三浦レオニー

25歳。作家。主に文。吉本ばななが好き。メール企画、ゆっくりお返事します。 https…

三浦レオニー

25歳。作家。主に文。吉本ばななが好き。メール企画、ゆっくりお返事します。 https://note.com/reonybooks/n/n3b5532038b6c

マガジン

  • 連載:白像

    学生時代からちょくちょく続けている美術モデルの仕事のあれこれを綴る、不定期連載です。美大の教育を受けているわけはないのであくまでも私見です。ジャンルは女、美、性など。

  • 日記

    日記というか、その日考えたことのメモです。

  • 【きまぐれ更新】Leony letter

    こんにちは、親愛なるnote住人のみなさん。 きまぐれ更新のLeony letterです。 宛名のないお手紙を書くような気持ちで書いています。よかったら覗いてみてくださいね。

  • つぶやき

最近の記事

  • 固定された記事

突然ですが、メールアドレスをはっつけました。気が向いたときに誰でも連絡ください。匿名で大丈夫です。

学生の頃から、「けっきょく誰もこない」企画を考えるのが好きだった。 人よりもちょっとだけ早くpodcastの配信をはじめたり、「レターライター」と名乗って出会った人にその場でお手紙を書いて渡したり、会ったことのない人に年賀状書きますと宣言したり。 遠慮されているのかやばいやつと思われているのか、まあ多分その両方だろうけど、それらの企画がいまだ続いたことがない。それでも十分に満足した。1,2人しかいなくてもみてくれている人が都度いた。新しい出会いや展開があった。 利益や体

    • 感覚を取り戻す、まずは家の中から

      おはよう世界。 こんな早い時間にnoteを書くのは初めてかもしれない。 またまた坂口恭平氏の話になってしまうが、『生きのびるための事務』で理想の1日の時間割を円グラフで描き、それに基づいて生活してみよと書かれてあった。私の理想の生活は22時に就寝、朝5時には起きて2時間執筆にまずあてるものだ。なので今日も5時に起きてみた。 今朝は雨。ざーっというより、さーっという雨。もしかすると外に出ると案外降っているのかもしれない。 蒸し暑くはなく、ひんやりとしている。 おいしいパ

      • セイカツ欲

        昨日はモデルの仕事が休みだったので、家事をしたり机の上を片付けたり新しい仕事の準備をしたりと夕方まで家で過ごした。坂口恭平の『生きのびるための事務』で、家の机を「自分の事務所」としよう、そして机の上は必要ないもの全部捨てて、机の上に置いているものをちゃんと把握しよう、事務はそこからはじまる、ということが書いてあった。それに倣い、とりあえず置いていたガラクタを捨てたり別の場所に移動させたりした。 机の隅の方は埃が溜まっていた。セイカツの埃。 畳の部屋に住んでいるのだが、クイッ

        • 白像② はじめての美術モデル

          *美術モデルという仕事のあれこれを綴る、不定期連載です。 前回はこちら。 なんと最新の初回から1年以上時が経っているという……遅くなってしまい申し訳ありません。お題箱にもこのような質問が来ておりました。 こちらのお題に対し、5月中には必ず出すとお約束しました。 くださった方、ありがとうございます。あっという間に5月も残り2日。ギリギリとなってしまい、すみません。 いただいたご質問からお答えしますと、描き手さんの手の動き、視線などはモデル台からもよく見えます。1ポーズあ

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        記事

          おれもブランクーシの接吻をつくるか…

          おれもブランクーシの接吻をつくるか…

          スマホで打ち込む行為は「執筆」なのか?

          noteはだいたい行き帰りの電車内で「書いて」いる。書くと言ってもスマホでぽちぽちと、フリック入力だけど。 毎回思うんだが、果たしてこれを「執筆」または「書く」と言っても良いものなのだろうか。 執筆、というのは読んで字のごとく筆を執って文字を書くことだ。個人的には、なんとなく机に座って原稿用紙に向かうという、オーセンティックなイメージがある。わたしはいまLINEを打つようなテンションでこのnoteを「書いて」いるが、そう言葉にするたびおこがましい気持ちになる。 おそらく

          スマホで打ち込む行為は「執筆」なのか?

