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【ドイツ】【ワーホリ】ワーホリビザ現地申請の実体験!


こんにちは。ライターのRenaです。

近所の湖が凍り、その上に雪が積もるぐらいの寒さです。
そんな中、先日、ようやく!
ワーホリビザを手にすることができたので👏
これまでの記事の総集編として、
主にビザ申請で困ったこと(ほぼ愚痴)を書いていきます!

結論から言いますと、現地申請はやめておいた方がいいです。
私の場合三ヶ月かかりました。
しかもビザも、受け取った時点で残り八ヶ月ぐらいしかない。
時間もお金も無駄にしたなぁ、と乾いた笑いで誤魔化しながら就活に専念しています。

住民登録や書類提出に関してはこちらの記事も書いています👇!


はじめに

そもそも日本で準備すればいいじゃないか、
という声が聞こえてきそうです📣
しかし、私のように欧州を転々としていて日本に帰国していない人間には、
帰国して準備のハードルがとても高い。
私のようになんらかの理由で日本での申請が困難、という方の参考になればと思います。

現地申請に至った理由

私の場合、イギリスに2年間ワーホリ(YMS)をしていました。
ちなみに。
2019−2021年アイルランド🇮🇪(コロナでロックダウン)
YMSに奇跡的に当選したのでそのままイギリスに✈️
→2021−2023年イギリス🇬🇧
諸事情によりロンドンにあるドイツ大使館でビザを発行することができなかったので、ドイツでの現地申請を試みる

日本からであれば同じ英語圏のカナダに行けたりもしたのですが、
帰国には、飛行機代・宿泊費・食費がかかりますし
海外提出届を出しているので、また住民票を復活させて。。という手続きがかなり面倒だったので、
そのままドイツに行って現地申請の方がいいかなーという軽い気持ちで
ドイツに来ました🇩🇪

個人的に困った出来事

ビザ待ち期間は暇すぎてこんな写真まで撮っちゃう。📸

ビザがなければ何もできません。
仕事探しもそうですが、他の国への旅行、銀行口座いの解説などなど。
気が滅入るような毎日を過ごした愚痴を書きつけていきます✏️。

①住民登録

まず住民登録ですね📄
住民登録をした後にビザを申請する、という流れですが
ぶっちゃけここだけで時間がものすごくかかります。
私は幸いにも大きな都市ではなかったので、すぐに手続きができました。
しかもオンライン予約の要らないウォークイン🦵。
ベルリンなどの大きな都市では事前予約が必要な上に、
予約だけで1−2ヶ月は待たなくてはならないのです。
しんどすぎる。

②ミスが多い

ドイツ人はしっかりしている、仕事ができるというイメージだったのですが、
以外とそんなことないんだなと思いました。

まず大家さん🏠
住民登録のため、役所からもらった書類を見せながら、
部屋の契約書が必要と告げました(書類には、部屋の契約書のコピーが必要って書いてある)
すると、役所のお問い合わせ申請書類みたいな、別の書類を持ってきました。
……ナゼ?
と思いつつ、その後なんとか適切な契約書をPDFで送ってもらったものの、大家のサインのない契約書が送られてきました😁

ちなみに大家さんは、税務署で働いているお役所の方です。
ガバガバだなぁ、と歯を食いしばって笑うしかない😁

そして役所の方。パスポートを見ながら私の生年月日を入力ミス💻
住民登録自体は、全ての書類を出して確認が取れると
住所登録証明と言う名の紙ペラ1枚をプリントアウトして、その場で「はい、どうぞ。じゃあね」で終わりです。
その勢いで私は確認せずに家に帰ってしまったので、再度行く羽目になりました。もらった瞬間ご自身でも確認しましょう👓✨

③言葉の壁:英語もダメ。コミュニケーション自体も不正確

ドイツなんだからドイツ語でコミュニケーションをするのは当たり前ですね。
郷に行って郷に従え。
おっしゃる通り🙌

とはいえ。
移民局ぐらい、英語が話せるスタッフがいるだろうと思いましたが、
全くそんなことはありません。
質問とか受け答えとかを想定して、事前にドイツ語でその文を書き起こして、
フレーズを覚えて挑んでました。笑

言語の壁自体は、まぁなんとなるとして🗣️
困ったのは連絡をガン無視・質問に正確に答えてくれないお役所さんです。
※お役所によっては公式のメールに問い合わせてもガン無視されるのも結構ザラです。

