Rena@サハラ砂漠

世界の絶景見たさにステージレースに出まくっているただの旅人、世捨て人。主戦場はサハラ砂…

Rena@サハラ砂漠

世界の絶景見たさにステージレースに出まくっているただの旅人、世捨て人。主戦場はサハラ砂漠。日本にいる時は城攻め。 Kindle書籍→https://amzn.to/3QfT1Cg

マガジン

  • 雑記

    日々の出来事、ふと思ったこと、気になったこと、気に入った本や映画など思いつくままにつらつらと。

  • 旅先ランニング

    神君伊賀越え、本能寺の変の進軍ルートなどなどタイムスリップした気分で古の旅ラン。今後やってみたいのは、秀吉の中国大返し、島津の退き口、信長の金ヶ崎の退き口、佐々成政のさらさら越えなど。

  • ウズベキスタン 2025

    Footsteps of Alexander The Great、アレキサンダー大王の軌跡。Global Limits主催のレースシリーズ。230km/6日間のステージレースで、ウスベキスタンが新たにレースシリーズに加わった。

  • For Rangers Ultra 2024

    Beyond The Ulitimate主催のグローバルレースシリーズ、ケニアのサバンナで開催される230km/5日間のステージレース。

  • ジャングルウルトラ 2022

    Beyond The Ulitimate主催のグローバルレースシリーズ、ペルー、マヌー国立公園内で開催された230km/5日間のステージレース。伸ばし伸ばしになっていた熱帯雨林でのステージレース、ついにデビュー。

最近の記事

  • 固定された記事

このnoteについて

(最終更新日: 2024/5/15) あちこちに書き殴っていた文章をここに集約し、簡単な経歴書(?)代わりにしたいと思います。以下、「私」を構成する成分となります。 1. 著者について2010年夏、ふとしたことをキッカケに皇居ランを始め、何を血迷ったのか2013年に世界で一番過酷とか言われているサハラ砂漠マラソンに出場し、なんとか完走(完歩)してしまう。これ1回こっきりで終わるはずだったのに、なぜか翌年もエントリー、更に翌々年も、、で何だかんだで10大会連続出場・完走する

    • ウズベキスタンでステージレース開催するんだって?

      先週土曜日の朝(5/11)、FacebookのTLを眺めていると、Global Limitsのレース主催者が新しい開催地は「ウズベキスタン」と案内していた。 Global Limitsは、 6月 ブータン 8月 サントメプリンシペ 12月 カンボジア というスケジュールでステージレースを開催している。ことあるごとに主催者からメッセンジャーで参加しないか?とお誘いを頂いているのだが、今すぐではなくてもいいかもなあと、なかなか食指が動かなかった。強いて言えば、今はレースカレンダ

      • JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 ニック・マジューリ著 [読書感想文]

        タイトル通り、Just Keep Buying 、金融資産を買い続けることで自動的に富が増え続けますよっていうお金に関する書籍だ。 帯には「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃!」とあるが、ぶっちゃけそれは言い過ぎかな感はなきにしもあらずだが、しかし、この書籍に書いてあることについて概ね同意するところがあり、それを実践したことで今の私がいる。 4年前に会社を辞め、フラフラと世界のあちこちを放浪している私だ。 この書籍の前半は「貯金力アップ編」、後半は「投資力アップ編」

        • サハラマラソン 2024 / レース総括

          昨年の10回大会連続出場を区切りとし、また今年から大会運営が変わったこともあり、今年のサハラマラソンへの参加は見合わせていたが、日本事務局からの依頼で大会スタッフとしてサハラマラソンに参加することになった。 ということで、大会スタッフとしての視点にはなるが、今後サハラマラソンの参加を検討している人たちへ向けて、大会運営が変わったサハラマラソンはどうだったのか、まとめ記事を起こすことにした。 まずは、イギリス人メディアスタッフ、フランス人選手の大会まとめ記事を参考までに掲載

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          5本
        • Southern Lakes Ultra 2025
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        記事

          サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット モーガン・ハウセル (著) [読書感想文]

          2年くらい前にKindleで購入し、積読状態になっていた本書を飛行機移動の合間にようやく読了。 本のサブタイトルにあるように「一生お金に困らない富のマインドセット」ということで、お金との付き合い方について書かれており、いくつかこれはと思った部分を備忘録としてnoteにメモしておくことにした。 特定の成功例や失敗例を見て、ああしよう、これはやめておこうと手本にするのは危険で、大体表に出てくるのは極端な例だから、凡人の自分が取り入れるには慎重に考える必要があると、特に「運」は

          サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット モーガン・ハウセル (著) [読書感想文]

          FOR RANGERS ULTRA って?

