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【上場企業への道】

私は再びサラリーマンに戻ることを考えていました。そんな時、銀行の知人が「地元で上場したい会社があるんだ」と転職の話を持ってきてくれました。

上場に関わることができる喜びと、経験を買われて年収も上がるというメリットから、私は紹介されたT社という会社に入社することを決めました。管理本部長兼経理・財務グループ部長として入社し、2人の部下(派遣社員)を持つことになりました。

最初には株式公開を前提として、内部の管理体制の整備に取り組みました。経理、給与、財務、販売、購買管理の仕組みを整え、事業計画書、事業報告書、資金繰り予定表を作成しました。
また、上場に向けて銀行との信頼関係を築くため、月次の試算表を毎月提出し、良いことも悪いことも率直に報告しました。

試算表の作成などの経理業務は派遣スタッフ2人に任せましたが、経理知識がなくても機械的にできるような仕組みを作りました。このアイデアは今でも役立ち、その経験が効率化と非属人化を実現するのに役立つと感じました。

作業がデジタル化されても、判断は人が行うため、全てを機械に任せるのではなく、人が動ける環境と仕組みを作ることが重要だと思います。
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