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姓名判断ー63画、64画

はい、今回は7回目の火属性、63画と64画について、一緒に解説していこうと思います。

火は時の経過で弱体化し、前回の時点で、火力はほぼ尽きかけていました。
では、その火は、今回はどう変化したのか、見ていきましょう。

63画 六大吉数、最大吉数
呼び名:最高運、至福運、富徳運など

63画は陽光です。
現世で燃えていた火は消えましたが、最後に一つ、空の彼方に残っている火があります。
夜明けを告げ、多くの話の題材に取り上げられ、長く大地に暖かさと恵みを与え、人の心を照らす、太陽を示すことから、63画は金運、家庭運、仕事運、社交運、恋愛運、聡明さ、美的センス、感性と、広い範囲に最高と言える運気を持ち、文芸、学術の世界で活躍する他、それが子々孫々まで続く、屈指の幸運を持っています。


社会運では、その感性や頭脳、言葉選びのセンス、色彩感覚などから、文学、芸術の分野で適性があり、一線級の活躍ができる他、人好きのする魅力、優れた社交性から、広い分野の人との交流ができ、営業から接客業、教師や外資など、多くの職種で高い適性を持ちます。

木生火では、63画の強運に加え、木が持ち前の目的意識や継続力を発揮し、早くに成果を出しながら、それを子々孫々まで反映させる、類を見ない成功を手にすることができます。

水がいる場合、水の特有の感性により、63画の成果の足を引っ張る可能性があるほか、芸術の分野に関しては、根っからの感性、感受性に生きる水に一日の長があり、一時に留まるとは言え、63画の障害となる可能性があります。また水が名前にある場合も、水の感性が63画の感性と衝突し、一般には理解しにくい作品を作ってしまう場合があります。

家庭運では、63画は社交運、恋愛運、家庭運と、男女の間における全ての段階で格段の運を持つため、魅力に溢れ、多くの人に好かれ、理想のパートナーとの出会い、相愛相愛の恋から夫婦円満、子宝にも恵まれ、至福の家庭を作り一生を過ごすという、絵に描いたような家庭運を持っています。特に、女性に大きな幸運をもたらします。

土が周りにいる場合、63画の強運を更に安定させ、その仲間意識から、得られる恩恵を一家だけでなく、一族全体まで広げ、繁栄させていきます。金がいる場合、火剋金により、63画の社交運が、知らぬ間に金を爪弾きにしてしまう場合がありますが、土は金も身内に取り入れてくれるため、この恩恵を金まで広げ、相剋を緩和してくれます。

水がいる場合、水は現実感覚が乏しく、63画の作った財産を浪費してしまう、家庭に不和を広げるといったことがあります。63画の強運により、多くの場合、身内に木がいるのですが、彼らに教え、諭させることで水も落ち着き、正しい社会感覚や、和を身に付けることができます。

総運では、学業、恋愛、仕事、友人関係、結婚や家庭、金運や健康など、何事につけ大過なく、万事順調に発展、繁栄していく運を持っています。

名前に木がある場合、特に63画には人運外運で31画、32画という、最大吉数格の組み合わせがあり、この場合、63画の多方面への卓抜した強運に加え、行動力、決断力、棚ぼた的な幸運、願望成就、才色兼備の全てを備えるため、63画の幸運を最大限発揮し、この世の春を謳歌することになるでしょう。

水がある場合、水は自分の世界で生きていることが多く、63画には唯一、不和、瑕、トラブルのもとになる可能性がありますが、63画には多くの人が集まり、土や木が水の相剋を緩和、相殺してくれるため、実際にトラブルが起きる可能性はかなり低くなります。

64画 凶数、大凶数
呼び名:沈滞運、浪費運など

64画は再燃を目指す火です。
消えかけ、燻り始めた火は再燃を目指し、多くの燃料を投入、復活を目指しますが、弱くなりすぎた火は、燃料を徒に空費するばかりで、見合うような再起ができません。ここから、64画は浪費癖、虚勢を張る、病弱、短命、失意、波乱、虚言癖、一家離散、自分勝手、信用に欠ける、といった要素を持ちます。

