見出し画像

【感想】わんだふるぷりきゅあ!第1話 “なかよし”とはなんなのか。

2月4日より始まった新アニメ『わんだふるぷりきゅあ!』。史上初の犬が主人公、ということもあり見どころたくさんのわんぷり第1話の感想を自分なりにまとめてみたいと思います。

※この記事は『わんだふるぷりきゅあ!』含むプリキュアシリーズのネタバレ・引用を含みます



1.自己紹介

オレオと申します。プリキュアシリーズはざっくり4分の3くらい見てます。

2.本編感想

なかよし=対等であるのか


今作のキャッチコピーは『みんななかよし!わんだふる〜!』ですが、“なかよし”とは作中ではどのように捉えられているのでしょうか。
私は、対等だと思います。
第1話でこむぎは、友だちに呼ばれたいろはにお留守番を命じられて置いていかれるという夢を見ています。こむぎの夢の中のいろはは、人間>犬なのです。
そんな種族の差を、こむぎが人間(プリキュア)になるという形で埋めることに成功しました。
ですが、人間>犬という主観はこむぎのものであり、いろはとは異なるのです。
いろはは、相手が犬でも猫でも兎でも同い年の男の子でも鳥でも亀でも気兼ねなく接しています。
その様子は猫屋敷まゆの「あの子(いろは)、ユキに向かって自己紹介してたね。変わった子。」という発言からも伺えます。
いろはは、どんな相手に対してでも対等に接しているのです。
しかし、こむぎや先述の発言をしたまゆは人間と動物をイコールでうまく繋ぎきれていないように感じます。

ですが、そこでひとつ疑問が生まれます。鏡石のシーンで、いろはは「ちっちゃい頃よく鏡石にお願いしてたんだ。動物とおしゃべりできますように、って。」と言っています。
つまり、いろはと動物との間ではコミュニケーションは成立していません。一方的にいろはが話しかけているだけなのです。
この発言から、いろはもそのことは自覚しているはずです。
要するに動物の気持ちを考えて接しているのはいろはのエゴであるのですが、そのことはプロデューサーさんへのインタビューでも言及されているように思えます。

1年を通して“なかよし”がどのように描かれるのか、非常に楽しみです。

プリキュア(人間)になるというのはあくまでも過程にすぎない


いろはが出かけると物寂しそうにしていたこむぎが、第1話ではプリキュア(人間)になりました。それによって、レスポンスのあるコミュニケーションがとれるようになります。
少し話は変わりますが、前作では飛ぶことを夢見ていたツバサがキュアウィングに変身することによって、その夢を叶えています。
こむぎが変身解除後に「これでいろはと一緒だよ!」と喜ぶ様子から、いろはと同じ視線・立場になることを望んでいたことがわかります。こむぎは、プリキュア(人間)になることによって、その夢を叶えたのです。
それによっていろはの「動物とおしゃべりできますように」という願いも叶ったのですが、私は思いました、逆でもいいのでは…?
つまり、いろはが犬になってこむぎと対等な視線・立場になるのです。
まだわんぷりの世界線がわかりませんが、今後なにかが起きていろはが犬になる展開、可能性としてはあると思います。


3.まとめ

始まったばかりのわんぷり、自分なりに思ったことを書き殴ってみました。深夜テンションで書き上げたので、文章が支離滅裂なのは許してください(((
またわんぷりで気になったお話があれば感想書こうかなと思います。あとTOKYO MXが映る場所に住んでいるので、気が向いたら再放送のシリーズも投稿するかも。


4.出典

・東映アニメーション(2024).「わんだふるぷりきゅあ!」.https://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/.(最終閲覧日:2024年2月5日)
・YAHOO!ニュース(2024).「プリキュア担当P、新作の背景に人間のエゴ 「犬はきっとこんなことを考えている」動物との絆に注目」.https://news.yahoo.co.jp/articles/0bf0024147d2c877ac538a2bd963fd35e0e0f5e7?page=3.(最終閲覧日:2024年2月5日)
・プリキュア公式チャンネル(2024).「わんだふるぷりきゅあ!」第1話「はじまりは『わんだふる!』」.https://www.youtube.com/watch?v=1QSTdY8rjaM.(最終閲覧日:2024年2月5日)

↑出典等の書き方に不備がありましたら申し訳ございません。



この記事が参加している募集

アニメ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?