成城石井シュリンプパテにクミンを少々 インド産ヴィオニエのピュアな果実味とほのかなミネラル
成城石井で購入したちょっとおしゃれな感じのエビのパテ。クルスカーナのシュリンプパテというらしい。おフランス産、756円。それをクラッカーのリッツにたっぷりと塗っておつまみに。少々高いがこんな感じの使い方なら3、4回は晩酌のお供にできるので、そこまでコスパも悪くない。
合わせたのはインド産ヴィオニエ品種のワイン。インド産ワインということに誘発されて、パテにクミンを振ってみた。
グローヴァー・ザンパ・ヴィンヤーズ, ヴイエー, 2021, 13.5%
Grover Zampa Vineyards, VA White, 2021, 13.5%
外観は明瞭な明るい色調のイエロー。香りにはアプリコット、白桃のフルーツ香が上品且つ軽快に、白い花のフレーバーがフワリと追いかけエレガントなまとまり。ほんの微かに干したワラのようなスパイシーなヒントも。味わいにはグッと踏み込んだ果実味を持ちながら重すぎず、凝縮感も強すぎずちょうど良い。完熟ブドウの上品な甘味をほんのりと。ほのかな樽香を含むフレーバーが鼻腔を抜けていく。酸味は穏やかながらも的確に。ほんのりと余韻にほろ苦いミネラルのタッチもあり飲みごたえのある複雑さ。こういっては失礼だが、インドワインとは信じられないほどピュア、クリーン、エレガント。
(89.5/100)(1月8日)
シュリンプパテのクラッカーにワインを合わせる。パテはエビの殻ごと使っているからか余すことのないエビ全身のフレーバーがダイナミックに伝わってくる。そして濃厚、リッチ。クミンの甘苦いスパイス香が、エビの旨み、甘みに絡み、香りは複雑さを増し、妖艶なニュアンスを帯びる。その余韻に、ワインの上品な甘みを伴うフレーバーが極上に重なる。ミネラリーなタッチにもエビのフレーバーが活き活きとする。相性: ★★★★☆
#シーフードにワイン
#成城石井
#シュリンプパテ
#クルスカーナ
#インドワイン
#グローヴァーザンパ
#seafoodandwine
#shrimppate
#groverzampa
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?