見出し画像

犬ちゃんが膀胱炎になってしまった話

ある日の出来事。
犬ちゃんが晩ごはんのカリカリをほとんど残していました。

ごはんとおやつが生きがいの犬ちゃん。こんなことは今までありませんでした。

食欲ないのかな?と思って、他のおやつをあげてみたところ普通に食べる。

その後、玄関にオシッコのあとを発見。

犬ちゃんは外でしか用を足さないので、家の中でしていたのは家に来てから2〜3日の間だけ。

・カリカリを食べない
・家の中でオシッコ

どんどん不安が募る中、異変はまだまだ続きます。

23時頃。いつもは寝ている時間なのにずっとウロウロして落ち着きがない犬ちゃん。

オシッコがしたいのかなと、試しにハーネスを見せて「散歩いく?」と聞くと、自分から玄関に降りて行く素振りを見せたので外へ連れていってみることに。

オシッコしようと10回くらいしゃがんだり足を上げたり。いずれもいつもより時間が倍ぐらい長い。量も出ていない。うんちは柔らかめだけど許容範囲。帰宅後は大人しく寝る。

一方の私は、初めての経験で不安でほとんど眠れず…。

朝のお散歩。
オシッコ1回目で1分以上しゃがんだまま。でもほとんど出てない。このあとも20回以上、オシッコの動作をみせるものの、オシッコ自体はほとんど出ていない。

それ以外は普通に元気にお散歩していて、痛そうにしている素ぶりもない。

尿意はあるのにオシッコが出ず、家の中でしてしまったり、うまくコントロールできてない感じです。

その後、再び家の中でオシッコのあとを発見するも、血が混じっており、これはもう病院に連れて行かねばと朝一に電話して予約を入れる。

間隔が空きすぎないように、朝夕に加えて、お昼と夜の散歩も追加。1回の時間を減らして回数を増やすことに。

病院では尿検査とエコー検査をし、
診断は『細菌性膀胱炎』
結石の疑いはなし。

止血剤と抗生物質の薬をいただく。
薬を飲んで様子を見て、1週間後に再度検査で数値をみることに。

先生に「お水をたくさん飲んだりしてませんでしたか?」と聞かれ、ハッとしました。

確かに最近お水よく飲むなぁと思ってたんです。でも夏だし、暑いからたくさん飲んだ方がいいだろうと考えていましたが、人間と違って犬は汗をかきません。

その分オシッコの量は増えるはずなんですよね。この時、ちょうどリビングのエアコンが壊れていて、それが原因で水を飲む量が増えたのかもしれません。

先生は膀胱炎を防ぐことは難しいとおっしゃっていましたが、事前に気づいて、外に連れていく回数を増やしてあげていればと激しく後悔しました。

一方で、私がこの子を守るんだ!という自覚と愛おしさが一層増しました。

お薬さえきちんと飲めば治るとわかり、ひと安心したものの、ここから新たな戦いが始まることに…。

次回『絶対薬を飲ませたい飼い主 VS 味の違いがわかる犬』に続く!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?