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タネは1年2年じゃ育たない

世の中には短期的にしか物事を見ることができない人が非常に多いように思う。

「1年2年頑張ったけど、結果が出ないんでやめました」とか「1回失敗したのでやめました」とか。

私は田舎に住んでいるので実感するのだが、自然の時間軸はとても長い。

例えば、木を植えることを想像してほしい。
タネを植えて、1年2年ではもちろん育たない。

どんなに努力をしても残念ながら育たない。

「桃栗三年柿八年」ということわざがあるように、タネを植えてから実がなるまで3年も8年もかかるのが当たり前だ。

もっというと「柚子の大馬鹿十八年」という言葉があるが、柚子は収穫までに10年以上の時間を有するようだ。

やばくないか。
まさに大馬鹿だ。

10年以上もひたすら待ち続けなければいけないのだ。自然というのはそういう時間軸だ。

しかし現代では、情報量や時代の変化のスピードが速すぎるため、「早く結果を!」とせっかちになってしまいがちな空気感があるように思う。

しかしこれは事業(フリーランス含む)も同じで、現実は5年〜10年かけて育てていくのが当たり前の時間軸だろう。

フリーランスというのは自分というブランドを事業ととらえて長期的にブランドを構築していくものだ。

イーロンマスクだって今の位置にたどり着くまでどれだけの時間、忍耐し苦労したんだという話だ。

もっとゆっくり。
もっと確実に。

努力を続けていれば着実に自分は成長し、前に進んでいく。出来ることが増えていく。

たかだか1年2年のスパンではない、5年10年のスパンで夢は実現されていく。そう自分に言い聞かせて私は今日もコツコツ前進する。

10年後にこの答え合わせをしたいものだ。

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