社会運では、金に糸目をつけないわりに、成果が上がらず、けれど成果があると強調し、嘘がバレて信用を失う、金食い虫となって会社を傾ける、といったことが起こりやすく、注意が必要です。

木がいる場合、質実剛健で実務に優れる木が、もっと少ない経費で成果をあげ、64画に嘘で塗りかためてバレて、信用を無くすより、実際に成果をあげる方が上策であることを教えます。結果として64画も前向きになり、木生火により、虚言癖と浪費から訪れる凶運を軽減、能力を発揮して成果をあげる、という流れができます。

水がいる場合、水も現実感覚が乏しく、64画の浪費に付き合って更に財政を圧迫する、虚言を信じ、周りに吹聴して事態を重大化する、といったことが起こります。水が名前にある場合は、水の想像力の豊かさが臨場感や現実味をもたらし、より大きな問題に発展させるため、土を交え、最初からネタ扱いして取り合わない、木を交え、木の冷静さ、堅実さで実際を見て早期に対応する、といったことが必要になります。

家庭運では、浪費癖が仇となり、無理にブランド品を揃えて借金生活に陥る、良いものばかり外食して家計が火の車になるなど、金運や素行の悪さから、一家離散の危機に直面します。

水がいる場合、64画も病弱な数であることに加え、水も病弱な画数が多く、元々医療費などが嵩みやすい上、水は64画の浪費を止めないため、水の凶運も相まって、財運に強い凶作用を及ぼし、借金から苦難に陥ります。
土がいると、土はそうしたブランドを介さない仲間意識を持ち、64画が浪費に走るモチベーションを下げつつ、水を抑圧し、管理する性質を持つため、財運が改善します。

木の相手がいる場合、64画の浪費、虚言に見合う収入を得ることを目標に、地道な努力を重ねていくため、苦労は多くなりますが、それに見合う能力を身に付けることができます。また、その木の姿勢を受けて、64画の挙動も改善され、無駄な浪費を減らす、虚言をやめ、本当の自分を晒すなど、運気の改善が図れます。

総運では、浪費癖と見栄っ張り、虚言癖のため、さも自分には金があり、裕福な生活をしてると思わせて、実際は借金生活など、生活面が安定せず、時に詐欺に荷担し、収入に繋げようとするような、自堕落な暮らしが運気を不安定にします。

木が名前にある場合、64画の虚言の部分を目標にし、それを実現させるべく努力することができるので、良い目標設定のきっかけになり、周囲からの評価も得られます。

64画は人運外運で32画同士、31画と33画など、大吉数以上の組み合わせになることがあり、この場合、強い吉運であること、木が目標に向けての努力と、願望成就を支える、といった相生のため、虚言癖がいわゆるビッグマウスに変わり、ある種のキャラとして評価と好感を得ることができます。

金がいる場合、64画の虚言を真に受け、劣等感からやる気を失ってしまったり、無理な努力をして心身に不調を来すなど、振り回される形で運気を害します。
土がいれば、虚言に決まっていると金を励ましたり、情報の共有、冗談と面白がって、64画と金を繋ぐなどができます。


ということで、今回は63画と64画、7回目の火属性の解説とさせていただきました。
64画も木が運気を安定させるので、関わりを大切にしたい画数ですが、特筆すべきは六大吉数最後の一つ、63画で、先に挙げた人運外運の31画、32画の組み合わせでの63画は、全姓名の中でも最高の運気を持つため、画数が大きすぎるのが難点ではありますが、可能なら、誰もが目指したい名前に挙げて良いと思います。名前や名字など、大きな画数がある方は、一度探してみてください。

では、次回は65画、66画の解説に入ります。

でわ🎵


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