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姓名判断、ホロスコープ、タロットなどなど占い各種を研究する人。軽くメカ音痴につきnoteの機能についてはまだまだ色々とお勉強中。

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  • 小説:ホロスコープ

    最初は最近のなろう系の転生令嬢について、ホロスコープから見るとどう判断できるかの解説から始めましたが、途中から普通の小説になっています。 基本的に3日に1回の更新ですが、暇潰しにでも楽しんでいただければ幸いです。

  • 五行の解説

  • 有名人の姓名判断、ホロスコープ

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  • 姓名判断まとめ

    今まで解説をしてきた姓名判断の基本や各運、五行の説明などを載せています。

最近の記事

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姓名判断の基礎1

前回は天比衛さんという架空の人物に登場してもらいましたが、今度は人名です。それもかなりの有名人さんにお越しいただきました。 日本人なら誰しもが一度は目にしたことがある、その名もズバリ、、 山田太郎さん✨ はい、ザ・見本の代名詞。リアル有名人さんや漫画にも出てきたことがある名前ではありますが、ここではまさに姓名判断の見本として出てきていただきましょう。花子さん希望の方、いらっしゃいましたらごめんなさい、今回はパスで。 山田太郎、山が3画、田は5画、太は4画、郎は9画、総

    • ホロスコ星物語200

      小恵理は、物は試しと一度分析魔術を使ってみて、その霧の性質を改めて読み解きーー、うん、予想通り、これなら通じると思う。そのおよその推察を経てから二人へ、わかった、やってみるよ、と頷きます。 「いくよ!」 小恵理は、両手に紅く輝く光を発生させて炎球を生み出し、手を合わせて一つの巨大な炎球としてから、山の麓からすでに立ち込めている霧へと、気合いの声と共に撃ち込みます。 それは、普通であれば、瞬く間に霧へと呑み込まれ、逆に収束して、消滅させられてしまうはずですがーー炎球は、濃

      • 珍しく連投です。 実は先日note様から有料記事に使えるらしいポイントをいただいたのですが、何に使ったものか迷い、人様の記事を色々読ませていただいています。 見ると、note様の運営はこの有料記事で成り立っているようで、自分もまた占い記事を上げるかもしれません、の報告でした。

        • ホロスコ星物語199

          リーガルの山地、、ここに来るまでに聞いた話では、ここは前人未到の危険地帯、元々は古代の魔王城のあった地域とも言われていて、とてつもなく危険な魔物の巣窟、、といろんな噂は、耳にしていました。けど、、いざ目の前にしてみれば、小高い山々が連なる普通の山地にしか見えなくて、少しだけ拍子抜けしたような気分を味わいます。 ただ、なるほどね、一応その噂の理解できる部分もあります。山地全体にかかる、数メートル先も見えないような深い霧、、そしてこれを見て、何故ベスタ、レグルスの二人が二人だけ

        • 固定された記事

        姓名判断の基礎1

        • ホロスコ星物語200

        • 珍しく連投です。 実は先日note様から有料記事に使えるらしいポイントをいただいたのですが、何に使ったものか迷い、人様の記事を色々読ませていただいています。 見ると、note様の運営はこの有料記事で成り立っているようで、自分もまた占い記事を上げるかもしれません、の報告でした。

        • ホロスコ星物語199

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        記事

          はい、久しぶりに呟きです。 最近仕事が多忙続きでして、丁度ブルフザリア編が落ち着いてキリも良いので、小説の更新をしばらく以前のように4日に1回ペースへと戻そうと思います。 明日また小説は更新しますが、その後の更新頻度は一度落として、仕事が落ち着いたら元に戻そうと思います。 では♪

          はい、久しぶりに呟きです。 最近仕事が多忙続きでして、丁度ブルフザリア編が落ち着いてキリも良いので、小説の更新をしばらく以前のように4日に1回ペースへと戻そうと思います。 明日また小説は更新しますが、その後の更新頻度は一度落として、仕事が落ち着いたら元に戻そうと思います。 では♪

          ホロスコ星物語198

          あの、最後のアペラとのやりとりの後。ベツレヘム侯爵の屋敷から脱出するのは容易でした。 なにせ、時間ももう夜に差し掛かってだいぶ暗くなっていたし、屋敷の警報結界の範囲は、あの屋根裏の屋根裏部屋を範囲と納めていなかった、、ということは、あの場でステルスを発動して空中を飛んでしまえば、魔力による探知にももう引っ掛からないわけで。 プロビタス子爵の一件でトラブルになった通り、一度魔力を使ってしまうと、小恵理が使った魔力の残滓、というものはどうしたって残ってしまうけど、正規の屋根裏

          ホロスコ星物語198

          ホロスコ星物語197

          「、、何かあったのですか、小恵理様?」 小恵理は、心配そうに問いかける、綺麗な澄んだ声に、ちょっとだけ安心感を覚えて、うん、、と心細げに答えながら、ゆっくりとメイドさんを振り返ります。 メイドさんと逃げ込んだ小部屋は、天井は腰より少し高いくらいで、座ることはかろうじてできるけれど、とても立つことはできません。この部屋、下にはちゃんとした屋根裏部屋があって、屋根裏の更に屋根裏という、ものすごく限られたスペースを使っているようでした。そもそもの屋敷自体が、とても大きいからでき

          ホロスコ星物語197

          ホロスコ星物語196

          退室してしまった王子を追って廊下へ出ると、思いの外扉の近くで、相変わらず不機嫌そうな顔をしたジュノーが、腕組みなどしながら、人が出てくるのを待ち構えていて。小恵理は、反射的に身を引いてしまいます。なんだか、、ジュノーの雰囲気が、普通に怒っているだけとは違う気がして。 それに、人払いでもしたのか、廊下には使用人の一人もいなくて。人目がなくなったからか、それとも何か過去の余計なことでも思い出しちゃったのか、王子はまじで抑えの限界が来た暴君みたいに、さっきにも増して苛立ちMAXな