ビザ申請中に、いろいろと不安があった私は、
スピーキングが得意でない+証拠確保のために
私は移民局にメールでいろいろ質問してました✉️
しかし、ここはしっかり政治家のような回答方法。

言えることは言う。言えないことは言わないスタイルの一点張り。

どういうことかお見せしましょう👇
(メール自体はドイツ語でのやりとりです)

私:「ワーホリビザを10月下旬に申請して、三週間ぐらい経ちますが、何も連絡がありません。今、どういう状況か教えてもらえますか。また、私は現在シェンゲンビザで滞在しているので、12月にはビザが失効します。それまでにワーホリビザが発行されなかった場合、ビザ待ちのためのビザを発行する必要はありますか」

移民局「先ほどあなたの書類を確認しました。私のチームのボスがOK出したら指紋認証のための招待状を郵便にて送ります。」

ーーおわかりいただけただろうか。
かなりふわっとしている内容ですね。
二つめの質問はガン無視です💥
何度もビザについて問い合わせましたが、こんな感じです。
いくら、政府のウェブサイトとかに情報が載っているとはいえ、最終的には「担当の地区に問い合わせてくれ」というので、問い合わせるとこの対応。
ちなみに12月以降は、自分が不法滞在しているんじゃないかと気が気じゃなかったです。

約束できないことは言わない、答えない。
自分の専門外だから知らない、の一点張り。
ここでも歯を食いしばって笑うしかないですね

④エコ大国のくせに紙媒体大好き

ビザ申請のための書類は、全て紙媒体での提出を求められます。

デジタル化が進み、なんならコロナでオンラインが主流になったにも関わらず、ドイツ🇩🇪では紙が主流な模様。
書類のコピーが若干面倒だったりもします。

私の住んでいる地域は若干田舎ということもあり、
商店街のような場所にはプリントサービスがありません。
なので、大きな都市に行ってプリントをしなければならないのです。
しかも高い💸
白黒のプリントアウトが一枚50セント。
日本円で80円ぐらいでしょうか。

それを何十枚とプリントアウトしなければならないので、
結構お金も手間もかかります💰

⑤時間がものすごくかかる

「人生の半分は計画である」みたいな諺があるほど、計画・整理が大好きなドイツ人。
これだけ聞くと、計画性のある仕事人のイメージです。
が、実際は時間がかかりすぎているだけで生産性や効率が悪い。
(*あくまで個人の意見です)

ビザ申請の手続きを例にあげましょう。
移民局が忙しくて、予約に時間がかかるのはわかります。

しかし、それなら一度に済ませて仕舞えばいいだけの話では、と思います。
なぜか手続きが多いのです。
まず、地方自治体で書類提出
→指紋認証登録のための手紙が来るまで最大二ヶ月かかると言われ、きっちり二ヶ月待たされる。(この紹介状がなければ移民局で門前払いされる)
→指紋認証登録にいき、そこから受け取りまで一ヶ月待たされる

合計三ヶ月かかりました!
もちろん家探しや住民登録もあったので、
ドイツ入国から考えると計四ヶ月です🎉

ちなみに比較のために、他国でビザセンターでのビザ申請は基本一発で済みますし、なんなら全ての手続きにかかるのは最大二ヶ月です。

ー他国の場合(私の体験談)ー🇦🇺🇳🇿🇬🇧🇮🇪

保険やビザ申請代、必要書類の提出などは政府のウェブサイトで全て済ませ、指紋認証のため、ビザセンターへの予約をオンラインで取る(大体1−2週間以内の日程)
OR 必要書類を全て持っていき、ビザセンターで指紋認証。書類確認などの登録をその場で全て行う。

ビザ発行まで最大二ヶ月かかると言われる(実際は二週間で完了する)

⚠️指紋認証が必要でない国(オーストラリア、ニュージーランド)などではもっと早くビザが取得できます。

終わりに

銀世界、綺麗です。

という感じで、ストレスとフルな毎日を送っていました。
亀🐢のようにゆっくりな進行度でビザ申請が完了。

日本に帰国せずともビザ申請ができる、という点では文句は言えませんね。。

そしてこの経験からするに、裏を返せばドイツでは一生懸命働かなくてもいいということになります。🎉

税金は所得の40%持っていかれますが、その分お給料は結構高め。💸
労働時間も少なくて、労働量も少ないなら
全体的に見て結構いい条件なのではと思います✨

そんなこんなで無事、ビザも手に入れたので
頑張って就活に励んで行こうと思います。

皆様の参考になれば幸いです☘️

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