「〇〇を目指しています!」なんて言わない。
学生根性が残っている人は、よくこの言葉を使うように思う。学生時代は「〇〇を目指しています!」が通用するしある種当たり前だからだ。
しかし社会に出たらそれはイマイチかもしれないという森田論を今日は展開していこうと思う。
私は独学でグラフィックデザインを学んだが、一度も「グラフィックデザイナーを目指しています!」とか「勉強中です!」なんて言ったことはない。
そうではなくて、、
「プロのグラフィックデザイナーです!」と名乗ることが大切だと考えている。
実際、私はデザイン歴3ヶ月で「グラフィックデザイナー」という看板を立てて活動していた。しかもフリーランスだ。
そしてもちろんデザインレベルは「超絶下手」だ。
笑えるだろう。
多分ハタから見たら感覚がバグってる頭のおかしいやつだ。けど私はあえて逃げ道を作らずに、自分を追い込んでやってきた。(現在進行形)
そもそも「勉強中です!」とか「目指しています!」なんて言ってる人に仕事がくるだろうか。絶対に来ない。それならプロに頼みますという話になる。
もちろん実力が伴ってない状態で、「プロです!」なんていうとコテンパンにされることもある。要望に応えられなかったり、知識不足が露呈したり、時には怒られたり。
けどそれはそれでいいのだ。
自分の実力不足を走りながら改善して、次に活かせばいい。出来なかったら全力で謝ればいいのだ。そして大いに落ち込んで内省すればいいのだ。
デザイナーは失敗しても人の命を奪ったり、人の人生を狂わせるほどのリスクはない。だったら思う存分恥をかき失敗するべきだ。
もちろん「医者」とか「弁護士」とか資格が必要なものは、はじめて3ヶ月でプロですなんて名乗ってはいけない。それこそ頭のおかしいやつだ。
しかし、デザイナーやイラストレーターなどは、ある種「名乗ったもん勝ち」みたいなところもあるのではないか。「この資格を取ったらプロです」なんて線引きはないのでどんどん発信してチャレンジしていくべきだ。
よく「身の丈にあったことをしましょう」なんて語る人もいるが、私の考えは違う。
身の丈以上のチャレンジをしないと自己成長は実現しない。いつまでも同じ枠の中で萎縮していても仕方がない。
「やらなきゃやばい」状況を自分で作り、なんとか今を耐えしのぐ。そうやってこれからも生きていこうと思う。
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