          前々から気になっていたケニアのサバンナを走るステージレース、FOR RANGERS ULTRAだが、出場するなら2025年以降かなとうっすら考えていた。 ところが、昨年ルーマニアのレースで出会った仲間達から、出場経験のある人は「絶対出た方がいい」と勧められ、既にエントリー済みの人からは、「一緒に出よう。(エントリーするまで)何度もリマインドするからね。」と言われていた。 更に、今年のセネガルのレースで出会った仲間達からも、「すごくいいレース、野生動物がすぐそばで見れる。レ

          FOR RANGERS ULTRA って?

          SOUTHERN LAKES ULTRA って?

          RTPのレースで一緒だった仲間が、今年2月に開催されたSouthern Lakes Ultraに出場し、とっても良かったからと、なぜか私にレース主催者を紹介してくれた。 アジアから、日本からたくさん来てほしいから、是非に宣伝してほしいってことなので、Facebookに投稿して軽く反応を見てみたら、想像以上の反応があった。 ならば、レース概要を日本語で書き起こしてみようとnote記事執筆に至った。(友人知人へのレース勧誘のための拡散、大歓迎です) レース開催地はクイーンズ

          SOUTHERN LAKES ULTRA って?

          Adios, Arima Onsen Des Sables! 最後の夜通し走って有馬温泉を目指すオーバーナイトステージ練習会に行ってきた

          今年も関西で行われるこのサハラ仲間界隈の恒例行事に行ってきた。2015年3月から始まり、今回は10回目の節目と共に幕を閉じる。 コトの始まりについては昨年のnote記事を参照して頂きたい。このイベントを主催しているO青年はもうO壮年と呼んだ方がいいのじゃないかってほどの時の流れなんだな、10年ってのは。私もアラフォーからアラフィフになったしな。 昨年11月にイベント案内が告知されるのもサハラマラソンの季節の風物詩みたいなものだったんだが、今年はもうそれがなくなるのか….。

          Adios, Arima Onsen Des Sables! 最後の夜通し走って有馬温泉を目指すオーバーナイトステージ練習会に行ってきた

          加賀百万石、藩主前田氏の居城、金沢城 〜城内編〜 [日本100名城][石川県金沢市]

          (2024年3月攻城) 前回からの続き。 加賀百万石、藩主前田氏の居城、金沢城 〜城外編〜 [日本100名城][石川県金沢市] 大手門(尾坂門)から城内へ入る。 正面の石垣に巨石が組み込まれているのが大手門の特徴だ。 そして、直線侵入を許さない構造である。 大手門の櫓台石垣。縦長の隅石が凄いな。 櫓台跡はあるが、櫓や長屋が記載されている資料はなく、屋根付きの門があったとのことだ。 新丸から見た大手門跡。 大手門を抜けると、広々とした見晴らしの良い区画にでた。新丸

          加賀百万石、藩主前田氏の居城、金沢城 〜城内編〜 [日本100名城][石川県金沢市]

          加賀百万石、藩主前田氏の居城、金沢城 〜城外編〜 [日本100名城][石川県金沢市]

          (2024年3月攻城) 前回からの続き。 加賀百万石、藩主前田氏の居城、金沢城 〜総構え編〜 [日本100名城][石川県金沢市] いよいよ金沢城内へ。 犀川と浅野川に挟まれた舌状台地だったこの場所に本願寺の尾山御坊があり、「百姓の持ちたる国」、加賀一向一揆衆の拠点だった。が、織田信長軍勢が攻め落とし、佐久間盛政を配置し、城郭として整備した。 賤ヶ岳の戦い後、羽柴秀吉より加賀ニ郡を加増された前田利家が能登の小丸山城から金沢城へ入城し、以降、金沢城が加賀藩前田家の居城となる

          加賀百万石、藩主前田氏の居城、金沢城 〜城外編〜 [日本100名城][石川県金沢市]

          加賀百万石、藩主前田氏の居城、金沢城 〜総構え編〜 [日本100名城][石川県金沢市]

