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都内で活動するMusu Boreというバンドで、Male Voice、ギター、プログラ…

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都内で活動するMusu Boreというバンドで、Male Voice、ギター、プログラミングを担当しています。Ask But No Reply他、様々参加しております。

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東京で奇妙な双極性障害の振れ幅を持つMusu Boreを始めとする複数のユニット、バンドを率いてライブ活動や創作活動を行い、またX上で切れ味の鋭い音楽評論や時事評論などを呟くコンポーザー・アレンジャー・ミュージシャン、Renを応援し、その活動をサポートするためのファンクラブです。

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マガジン

  • またもやペンペン草(雑想箱)

    音楽作る人間のセキララな想いのつもりだけど、もともと斜めにモノを見る人なので、そういうのを気にしない人が読んでください。

  • 趣味の対訳集(雑多に)

    気が向いた時にやってます。80年代の偏ったアーティストの曲が多いかもしれませんが。

  • Renの作業部屋

    Renが今作ってる曲の変化や進捗状態とか、どんな事を考えながら作っているか。どういう効果や表現を狙っての事かを知りたい人向け。 作曲者を志してて、他人がどんな考えでアレンジや作詞してるのかを理論解説と併せて読むと、効果的かもしれません。

  • The Cure 対訳集

    まあ、好きなバンドですので、全部、きっちりやって行こうと思います。

  • よりぬきペンペン草(音楽制作編)

    過去の「徒然なるペンペン草」や Xでのポストをまとめたマガジンです。このマガジンは、音楽制作に関する論をまとめてあります。

最近の記事

哀しき努力の合いがけ特盛

人は時に、極楽浄土を目指しているつもりで、皆して地獄の一里塚の第四コーナーを回るものらしい。 「第四コーナー回って、最後の直線! ホマレノニシキ、ホマレノニシキ来た! 後ろからはボケナスノハナ、ボケナスノハナ! 内をスーッとスタコラサッチャン!」 一体、いつの時代の人間だよ・・・その馬のネーミングセンス。 そんな馬たちが、最後の直線で何の間違いか、傾いた1頭のドミノ倒しにつられて、あらかた騎手落馬&予後不良&競争中止みたいな事が、たまにあるのが人生の不思議であり、競馬の

    • Artificial Flowers

      亡くなった立川談志師匠の ”人間は不快感の解消、不安からの逃避で生きているもの” その不快感の解消を己でするのが「文化」 他人の造ったもので解消するのが「文明」 快適さを精神において追求するのが「文化」 快適さを物質に頼って求めるのが「文明」 まず、この考えを頭に叩き込んでおくべきなのだろうと思う。 この数十年間の日本ってのは、金、物質、目に見える「形」としての幸せの追求をひたすら行ってきたと言える。 それって、戦争特需でもあったってことなんですけどさ。

      • 物事の上手く行く秘訣

        なんてのは、さほど、どんな事も変わらないのだろうが。 例えば、こんな駄文だって、コンパクトに上手くまとめる、なんてのは日々の修練なだけなのである。 例えば「坂口安吾みたいな文体で、音楽の評論めいたエッセイを書いてる感じ」、それも2000文字(原稿用紙5枚分程度)で収まるような感じ、としたら、それに向けて、ひたすらコンパクトだけど文章を書く訓練をする。 やっぱり、最初は上手く行かないものである。長くなり過ぎたり、短くなり過ぎたり、ネタの段階では面白いものになるかと思ってた

        • 音楽における杓子定規の説明

          ・とにかくゼロレベルで完璧、理論ぶっ壊す 理論 0: 非理論10 ・決め事通りキチっと、完璧に理論に即している 理論 10: 非理論0 実は、これ、よく考えればわかると思うが、どっちも杓子定規である。 特に前者は、自分が自由な事やってる天才に見えて、ガチガチ理論派と同じレベルの間違いをやっているのである。 てのは、理論あってこそ、その理屈が成り立つのである。 理論なんか必要ないのだったら、ムキになって理論派に反論などしなきゃいいだけなのである。 「理論を使わないっ

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        メンバー特典記事

          実験的に書いてみてるんだけど

          折角、ここのメンバーシップに入ってる以上は、物凄く分かりやすい形で書いておこうと思ってる。 この記事に対して、少し注釈をつけておこうと思う。 要は、一人に丸投げにしないで、分担できるようにしとけってだけの事なんだけど、実はそれが一番難しくて。 経験則から具体化すると、こんな感じか。

