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男というのは弱くて情けない生き物だ

男というのは弱い生き物だ。
特に、強がってエラそうな男ほど弱い。

私は女ではないので、女性の気持ちや生き物としての特性について実感として分からないが、たぶん男よりも女の方が強い。

男というのは
自分より権力を持ってる人間に対して「ふざけんな」とおもう
自分よりカネを持っている人間に対して「ふざけんな」とおもう
自分よりケンカが強い人間に対して「ふざけんな」とおもう

そんな幼稚な心を持った生き物だ。

頭では「そんな尺度はくだらい」と分かっているが、男という生き物は自分より強くて大きなものが許せないのだ。

そしてこれは紛れもなく嫉妬の裏返しだ。
「いいないいなー」と常に思っている生き物なのだ。

しかし生物としてのこの反応というのは正しい反応だ。

原始の世界では、オスとしての強さが常に試される。森の中から獣が襲いかかってきた時にしっかりと対応できるのかであったり、食べ物を得るための知性・能力があるのかであったりだ。

「弱さ=死」の世界なのだ。

この、原始時代にすりこまれたオスとしての生物反応のようなものが、今も我々、男性陣に根付いているのではないだろうか。

しかし、弱い自分を受け入れられるということは強い証拠だと思う。

人間は易きに流れる生き物なので、弱い自分を受け入れることは非常に苦痛だ。だからつい逃げてしまう。

それに反して、自分の弱さや情けなさに対峙して、それを克服しようとする男の姿はなんとも凛々しく勇ましい。

そう、私は「武人」のような男が魅力的でとても好きなのだ。見た目とかではなくて精神的な「武人」だ。

「オスとしての闘争心」も「知性」も備えている。
そんな現代の「武人」に私はなりたい。

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