報55 僕らの中学時代の音楽~思春期と音楽~

最近、うちの界隈で音楽に関するnoteを書くムーブメントが来てるようなので、その流れに便乗して何か書いてみようと思い、キーボードをバンバンしてる(筆を取るの現代風表現)次第です。

ただ、自分が書くにあたって致命的な問題があるとすれば、音楽の知識がまるでない事。
「なんか好き」とか「ここのドラムの感じがいい」とかばっかりで、やれジャンルがどうとかコード進行がいいとか全然書けないのです。
更に、「なんで好きか」を深く考えて来なかったので、大体の物に対して理由が書けないわけで。
なので時折音楽記事書いても、その様はまるで音楽の授業で無理やり書かせられたクラシックの感想と変わらないわけで。そんな浅っさい記事を書きます!(筆者宣誓)

今回は、青春時代の思い出ソング。
と言っても、今に続く路線、Dragon Ash・音速ライン・school food punishmentのMY御三家に出会う前、中学時代(2000~2002年)に聴いてた曲について少しご紹介しようと思います。

小学生時代はそこまで音楽に興味がある子ではなかったと記憶してます。せいぜい、テレビで見たポケビ・ブラビのCDを買ってもらうくらいに留まってました。
中学1年の頃、ラジオの遠距離受信にハマり、その中で聴いた筋肉少女帯にハマりました。親の影響なく好きになった最初のグループです。
それまでは比較的流行ってる曲などを聴いたりしてましたが、この頃からだんだん天邪鬼化は始まってしまいました。
ただ、明後日の方向へ行ってる自覚はあり、「人に言える好きなグループも作りたい」と模索してた、ある意味一番メジャーな音楽も聴いてた時代を振り返ります。


History of us / EARTH

珍しく、アイドル…と言うかダンスユニットのCDを買ったのがこのグループ。
当時中学2年生くらいだったと思います。
とっくにスケベ心は目覚めてましたが、意外と音楽にはその要素を求めなかったのです。
その為、モー娘。なども全く追っておらず、全盛期のメンバーもあまり知らないという硬派(笑)な一面も。世間知らずなだけです。

Is This Loveで知り、アルバムを買ったら1曲目の当楽曲にハマりました。
この頃から既に歌詞云々はあまり気にしておらず、とにかく曲とボーカルメロディが好きでした。
というか、恥ずかしいのですが、歌詞の読解力が無さ過ぎて理解できないのが大きいです。国語のテストによくある、物語に対して心境を読み解くとかは割と出来ますが、詩や俳句の読解になると途端に意味不明な言葉の羅列に見えてダメなんです。なので歌詞カード見ながら聴いたところで「声という音」でしか入ってこないのです。 これは今も変わってません。

今聞くと、打ち込みですが音としては比較的ダンサブルなロック要素があり、根底は変わってないなと思いますね。

We can't stop the music / DA PUMP

EARTHより前の時代ですが、同じくダンスグループでよく聞いてたのはこの曲。
DA PUMPでも、この曲が好きだと言ってる辺り、この小中学生やるなって思いますね、今でも。
上記と同じく、曲とボーカルメロディが好きなんで、ダンスとかは全然見た覚えないです。

全然関係ないんですが、クラス内ヒエラルキーが俺より上の友達の家の車に乗った際にカーステで流れてた曲が、DA PUMPのCrazy Beat Goes Onや、RAG FAIRの恋のマイレージなどでした。
我が家の泥臭いロックが延々と流れるのとは異なり、とにかく売れ線の曲だったのでリア充はカーステから違うなーと勝手に自己嫌悪に陥ったのを覚えてます。 日陰中学生の生きにくさを象徴するかのような、本筋と全く関係ないエピソードありがとうございます。

太陽をぶっとばせ!! / Whiteberry

めちゃイケのエンディングテーマで知った曲。
これはアルバムを買い、全体的によく聴いてました。
イントロのポップさとか、もう大好きです。ああいうシンセいいですよね。
エンディングでもっと見たい!ってなるんですが、これはこれでワクワクする感じ。
夏祭りのカバーバンドのイメージが強いと思いますが、オリジナル曲もなかなか良かったと思います。

