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報66 ポラリスコード初プレイ感想文

ポラリスコードを初プレイして参りました。2クレだけ。

感想やら思うところを書き連ねたいと思いますが、
・21年間ずっと弐寺がメイン(他はノスタルジア、指をかじる程度にしか触っていない、他社ゲーはクロスビーツやグルコス程度)
・キャラ育成系の音ゲーは全く触っていない(ときドル程度)
・ボカロ、歌い手、VTuberは全く聴かない(音ゲー曲以外はRockしかほぼ聞かない)
といった感じなので、想定しているであろうプレイヤー層にかすりもしない事を分かった上で触りました。それを踏まえての感想である事をご承知おきください。


・音ゲー部分は思ったより面白い

タッチパネルゲーは、映像面での汎用性は効く分、出来る事も相当限られており、既に出尽くした感あります。
やはり打鍵感のある入力デバイス方式の方が好きなので、その点は良かったです。 レバーは左右に動かした後、勝手に中央に戻ってくれるので、押してる感触しっかりあって楽しかったですね。
ボタンは、チュウニズムやノスタルジアより打鍵感のある感じで、嫌いじゃないですね。スライドは、高難易度になると怪我するんじゃねぇかなって気が。 てかコレをもうちょい細くしてノスタルジアで出して欲しかった(キーマニプレイヤー的感想)。

音ゲー部分のチュートリアルは、割と丁寧にされています。
全体のゲーム性はさておき、音ゲー部分は物理デバイスのある音ゲー入門にはピッタリなのではないでしょうか。

・判定ラインをもうちょい上にさせてくれ

これは特に個人の感想かもしれないですが、判定ラインが低すぎる。その所為か一生FASTしか出ない。あんな下までノーツ表示領域要らん。 弐寺でいうLIFTが欲しいところ。
ボルテとか、初期ノスタルジアのような斜めに降ってくる音ゲーが苦手なのも大きいかもしれません。

・フルコンボでB判定はやっぱり解せない

もう、この感覚がこのゲームのプレイヤー層にかすりもしていない事を象徴してます。 割り切ってるつもりですが、解せるか解せないかでいえば解せないですね。

・キャラが成長してるか全く分からない

一番不可解な点はここでした。
元々キャラありきの音ゲーはスマホゲー含めてもやらないですし、やった事あるのもKONAMIの「ときドル」くらい。あれは適当にやっても数値とかレベルが露骨に上がるので感覚で分かったのですが、このゲームは少なくとも2クレやった限りでは数値が全く動いておらず、どうすれば成長するのかの通達も全くない。 いやあったのかもしれないが、見てる余裕がない。 もしかして、あの有料ガチャっぽいのを回さないとお話にならないレベルなのか? だとしてもその説明も見当たらない。

ボカロも歌い手もVTuberも全く聴かない中、なんとなくで興味ありそうな曲を探すのに必死で、「編成」とやらをしてる余裕もありませんでした。 にしても、デフォルトのキャラくらい普通何らかの数値動きそうな気がしません???

俺が分からない分には別にいいんですが、メインターゲットになるであろう初心者層には分かるのか、非常に疑問です。

・選曲時間が短い

正直、上記の事も含めてこれに尽きます。
この手のキャラゲーで選曲時間60秒が短いのか普通なのか相場が分かりませんが、慣れてない者にとってはあまりにも短すぎる。
音ゲー部分だけなら60秒でもなんとかなりますが、キャラをどうすればいいのかとか見ようとすると一気に足りなくなります。 なんか編成だか何だかのモードに入ると、モードの説明を文字でしてくれるのですが、その間も容赦なく制限時間が減っていく。タイムイズマネー。
一応、音ゲーに入る前に編成変えたりガチャ回したりする時間60秒+選曲時間60秒+曲決定後のオプション設定15秒だか20秒ありますが、到底足りん。

キャラの部分は公式HPからいじれるのでは?と淡い期待を抱いてサイト開きましたが、INFINITAS並みかそれ以下の情報しか見られませんでした。
もしかしたら、それありきのP-FREEなのか? えげつないぜ!

・タッチパネルがイマイチ

オプションでHSや判定を設定しようとし、手を離すと液晶上のスライダーが微妙にズレるのが糞ウザい。
これが選曲時間60秒でなければまだ許せるが、あの短い中で選曲をし難易度を選びオプションを決めようとしてる中でヒュッと0.5とか平気でズレるのがイライラする。 +/-のボタンが欲しいところ。

・オプションあれこれ

オプション周り自体は、稼働初日という最初期にしては充実してるのは流石といったところでしょうか。 FAST/SLOWの数も最初から出てますし。ただ、どっちに寄った時に判定をどっちにずらせばいいのか書かれてないとか、全体的に微妙~に不親切なUIしてる気がします。 痒い所に手が届くのに深爪で掻けない!的な感じです。その比喩が不親切。

イヤホンの音量が、端子を刺した直後か、オプション画面に入った時にしか変えられないのも昨今の音ゲーにしてはだいぶ微妙なところ。 そんな事で刺し直しさせてたらすぐ筐体側の端子部分壊れるぞ。

・カラーバーやテストパターンのモチーフが随所に

一番このゲームでときめいたのはここでした。 なんの話だよ。

カラーバーと、テストパターン(モノスコープ風)

選曲画面、現在選択している事を示す動作が「背景がカラーバーになる」というもの。 そして随所の画面で、背景にテストパターン(モノスコープ)らしきものが。
放送ヲタの端くれとして、現代にこういう演出を出してくれた事に感激してました。カラーバーはともかく、テストパターンなんて今の子知ってる!?すごくないコレ!!みたいな。 そんなとこ見てるから制限時間足りなくなるのでは(例の顔文字)。


総評としては、つまらなくはないが、不親切。
現代のゲームにしては説明がやたら少ない気がしました。 あれか、テレビ局がモチーフだから体で覚えろってか。

なんか愚痴っぽくなりましたが、「なんか惜しい」って感じですかね。「なんか」の部分が上手く言い表せないのですが。ブロガー辞めてまえ。 「糞ゲー」の一言で切り捨てるほどでないからこそ粗が目立つというか。全部ダメで片付けられれば午前3時にわざわざこんなの書いてないです。
もうちょっと練ってから出してもよかったのではと思ってしまいます。
今は物理デバイス以外ならオンラインアップデートでどうとでもなりますが、それまでにユーザーが見切ったら元も子もないわけで。

以上、己がプレイヤー層でないと分かっていながら触った感想でした。
あとは理解できた若い子に任せて、俺は弐寺に戻るぜ!あばよ!(CV:柳沢慎吾)


サポート頂けると、恵まれない大人にワクチン(リポD)を買ってあげる事が出来るので、気が向いたらよろしくお願いします。