旅とクリエイティブ、私の街の歩き方。
今回、東京に2泊3日の旅行に行った。
私は普段、高知県のど田舎に住んでいるため、定期的に東京に来て街の刺激に触れることを大切にしている。
心をフレッシュに保つためだ。
そこで今回は、私なりの街の歩き方を書いてみようとおもう。
多分、かなり独特な街の歩き方をしているのでぜひ最後まで読んでほしい。
まずはじめに、私は旅先では必ず美術館に行くようにしている。今回は1日で
21_21 design sight
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国立新美術館
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東京都庭園美術館
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ギンザグラフィックギャラリー
というかなりの荒技でひたすら見てきた。
(間に蔦屋書店を挟みつつ)
私は自分流の一風変わった美術館の楽しみ方をしている。
それは「自分のアンテナに引っかかったものだけをしっかり観る」ということだ。
私は1つの作品に対して長い時間向き合わずに、5秒くらいで見終わる。作品説明もほとんど見ない。
ハタから見たら、ただ美術館の中をウロウロ歩いてるだけの兄ちゃんだ。
そして、「この作品はいい!」と心から思えるものに出会えた場合のみ、じっくり鑑賞し作品説明も見るようにしている。
だってあんなに膨大な作品があるのに全てを吸収できるわけがない。ほとんどの作品は鑑賞した10分後には忘れている。
私は、「忘れてしまうものは、今の自分には必要のないこと」という考えを持っているので、心惹かれたものだけに注力する。
稀に、ほとんど心惹かれる作品がない美術館に入ってしまったりするがそんな時は10分ほどで退場する。
2000円も払ってもったいない!と思うかもしれないが、退屈に感じる作品をずっと見ていても仕方がない。(あくまで私との相性の問題で、作品自体が退屈といっている訳ではない)
そして次に街の歩き方だ。
まず鉄則はイヤホンをつけて音楽を聴かないことだ。
そしてもう一つは、出来るだけ公共交通機関を使わずに歩くことだ。
そう、とにかくひたすらに歩くのだ。
脚が痛くなっても歩くのだ。
目的地まで電車で15分、徒歩で30分だったらもちろん歩く選択肢を選ぶのだ。
私は街全体の空気感を五感で吸収するように意識している。
その街はどんな匂いがするか、どんな音がしているか、張り出されている広告はどんな種類か、道ゆく人はどんな会話をしているか、どんな身なりをしているのか。そんなことに気を配りながら街を歩いている。
街や広告は、今の時代を象徴している。
注意深く観察することが大切だ。
そして、たまに細い路地裏のような場所があると積極的に寄り道してみる。寄り道は偶然のドラマを生むからだ。(残念ながらほとんどドラマは生まれないが)
同じ道を通る時も、「1回目は右側を通ったから2回目は左側を歩こう」など工夫している。これも偶然のドラマを生むためだ。(これまた、ほとんどの場合ドラマは生まれないが)
いかがだったろうか。
ただ街を歩くだけでも、工夫次第で新鮮な探検になるものだ。是非「自分の心が動く」ものを大切に、そして寄り道を大切に。
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