うちのマザーは歌唱力がアレだなーと苦言を呈しまくってましたが。

Child's Replay / スケボーキング

これが好きな子供もどうかと思いますが、好きだったものは仕方ない。

この曲は、新ウンナンの気分は上々のエンディングテーマでした。
エンドロール中に、「NEXT WEEK」の文字と次週予告映像が流れ、バックにこの曲が流れるわけです。
楽しそうな映像に、切ない淡いこの曲で締め。これがなかなか合うんですよ。

どの辺が気に入ったかと聞かれると非常に困るのですが、サビの加工音声っぽいボーカルと、ラップのボーカルの掛け合いが心地よく好きになったのかもしれません。
多分、初めて全編ラップの曲で好きになったのではないかと。
そこまでHIP HOP調ではなく、バンド演奏にラップの形式は割と受け入れられるようです。 その辺りはのちにDragon Ash好きになるポイントと重なります。

余談ですが上々のエンディングで知った曲は結構多く、
・光について / GRAPEVINE
・Ghost Mind / New Cinema蜥蜴
・Aurora Tour / NiNa
・Cage / 鬼束ちひろ
・TOKYO / Change'ng My Life
などなど。 これだけでまた記事書いてもいいかもしれません。
今思うと、バラエティー番組の、それも結構楽しい雰囲気の番組である上々のエンディングに鬼束ちひろのCageは重すぎる気が。

早い話、私を逃がしてくれって曲ですからね。

足跡 / 19

ラップが蔓延る当時の音楽業界に嘆いていた俺。
上記のように例外はありますが、「あれは歌じゃない」と否定的でした。
当時は流行っていた事も要因ですが。やっぱ天邪鬼じゃねぇか。

そうは言いつつ、「19」や「ゆず」はほぼほぼ通ってないんですよね。もう少し後のコブクロやケミストリーもほぼ通ってないわけで。
19はこの曲だけです。
和風なメロディと言えばいいんでしょうか、日本人の好きそうなメロディが好きなんですよね。この辺りは音速ラインが好きな理由に繋がっていきます。

このCDを借りパクしたかどうかで友達と揉めた記憶があります。
音楽について熱く語った青春とか無いです、えぇ。いつだって小競り合い。
結局そいつが借りパクしてましたが、俺もそいつから地雷ゼロの曲(ZERO LANDMINE)を借りパクしてたので引き分けでした。

Money / 野猿

筋肉少女帯を除いて、この時代で複数枚CDを持っていたのは野猿くらいでした。
番組(みなさんのおかげでした)はそこまで見てなかったんですが、CDは割と買ってました。大体中古で。お金ないもんね。

その中でも一番好きなのが、Chekin Guy's…のカップリングに入っているこの曲。アルバムにすら入っていません。
バラードまで行きませんがスローな楽曲。 歌詞のもがき苦しむ感じと、そこから這い上がるような明るいとも暗いとも言えない曲調がマッチした名曲です。
「俺は俺でいたいよ」の歌詞が、思春期のれすと少年にほんの少し勇気をくれた気がします。

Ash / 野猿

もう1曲、野猿から。 太陽の化石のカップリング曲。
大好きな曲なんですが、
親の離婚騒動のさなか、ものすっごくブルーになりながら聴いた1曲です。
堕ちたい時に曲で堕ちる事も出来ると知った、中学1,2年の頃の苦い経験です。
その後持ち直したのですが、この曲聴くたびにその時の事思い出すので、好きなのですが距離を置いています。
まぁ結局、うちの親は数年前に熟年離婚しましたけどね。

終わり。 後味悪いですな。

サポート頂けると、恵まれない大人にワクチン(リポD)を買ってあげる事が出来るので、気が向いたらよろしくお願いします。