          実験的に書いてみてるんだけど

          再生

          Lady Stardust / 亡国の音 at Kyoto Yaso 2016/1/23

          Lady Stardust / 亡国の音 at Kyoto Yaso 2016/1/23

          lock

          騎馬鉄砲隊とか、鉄砲持って馬に乗ってる訳じゃないのよ。

          今の歴史の最新研究って、下手すれば、私らが子供のころに聞いて知ってるアレだのコレってのは、殆どがありえねぇっていうクラスの話がいろいろ出て来て、やたらと面白かったりする。

          騎馬鉄砲隊とか、鉄砲持って馬に乗ってる訳じゃないのよ。

          話し言葉と書き言葉

          エクリチュールとパロールって言うと、デリダになってしまうので、まあ、そんなのは、いちいち小難しく書きたくねぇのよ。 てのは、話し言葉と書き言葉、それぞれいいも悪いもあって、歌で言うなら、言葉を歌の中で本当に言うのと、歌詞カードを見るのとの違い。 でもねぇ。 歌の中で、ライブの中で、言葉を聞くってのは、実はかなりの難事業。 となりのギターが、ぎゃあああああああと鳴る。 それだけで、君とボーカルさんの会話は、とても邪魔されてるわけだ。 ええ、センスの無いという事は、そう

          話し言葉と書き言葉

        記事

          不毛な論議の百貨店

          本来は、音楽理論の是非ではない。 ”使いこなし方の問題”なのである。 音楽理論否定派が、何故、音楽理論が無用と言い出すかというと、「過去に、理論話で壮絶なレベルで嫌な思いをさせられた」ということに尽きる。 なので、音楽理論のりの字でも言おうものなら「俺の前で理論の話をするな!」レベルで、壮絶に突っかかってくる。 「少しは覚えとくと自由度が広がると思うよ」とほんの軽く言うだけの事にまで、蛇蝎の如く嫌悪感を示し、牙をむく。 さぞかし、杓子定規な使い方をする人たちに、散々嫌

          不毛な論議の百貨店

          デジタル・コミュニズム

          デジタルの本質を分かってない人たちが増えるにつれ、元々それが何のために行われ出したのか、そして、何が良くなって、何が喪われたのか、全く分からない人が増えていく。 まあ、デジタルの本質は「情報の共産主義化」と言える。こんな妙なことを言ってるのは世界で私一人ではないのだろうか。 というのは、1950年代から1960年代にシチュアシオニストたちが予言していた未来が、本当に到来してしまったことを思うにつれ。そして、それを促進したのが「情報分野」が一番先だったということの痛烈な皮肉

          デジタル・コミュニズム

          初めて見たライブの記憶

          そう言えば、色んな人から「Renさんが初めて見たライブって何ですか?」と聞かれる。 「THE STAR CLUB」 (*;゚;ж;゚;*)ブッ 「なななななななな、何でですか!」 「何で、って言われても・・・」 うちの地元まで来てくれたの、THE STAR CLUB だけだったんだよね。 中学1年だったかなぁ。2年だったかな。 僕がこの話をすると、ほぼ100%「何でRenさんがTHE STAR CLUB見てるの!」としこたま度肝を抜かれるみたいだが。 自分の同級

          初めて見たライブの記憶

          ボイトレは、万能ではない。

          というのは、別にボイストレーニングそのものを否定してる訳ではない。 ボイトレは、声の出し方や歌い方を学んで、色んな歌を歌えるようにするような技法を学びに行くところなのであるが。 声質そのものの中には、変えられない要素が幾つもあるから、憧れた人の声と100%同じ声など出せないってのを分かってない人が、相当数いるということを言いたいのである。 その人たちに言いたい言葉が「ボイトレは万能ではありません」ということなのである。天から与えられた声ってのも確かにあるのだ。 という

          ボイトレは、万能ではない。

          「声・音・楽」の三段階

          先日から、宮城谷昌光氏の「史記の風景」という本を読んでいるのだが、そこの中に、音楽について書かれた部分が二箇所ほどあった。 「歌うということ」と「童謡の正体」という内容なのだが。 これに非常に面白いことが書いてあって、以前から自分が研究していた「老子」や「詩経」の「毛序」の中の記述と合わせると、音楽というものに対する考え方、というものが、こちらの方が個人的にはしっくりくるなぁ、という感じがした。 で、宮城谷氏も、あれこれ古今の書籍を引用しながら、「史記」の中の世界につい

