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上手くいかない時期は、歴史を作っている。

今、人生が上手くいかずに悩み疲れている人がいるだろう。
私もその1人だ。

私は常々、今の時期は歴史を作っているんだと自分に言い聞かせている。

20代はカネなし、経験なし、力なしの絶望的な壁が立ちはだかる時期だ。

だからそれを受け入れて、「今は上手くいかなくて結構、努力を続けていればいつか絶対に遠くへ行ける」そう信じて歩みを進めている。

どんなに上手くいかなくても、とにかくやめない。長期的に物事をとらえることを大切にしている。

やめずに小さな小さな改善を積み重ねることで、明るい未来を夢見て今を耐えしのんでいる感覚だ。

実際1年や2年、あるいは5年たっても芽が出ないことは当たり前だ。

1年や2年でプロの野球選手になった人がいますかという話だ。10年も20年も続けてきたから夢を叶えることができたのだろう。

私はよく自分が50歳になった時のことを考える。
例えば、こんな2人の50歳がいるとしよう。

A:「俺は30年間ずっと大手企業勤めで特に大きな事件もなく普通に生きてきた」

B:「俺は20代で起業してあんな失敗やこんな失敗を繰り返しながら今ようやくここまで這い上がった」

こう語る50歳の2人のおじさんがいたら、どちらが魅力的でおもしろい人間だと感じるだろうか。

私は後者の方が人間的な魅力を感じる。
どちらが良い悪いの話ではなく、単純に私の感じ方だ。

これはその人の、歴史の濃度の違いだと思う。
その人の人生を1冊の本におこすとしたら、そこにはどんなストーリーが綴られるだろうか。

10ページで終わる人もいれば100ページで終わる人も、人によっては1000ページでも足りないくらいの濃密な人生を生きる人もいるだろう。

私はできるだけページ数が多い人生を歩みたい。
そのために今の時期はとても大切なページだ。
振り返った時「今」が1番おもしろいページだ。

今が上手くいかなくても大丈夫。
ルールは1つ、挑戦を「やめない」ことだろう。

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