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少し漬かり過ぎたべったら漬けに瀬戸内の干しエビ 岡山出身の仲田さんのボジョレー・ヌーボー

ファミマで酒の肴にと購入したべったら漬けが冷蔵庫に放置してしまっていた。198円。少々賞味期限を過ぎてしまったがよく漬かったということできっと問題ないだろう。一応、においも大丈夫。

べったら漬けは大根の麹漬の一種。東京の名産品。 表面についた甘酒の麹がべとべとしていることからこの名がついた。

そのべったら漬けに、先日購入した海老三昧をトッピング。岡山県備前市日生町の幸徳堂の商品。瀬戸内産干し海老の凝縮された旨みを漬け物に上乗せする。塩昆布とおかかの旨味がたっぷり染み込んだ海老万能調味料。
合わせたワインは解禁日にたくさん到着したボジョレー・ヌーボーから。今回はブルゴーニュ ジュヴレシャンベルタンにワイナリーを構える日本人醸造家仲田さんが手掛けるもの。約10年前に訪問し、その人柄にもすっかり虜になってしまった。そしてたまたまトッピングした海老三昧の生産地、岡山は仲田さんの出身地。こちらはヴィラージュものでも古木ヴィエイユ・ヴィーニュでもないがブドウのパワーをたっぷりと感じられる一本。

ルー・デュモン, フランス, ボジョレー・ヌーボー, 2023, 12.5%, 3,784円
Lou Dumont, Beaujolais Nouveau, France, 2023,

明るい色調ながら力強さも感じる。
プラム、アメリカンチェリーなどがおしとやかな果実香に、茎系のヴェジェタルなスパイシーなフレーバーのアクセントがやや強めに。
シルキーな口当たりの果実味、中庸の酸味、余韻に微かだが滋味が広がる。

べったら漬海老三昧乗せにワインを合わせる。干し海老の凝縮した旨みが、しっかり漬かった大根の丸みを帯びた酸味を包む。ワインの明るい果実味は干し海老の深みや旨み、そして塩味とやや噛み合わないか。ケンカはしないが高め合いにまでは発展しない。明るい果実味のボジョレーにはお出汁系の旨みの方がよく合いそう。加えて漬け物との相性にはワインにもう少し酸味が欲しくなる。相性: ★★★☆☆

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