          しかし喫煙所でIQOSの広告やポップアップを見ると非常に萎えるものだ。喫煙所と公園は街中で唯一広告のないオアシスであって欲しい

          しかし喫煙所でIQOSの広告やポップアップを見ると非常に萎えるものだ。喫煙所と公園は街中で唯一広告のないオアシスであって欲しい

          「世界」のデッサン②

          言葉や意味にとらわれすぎる己の病を治すため、最近は見たものを見たまま描くデッサンに取り組んでます。 今日でデッサンも3日目に入りました。day3。 毎週末にやってます。 先週がこれ。 そして今週の進捗。 けっこう「それっぽく」なってきたぞ!!! だんだんと細かい作業になってきました。 前にも書きましたが、デッサンはドのつく初心者なので、今回は藝大出の強力な師匠に指導してもらいながら進めてます。その師匠の助言がまた、すばらしくてですね。藝大(美大)ってやっぱすげ〜わとな

          「世界」のデッサン②

          いろんな角度から楽しめるもの

          昨夜は横浜スタジアムで声を枯らしていた。 カープvs横浜ベイスターズ。 昨日までの試合でカープは阪神相手に非常に惜しい負け方をしていた。セリーグとパリーグがぶつかる交流戦を控えるこの5月末。ここで流れを変えるためにも昨日は「勝っておきたい」試合だった。 結果、カープは勝利。 延長でツーアウト(横浜としてはあと一個アウトとれば終了)というギリギリの状況で、3本ホームラン。なかなかない展開で、近年稀に見るすばらしい試合に立ち会えた。延長回で気持ちよく勝つというのは、カープに

          いろんな角度から楽しめるもの

          言葉のない音楽、檸檬

          言葉のない音楽 最近は歌詞がうるさく感じてきて、もっぱらクラシック音楽ばかり聴いている。または洋楽やKPOPなど、意味が入ってこないもの。 クラシックは小さい頃、祖父母が運転する車の中でよく流れていた。主にモーツァルトやベートーヴェンといったゴリゴリの古典派ばかりだったので当時は退屈だったけれど。 その後、なぜか中高でオーケストラの部活に入り、退屈だと思っていたクラシック音楽がいかに奥深く、おもしろいかということに気づいた。 クラシック音楽は言葉こそ喋らないが、ときに

          言葉のない音楽、檸檬

          さっそく自分を責めてしまいそうになる。しかし自分そのものを責めるのではなく方法を変えよ、と坂口恭平氏が『生き延びるための事務』で書いていたので、すぐに軌道修正する。

          さっそく自分を責めてしまいそうになる。しかし自分そのものを責めるのではなく方法を変えよ、と坂口恭平氏が『生き延びるための事務』で書いていたので、すぐに軌道修正する。

          言葉でくくってしまうのは簡単だけれども

          昨夜は水道橋博士 × 坂口恭平のトークライブを配信で視聴していた。 行こうかと迷っているうちにチケットは即座に完売。配信と対面は受け取るものの総量が全然ちがうからなぁと、最後まで迷いに迷って開演30分前にチケットを購入した。 いやぁ。 途中から坂口さん、完全にゾーンに入っていたなぁ。 会場がポカンとしていたのか、時折「僕、きちがいなんで」というようなことわりを入れていた。けれども後半になるにつれ坂口さんの「川」の流れは激しさを増してゆき、しまいには豪雨が降った翌朝の川

          言葉でくくってしまうのは簡単だけれども

          10分間の出来事

          家を出るほんの10分前、今季初のGと邂逅した。すでにわたしの親指ほどの大きさにまで成長している。朝の光を浴びたせいか、夜行性らしい奴の動きはかなり鈍い。天袋を囲う、木の枠の上を歩いていたところを発見した。 しかしこちらは乗る電車が決まっているので、じっくり格闘している暇はない。その上、夏前なのでジェットアースのようなものも持ち合わせていない。しとめるには最近買ったクイックルワイパーの柄を最大限まで伸ばしてシートで丸めるしかない。 しかしそれを残り10分でしてやれるだろうか

          10分間の出来事

          今日もいろんなことが苦しいが、天気だけは晴れているので平気な顔して平然と生きよう、そんなことはつゆ知らずというふうに。

          今日もいろんなことが苦しいが、天気だけは晴れているので平気な顔して平然と生きよう、そんなことはつゆ知らずというふうに。

          生理のせいでますますこの世の全てが最悪に思えてくる。鈍感に生きていきたいよ 

          生理のせいでますますこの世の全てが最悪に思えてくる。鈍感に生きていきたいよ 

          「世界」のデッサン

          5月18日、昨日は「ことば」の日だったらしい。 それにちなみ、毎週聞いているラジオから好きなバンド「MONO NO AWARE」の名曲『言葉がなかったら』が流れてきた。 私がMONO NO AWAREを好きなのは、サウンドはもちろん歌詞がすばらしいと思うからだ。普段私たちがスルーしてしまうような、言葉にすらなっていない感情や気持ちを丁寧に、丁寧に取り出してきているような気がする。まるで石を少しずつ削って形にするような、彫刻的言葉。ただの大きな岩でも、作詞作曲を担当している

          「世界」のデッサン