞれ決め、子どもたちと目線を合わせて授業を行っていました。

授業の後は、小学生と同じ教室で一緒に給食を食べました。

昼休みは校庭で遊びました。鬼ごっこをしたり、ドッジボールをしたり…高校生も全力で遊びました!

「まだ高校生としゃべってないよ!早くしなきゃ!」と言いながら校庭に向かう子どもたちを見て、この日をとても楽しみにしてくれていたのだな、と嬉しくなりました。
昼休みは短かったですが、お互い仲良く遊ぶことができ、楽しい時間を過ごしました。

高校の授業では学ぶことの出来ない、貴重な体験をすることが出来たのではないでしょうか。



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