          (2024年3月攻城) 金沢といえば、いつも真っ先に「加賀百万石」という言葉が脳裏に浮かぶ。そして、その加賀百万石の領地を収めていたのが前田利家を藩祖とする前田家だ。その前田家の居城、金沢城を攻城してきた。 金沢は過去に何回か訪問してるが、時間を割いて城攻めする時間がなかったので、今回は金沢城攻めのためだけにやって来た。ならば、総構え跡も見てみようか。 総構えとは、城下町一帯も含めて外周を堀や石垣、土塁で囲い込む城郭構造だ。有名なところでは小田原城。一番大きな総構えはも

          加賀百万石、藩主前田氏の居城、金沢城 〜総構え編〜 [日本100名城][石川県金沢市]

          明智光秀築城、琵琶湖に面する水城、坂本城 [滋賀県大津市]

          (2024年3月攻城) 2024年2月のある日、Twitter(現X)のタイムラインをつらつらと眺めていたら、「幻の城、坂本城跡で石垣発見!」というような見出し記事と、それに対してフォローしている城好きの方々が興奮しているつぶやきがどんどん流れてきた。 なんでも、宅地開発していたところで、坂本城の三の丸の遺構と見られる石垣と堀跡が見つかったという。 えー?そんなことある?! というのが、最初の感想だった。 もう令和の時代だし、大体のものは発見しつくされていると思ってい

          明智光秀築城、琵琶湖に面する水城、坂本城 [滋賀県大津市]

          伊達政宗築城、広瀬川と竜の口渓谷の断崖に囲まれた天然の要害、仙台城 [日本100名城][宮城県仙台市]

          (2024年2月攻城) JR東日本の平日早割パス、キュンパスを使い、東北新幹線で仙台に立ち寄った。 仙台と言えば、伊達政宗と真っ先に出てくるほどに、地元の人達に愛されている戦国武将だ。その伊達政宗築城の仙台城、地元の人に青葉城と呼ばれ、親しまれている城址へ雪がちらつく中、訪問してきた。 関ヶ原の戦い後に仙台に居城を移すことにした伊達政宗が1600年に城普請の縄張り、1601年に築城開始、1602年に完成とされている。 城郭は連郭式平山城で、築城当初は本丸と三の丸(東丸

          伊達政宗築城、広瀬川と竜の口渓谷の断崖に囲まれた天然の要害、仙台城 [日本100名城][宮城県仙台市]

          花崗岩丘陵の南部氏の居城、盛岡城 [日本100名城][岩手県盛岡市]

          (2024年2月攻城) JR東日本の平日早割パス、キュンパスを使い、東北新幹線で盛岡を目指した。 盛岡といえば、盛岡城、豊臣政権に1598年に築城の許可を得た南部信直が築城開始する。 盛岡城の縄張り図。 北上川と中津川に合流する地点の突き出た丘陵に城が築かれている連郭式平山城。この縄張りは浅野長政の助言によるものだと言われている。 江戸前期くらいの縄張り図だが、拡大してみると二の丸の外壁が丘陵地であることを利用して一部土手になっている。 ということで、JR盛岡駅から歩

          花崗岩丘陵の南部氏の居城、盛岡城 [日本100名城][岩手県盛岡市]

          6.Nomad Senegal 2024/Day5: 長い旅の終わり(33km)

          レース最終日。 昨晩も隣のテントからのイビキが聞こえてくると思い、テントメイトのニコールには1人でテントを好きに使っていいよと告げ、外で寝た。外の方が案外涼しくてよく眠れた。 今朝、レースの準備をしていたら、隣のテントで「おーっ!」とどよめいたので見に行ったら、何とサソリがいた。今までめちゃくちゃサハラ砂漠に行っているけど、サソリを見るのはこれで2回目だ。 えっ!セネガルってサソリいるのね。そうとは知らずに外で寝ちゃってたわ。 サソリはレースドクターが生捕りにし、 「眠

          6.Nomad Senegal 2024/Day5: 長い旅の終わり(33km)

          5.Nomad Senegal 2024/Day4: Le Enfant Terrible 恐るべしな子(45km)

          レース4日目。 本日は45kmで、チェックポイントは16km地点、33km地点の2ヶ所だ。 昨晩は隣のテントからのイビキがものすごくうるさくて、時間が経てばイビキは収まるかと思いきや、全く収まる気配がない。同じテントで寝ている奥さん大丈夫なん?と心配になる。 轟音?に耐えられず、テントを出て外に寝ることにした。テントの前にあった絨毯を引きずり、テントから離れる。夜空を眺めているうちに深い眠りについた。 今朝、ジェロームがテントを収納しながら、隣のテントの奥さんに話しかけ

          5.Nomad Senegal 2024/Day4: Le Enfant Terrible 恐るべしな子(45km)