          「声・音・楽」の三段階

          推敲前「拝啓ジュリエット様」

          音楽理論って最終的に美しくて心地よいフラクタル構造を音の上に作るためのものであって、カオスを作ろうとしてる人がフラクタル構造を必要としないのはある種当たり前っちゃ当り前なのよな。 カオスの上で別な美を見つけようとしてる人が頼れるとしたら 「音響方面で無条件に心地よいと思える音」 けど、突破口がそこしか無くなる気もしている。 音楽の上の体系や構造、物語性が無くなって、ただただ、音が変化し続けていくのをずっと眺め続けるようなものになる。 たまにそういうものを眺めるのも悪く

          推敲前「拝啓ジュリエット様」

          「拝啓ジュリエット様」

          音楽理論は、最終的に美しくて心地よいフラクタル構造を、音の上に作るためのものだと思う。当然、音楽でカオスを作ろうとしてる人がフラクタル構造を必要としないのは当たり前なのだが。 1年に1回は時折、X上で「音楽理論無用論」が起こる。 ただ、そういう声が起こるのは、そんなカオスとフラクタルの対決の事ばかりではない。 正直言うが、今の日本の音楽には「音楽の物語を作る教育が欠落している」っていう問題が存在しているようだ。今の音楽に致命的な違和感を感じてる人が増えてきたのは、そのせ

          「拝啓ジュリエット様」

          今回のバズポストがきっかけだったのかもしれませんが、拙文「呪詛とすそ」をお読みいただけた方々、いいね頂けた方々に厚く御礼申し上げます。20年位からバンドと並行でこういうスタイルのエッセイとか書いております。「呪詛とすそ」は、私から見た悪意の拡散のメカニズムに対する一考察です。

          今回のバズポストがきっかけだったのかもしれませんが、拙文「呪詛とすそ」をお読みいただけた方々、いいね頂けた方々に厚く御礼申し上げます。20年位からバンドと並行でこういうスタイルのエッセイとか書いております。「呪詛とすそ」は、私から見た悪意の拡散のメカニズムに対する一考察です。

          Xで呟いたことが、久々の壮絶な反響を呼んでるんだけど、それだけ音楽に何かを夢見てる人の多さや、何かしらの変化を求めてる人が多いのかなぁ、という印象。何か不満を感じても、上手く言葉にできない違和感ってあるんだろうかなぁ。

          Xで呟いたことが、久々の壮絶な反響を呼んでるんだけど、それだけ音楽に何かを夢見てる人の多さや、何かしらの変化を求めてる人が多いのかなぁ、という印象。何か不満を感じても、上手く言葉にできない違和感ってあるんだろうかなぁ。

          Camera Obscura(2024)

          Musu Bore の Rain Dome 1曲目に収録してる曲だが。 そろそろプラグインのアップデートも兼ねて見直してみた。というのは、当時使っていたフリーソフトから、FL Studioに完全に乗り換えた直後で作った曲だったので、まだまだ使い勝手に慣れていなかった部分が気になっていたので。 まあ、この曲は、さほど特殊なプラグインは使ってないので、きちんと見直せば、それなりに動きはするのだが、10年も経過すると、あちこちのプラグインも挙動が変わったりするし・・・何よりFL

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          Don't Look Back(2nd Impression)

          ギターを足した直後。 冒頭、アームを使ったコードプレイは、Studio One のアンプ・シミュレーター一発。これで音作るのはいいんだけど、ライブで再現するのが大変だわ。 そこに途中から、煽るようなパワーコードのリフを重ねる。シンセが重厚なのだから、ギターまで複雑怪奇にして、ウザい印象にするのは避けたかった。

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          Don't Look Back(2nd Impression)

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          The Top(Album) / The Cure

          随時更新中 Shake Dog Shake ハハハ 闇の中で目覚めると 僕の口の裏側に怒りの後味が そいつを壁に吐きつけて 更に咳込んで吐き出す そしてカミソリで皮膚をがりがり削る そして、新しい血に塗れてメイクアップする 凄くカッコよく見える様に 僕についておいで そして、新しい血に塗れてメイクアップする 僕についておいで 本当の楽しい場所に ハハハ 病んだ犬の様に陳腐でワガママで 神の獣みたいにセックスを突っぱねる 君の赤い髪を根元から引き裂いて、燃え上がる程、抱

          The Top(Album) / The Cure