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鮭の包み焼き リッチな果実味とシチリアらしいミネラルと塩気のアラストロ

自宅で妻の手作り、鮭の包み焼き。人参、玉ねぎ、しめじなどと一緒に包んだもの。ワインはシチリア島の土着品種グレカニコにフィアーノを少量ブレンドしたものを。ワイン名のアラストロという名はシチリア西部、アランチョ湖の囲む渓谷を覆う一面の灌木の木に咲く花の名前に由来。

先日、このワインは鮭の西京焼きに素晴らしい相性だったので包み焼きにも合わせてみた。

プラネタ, アラストロ, 2022, 13%, 2,693円
Planeta, Alastro, Sicilia, Italy

3千円を切りながら、リッチな果実味にシチリアらしいミネラルや塩気のある個性豊かなワイン。コスパ最高!
ややしっかりとした色調の明るいイエロー。
香りには柑橘果皮のほろ苦いフレーバーを纏ったフレッシュなシトラス、ほんの微かに青リンゴもあり、ハリがあり艶やか。さらに白い花のニュアンス、ほんのりとハーブのタッチが絡みシンプルだが明るく、爽やか。
味わいの果実味の出方はやや穏やかで、中盤以降に舌がキュッとするミネラル感、ほろ苦さがしっかりとハイライトされる。酸味は中庸。
(89.5/100)(1月15日)

鮭の包み焼きに。鮭の身に歯が入ると、蒸されてしっとりとした質感。ハラリと身がほぐれ、塩気と共に磯の香り、穏やかな旨みが広がる。シチリア産の塩をひと振りしてワインを口にすると、塩のミネラルを起点に一気にシンクロ。ミネラル溢れるペアリング、余韻には鮭の旨みと磯の香りがフンワリと残る贅沢。相性: ★★★★☆

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