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#79 10分でわかる透析講座〜ダイアライザ編〜

おはようございます。

ゆーれいです。

stand.fmにもレコメンド機能が欲しいです。
YouTubeってよく観てる動画からおすすめの動画をだしてくれるじゃないですか。あれです。
ついつい見ちゃいませんか?

レコメンド機能から新たな出会いって結構あると思うんですよねー。

そうしたら自分の配信ももっと聴かれるかもしれないし笑

ということで!!

本日は
10分でわかる!透析講座と題しまして
(今、命名しましたw)

やっていきたいと思います。
どうぞお付き合いください。

今日は血液透析をする上で最も重要で欠かせないものとしてダイアライザについてお話しします。

人工透析器または人工腎臓と呼ばれるものですが
英語でdialyzer【ダイアライザ】をそのまま呼んでる感じですね
ちなみに透析のことを英語でdialysis【ダイアリシス】といいます。
dialysis+er=dialyzer
erは〜するものと使えるので、ダイアライザは直訳すると【透析をするもの】になりますね。

とまぁ、言葉自体聞き慣れないと思います。

結構、医療用語って英語が多いんですけど、たまにドイツ語とかも混ざってきたりするのでややこしいです。

で、このダイアライザ
人工腎臓と言われる通り、腎臓の代わりをしてくれるものなんですね。

以前、透析は腎臓が働かなくなった代わりにする代替療法だと説明しました。
そして腎臓の働きは血液を濾過しておしっこを作ったり、体内環境を整えたりする役割があります。

この濾過の部分を担ってくれていて、患者さんの血液透析をこの人工腎臓に通すことで毒素や水分を取り除いてくれます。

細長い円柱の筒のような見た目をしていて、その筒の中に髪の毛ほどの細さの中空糸膜と呼ばれる半透膜で作られた細い管のようなストローのようなものがたくさん束ねられています。

このストローの内側に血液が流れるんですね。
外側には透析液と呼ばれる液体を流します。
この透析液についてはまた後日説明しますね。
そしてこのストローの側面にはすごーくすごーく小さい穴が空いてます。

ストロー自体が髪の毛くらいの細さなのにそこに更に穴が空いてるなんて驚きですよね。
まぁ、当たり前ですけど肉眼じゃ見えないんですけどね

この穴から毒素だったり水分が抜けていくわけです。

難しい言葉で言うと『拡散』や『限外濾過』といいます。

この拡散で毒素や電解質などの調整を
限外濾過で水分の除去を行なっています。

拡散とは半透膜を介して濃度の異なる溶液があったとき濃度が高い方から低い方へ溶質が移動する現象です。
漬物をイメージしてもらえると簡単かと思います。
野菜、ここではわかりやすいように白菜としておきますか。
白菜に塩をかけて置いておくと味が染みるじゃないですかあれが拡散。
濃度が高い方から低い方へ移動した結果味がつきます。

それで
限外濾過というのはこれまた半透膜を介して内側か外側かいずれかに圧力をかけてやると膜を通過する溶液と溶質だけが移動する現象です。

これも漬物をイメージです。
漬物石あるじゃないですか?
あれで圧かけてあげると野菜から水分が出ますよね?
あれが限外濾過です。

ダイアライザに血液が通るとこう言った原理で血液から毒素や水分が除去されるわけです。

まとめると

ダイアライザとは…

人工腎臓や透析器と呼ばれるもので
半透膜で作られたストローがたくさん束ねられたもの。
この半透膜ストローの内側に血液を
外側には透析液が流れることで毒素や水分を除去したり、電解質を調整してくれてるってわけですね。

でそういった原理が『拡散』だったり『限外濾過』というものなんです。

拡散とか限外濾過は正直どうでもいいので
あ、このダイアライザってやつで血液から毒素とか水分を取り除くんだなってだけ覚えて帰ってください笑

ではでは
今日は透析で使うダイアライザというものについて書いてみました。

(これ、noteに書くなら図とかイラストあったほうが絶対わかりやすいよなぁ。)

またリライトします。

音声と文字とでプラットフォームを完全にわけていったほうがいいような気がする。

noteでしっかりした透析の記事を
その補足として音声配信をしていければいいのかな。

とまぁ色々考えちゃいますが試行錯誤しながら頑張っていきます。

また見ていただけると嬉しいです。

それでは、ゆーれいでした!

またねー



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