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姓名判断ー44画

はい、今回は5回目の陰火、44画について解説していこうと思います。

常に火力不足に悩まされ、一度はその低火力を役立てた陰火ですが、前回は、ついに燃焼力不足を起こすに至りました。
では今回はどう変わったのか、見ていきましょう。

44画 大凶数、最大凶数
衰亡運、急変運など


揺らぐ炎ーいつ消えるとも知れぬ火


燃焼力の足りなくなった火は、更なる時間経過によって、より火力を落とし、再燃も難しく、ふとしたきっかけ、些細なことでも、常に消え去る危険と隣り合わせになります。

ここから、チャンスをものにできない、事件、事故に巻き込まれる、発狂、不具、短命、急変下降運、友人に恵まれない、家庭内トラブル、裏切り、悲運の時期に追い討ち、短気、常に危険と隣り合わせ、精神や肉体に障害といった要素を持ちます。
元々、火力は持っていたこともあり、才能は豊かで、まれにですが、発明家などを輩出する数でもあります。

基本的に、どこにあっても凶意が強く、人運では心身への障害、総運、外運、地運にあれば友人に恵まれず、社会運にあればチャンスに恵まれない、裏切りに遭う、家庭運では家庭内トラブル、いずれの場合も事件や事故など、危険が常に傍らにあり、注意をしなければなりません。


相生相剋としては、まず木生火では、木の独立心、マイペースさ、真面目な人柄など、安定感が44画の運気急変を抑える好相性です。

特に陽木は真面目な優等生が多く、地道に前進を続けていくため、状況の急変を起こしにくく、裏切るような人柄でもないため、44画も安心して付き合うことができます。
32画など、木はチャンスを手にする性質も強く、44画もそうした機会に近づくことができるため、運気の好転を目指せます。

火生土では、44画は危機に陥る率が高く、土のリーダーシップ、仲間意識などを刺激し、魅力を引き出す好相性です。

火生土は本来、火が土を支える相性ですが、44画は自分のことで手一杯なため、土を支える余裕がありません。しかし土はおおらかで仲間意識が強く、44画が短気を起こし、トラブルに巻き込まれても、見捨てることなく、なんだかんだと助けてくれるため、44画には恩恵があります。
そして土が44画を助け、それが周知されていくことで土の魅力が広がり、結果として土にも恩恵が得られるため、良好な縁になります。

相剋としては、水剋火では、水の凶運、不安定さが44画の運気を更に害する、悪相性です。
特に、4大凶数にあたる9画、10画などは、最大凶数が最大凶数を剋する関係になるため、非常に注意が必要になります。

水は特有の感性を持ち、感受性で動くため、その時々の気分などでも言動が変わり、44画の不安定さに拍車をかけることになります。
凶運を持つ画数も多く、それがトラブルを招く、情に流され、裏切るという意識なく、それに類する行動に出る、陰と水の親和性から、悪相性にも関わらず惹かれ合うこともあるなど、44画にとっては転落の元凶となることもあり、要注意の相手と言えます。

火剋金では、44画に金に対抗できる力がなく、相剋ながら、さほど悪い相性ではありません。

44画はトラブルに巻き込まれやすく、対人トラブル、心身の障害、事件事故など、自分のことで手一杯な状況が多く、金に干渉する暇がありません。
短気を起こし、喧嘩を売ることはあり、その際怪我をして金に責任を負わせる、周りの同情を集めて金を悪者にするなど、44画の悪運から金に害を与えることはありますが、44画に凶要素が強すぎるため、28画など、自身に凶運を持つ画数でなければ、そこまで危険性はありません。


ということで、今回は44画、陰火の解説とさせていただきました。

44画は思い込みの強さから、本当は良好な状況にも関わらず悪いと思い込むなど、自らが凶を招くような見方、考え方をしていることも多く、信頼、安定といった、無理のない生き方をすると、かえって不安になることもあります。
気持ちのアップダウン、不注意など、他にも課題はありますが、本当に信用できる人、安心できる人をいかに探すか、見極めるかが大きな課題になってきますので、早い段階で人物眼を養うことで、凶要素を跳ね返していくことができます。

では、次回は45画、5回目となる陽土の解説に入ります。

ではまた🎵

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