薬の名前はたくさんある？！

薬剤師あいこさんのおくすりを知ろうシリーズ。

同じ薬なのに…～商品名と一般名のはなし～

「薬の名前」 薬には１つの薬に「商品名」と「一般名」があります。
例えばADHDに使われるインチュニブ、これは商品名です。一般名はグアンファシンといい、成分の名前を表します。
ちなみにジェネリック医薬品の名前が以前は各製薬会社が好きにつけていたのですが、わかりにくいということで、「一般名「○○」」という一般名の後ろに会社名がわかるようなアルファベットや名前をつける物にするという決まりができました。 それでも、やはり商品名と一般名が混在するので、同じ薬かどうかを気づくのが難しくなります。 発達障害の薬をベースに毎日服用しているお子さんでも、風邪などでは近くのかかりつけの小児科に受診することもあるでしょう。 複数の病院を受診する場合は必ずお薬手帳など服薬状況のわかるものを提示してほしいと思います。それにより相互作用(飲み合わせ)、重複などのチェックをすることが可能になります。