          ホロスコ星物語196

          ホロスコ星物語195

          更に続けて三つ目、と侯爵の前に指を掲げた王子に、小恵理はちょっと待って、と引き止めます。 「三つ目は、事件に際し、確たる証拠もなく、冤罪として陥れるため、小恵理に処刑を断行しようとしたことだがーー」 「待って王子、まだあるでしょ?」 「、、ん? まだある、とは?」 ジュノーは、ここでようやく少し落ち着いた様子で、小恵理へと目を向けます。 二つ目の罪状は、亡くなったプロビタス伯爵を山中へと移送したこと、、確かに、プロビタス子爵の護衛だった兵士を切り殺したのはレグルスだし、

          ホロスコ星物語195

          ホロスコ星物語194

          「さて、それでは、話を伺おうか」 若きベツレヘム侯爵、ラインムートは、革張りのソファーに浅く腰掛け、晴れやかな表情でジュノーへと問いかけます。今回の件における自分への罪状、判決はどのようになるのか、と。 王の戴冠式をも彷彿とさせるような、侯爵邸の前の熱狂は、侯爵であるラインムート本人が民衆へ、まだ審議は確定してはいないが、人魔共同の街の運営について、王族の理解を得るべく全力を尽くすこと、王族も、民衆のこの反応を決して無視はしないこと、自分の身柄は保証されていて、危害を加え

          ホロスコ星物語194

          ホロスコ星物語193

          侯爵は、先頭を行く王子、小恵理に続いて慎重に、今もどこか信じられないような顔で、開け放たれた鉄の扉を潜り、その隣へ、晴れやかな笑顔のタウリス伯爵がゆっくりと並びます。 「、、伯爵」 「さて、我が国の王子も婚約者も、またその部下も。昨今の若い者には、随分と優秀な人間が揃っているようですな」 貴方も含めて、とタウリス伯爵は穏やかに笑い、前を行く二人に目を向けます。それから、事情は聞いたよ、と目線を地面へと落とし、隣を歩く侯爵へ、少しだけ残念そうに語りかけます。 「、、私の妻

          ホロスコ星物語193

          ホロスコ星物語192

          「そうか、君が、聖女、、」 侯爵は、驚きつつも、これでようやく納得できたというように、どこか冷静に、こちらを凝視してきます。 まあ、、これだけあれこれ見せてきたから、驚くにしても、理解はできるよね。さっき魔王と一緒にいるときも、正体こそ明かさなかったとはいえ、魔王とまともに会話ができるっていうだけで、そんな人間は大分限られてくるわけだし。 「これは驚いた、、お嬢さんが、あの筆頭公爵令嬢か。確か数ヵ月前には亡くなったという話が社交界では飛び交っていたはずだが、まさか、あな

          ホロスコ星物語192

          ホロスコ星物語191

          奥で普段の服に着替えて、ようやく一息ついた小恵理は、そろそろ見慣れてきた部屋の景色に、また帰ってきちゃったな、と大きくため息をつきます。 場所は、ベツレヘム侯爵邸でずっと囚われていた、例のやたらと内装の豪華な留置所、貴賓室です。名称的には貴賓室と言っているけど、盗聴機能やら各種魔術の探知機能やらが付いていて、およそプライバシーと呼べるものは存在しません。 あの後、結局逃げるに逃げられず、王子に捕まった小恵理は、反省しろ、と一言だけ言われて、再度この牢へと放り込まれてしまっ

          ホロスコ星物語191

          ホロスコ星物語190

          ぽつぽつと、気が付けば小雨の降りだしていた公園には、その場でかしずいたまま動かない8人の魔族と、最後のカイロンの眼光に、さすがにビビり散らかしたのか、腰を抜かして立ち上がれなくなった、ベツレヘム侯爵だけが残されていて。 「伯爵、、そっか、急がなきゃ!」 小恵理は、自分の顔を濡らす雨粒を軽く一拭いして、その言葉の意味を理解します。前もって算段を立てていたということは、下手をしたら小恵理が屋敷を出発した時点くらいから伯爵の断罪は敢行されていて、罪状や理由など読み上げるとしても

          ホロスコ星物語190

          ホロスコ星物語189

          「大人しく殺されてあげる気は、ないよ!」 小恵理は、封じられていた魔力を解き放ち、今まで隠していた力を爆発的に燃え上がらせて、自分へと降りかかる全ての脅威を打ち払うべく、剣を構えます。 けれどーー 「、、あれ?」 魔力を解放し、剣を構えた小恵理に対して、襲ってくるような刃は、一つもなくて。 唯一、後ろで剣を突きつけていた侯爵だけが、小恵理の唐突な挙動、魔力による圧力に圧倒され、吹き飛ばされたように、地面へとへたりこんでいましたが、、小恵理を取り囲んでいた魔族たちは、

          ホロスコ星物語189

          ホロスコ星物語188

          喉元に、突きつけられた刃、、それを、どこか冷めた瞳で見つめて、小恵理は軽く溜め息をつきます。たぶんこうなるだろうとは、思っていたけれど、、と。 侯爵も、好きこのんでこんな暴挙に出ようとしているわけではない、、それは、今の話を聞いていれば、よくわかるけれど。小恵理は、その長い懺悔のような宣誓に、そうですか、と感情を込めない一言を返します。 「、、侯爵の屋敷にはしばらく住ませていただきましたが、タウリス伯爵様の家と同様、様々な花の咲く見事な庭をお持ちでしたのに、私も一つだけお

          ホロスコ星物語188