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『無神論者が信仰の人にC.S.ルイス』ナルニア国物語の作者

ルイスの父親は弁護士で、母親はルイスが9歳の時に病気になりました。病気が分かった時から母親を置いてお祈りしたルイス。しかし母親は癌で亡くなってしまいました。祈っても答えられなかったので、神様に対する信仰も無くしてしまいました。

この当時は子どもたちは寄宿学校に入りましたが、ルイスも入りました。しかし最初に入った学校は校長に精神的な病気があったので苦労し、また友達もできませんでした。

その学校は閉校になり、他の学校に通うことになりましたが、その学校では悪霊と対話して、タロットカードで占いをする教師と親しくなりました。

その後、オックスフォード大学に入学しますが、戦争に参加する中で、さらに神様に対する信仰が無くなっていきました。

負傷して戦場から戻ってきたルイスは、また大学で学び始めました。勉強すればするほど神様はいないと主張する科学者、哲学者の論理が正しくないということが分かりました。もちろん神様がおられるという証拠も見つけられませんでした。しかし神様はいないという無神論者よりも、神様ではなくても全能者は存在する可能性が大きいと考えるようになりました。

大学でなぜかクリスチャンの友人と話していると気分が悪くなりました。それでノンクリスチャンの友人とばかり付き合っていました。しかしある日、神様を信じていなかった友人が「聖書の話は本当に事実だったとは、とてもビックリした」と言ってきたのです。ルイスはその時から「何が友達をあのように変えたんだろう?」と疑問を持つようになりました。

最優秀の成績を続けて取っていたルイスは、オックスフォード大学の教授になりました。お金と名誉が手に入りました。しかしルイスの心にはいつも葛藤があったのです。学問を研究することは楽しかったのですが、いつも虚しさが心にありました。

「こんな複雑な宇宙がただ出来たのだろうか?」「私の人生を動かす絶対者は本当におられるのだろうか?」「私の人生の主人が別にいるだと?私の主人は私だ!」この二つの心の間でルイスはいつも苦しんでいました。

ある日ルイスは神様にお祈りしました。「神様を神様として認めます」

神様を信じようとしなかったルイスが降参しました。しかしこれは信仰の始まりに過ぎませんでした。絶対者の存在を認めただけで、まだ神様にはお会いしていませんでした。

それから2年後にルイスは友達に手紙を書きました。『私は神を信じていた水準から抜け出し、キリストを信じるようになったよ

なぜこのような変化が訪れたのでしょうか?それは信仰の友人であるトールキンとの対話でした。このトールキンは『指輪物語』の作者です。

「すべての神話のように、イエス様もそのように書かれた話じゃないかな?」
「そうじゃないよ。すべての神話は私たちに感動や教訓を与えるしかないけど、聖書に出てきているイエス様の話は歴史的事実だからね」『歴史的な事実!!』ルイスはこの言葉を衝撃を覚えました。

とうとうルイスは完全に膝をかがめて告白しました。『イエスキリストは、神様の御子であられ、神様に会う道です。私に会われるために人となって、私を救われるために十字架にかかって、私を新しくされるために復活されました。このイエス様が私の神様です』

イエス様が真の神様であられることを悟ったルイスは、不信仰から抜け出して、神様を信じていない人に、イエス様が真の神様であられることを伝える本をたくさん残しました。『ナルニア国物語』が代表的な本です。ルイスは20世紀に最も影響を与えたキリスト教作家となったのです。

★レムナントとフォーラムしてみましょう★

ルイスは幼い時にお母さんを助けてくださいと切に祈りました。お母さんが亡くなった時に悩みました。なぜ私の祈りを聞いて下さらなかったのだろう?もしかして神様はおられないのではないか?

★こんな悩みをしたことはないかな?

多分あると思います。苦しい時は誰でも神様を恨み、神様はおられないという不信仰が生まれます。

★なぜ不信仰をするのかな?

すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず』ロマ3:23

私たちが持っている『』の為に、人間は神様を分かることも信じることもできなくなりました。

『罪』とは何かな?創世記3章でアダムとエバが悪魔の言うことを聞き神様を離れた罪』です。その瞬間、悪魔に捕らわれてしまいました。その罪がアダムの子孫であるすべての人間に受け継がれました。

それが『善悪の知識の木の実を食べたら必ず死ぬ』と言われた霊的な死です。

霊的に死んだので、神様・御使い・悪魔・天国・地獄があることも分からないのです。

★この事実を聖書のいたる所で証ししています。

『この地には真実がなく、誠実がなく、神を知ることもないからだ』ホセア4:1

『愚か者は心の中で、「神はいない。」と言っている』詩篇14:1

『彼らは見てはいるが見ず、聞いてはいるが聞かず、また、悟ることもしないからです』マタ13:13

★神様がおられることが分からなければ、自然と他の神々や偶像を拝むようになります。

しかし、神を知らなかった当時、あなたがたは本来は神でない神の奴隷でした』ガラ4:8

自分の願いを聞いてくれると、他の神々に拝み祈ると、さらに悪魔や悪霊に捕らわれるようになります。

悪魔は苦しみや問題、事件を通して、私の心に恨みや不満を植え『神様がおられるとしたら、こんなことが起こるはずがない』と不信仰に陥らせます。

★奇跡や答えは他の宗教にもあります。

奇跡や答えは神様がおられるという本当の証拠にはなりません。ルイスが神様を信じられなかったのは、罪と悪魔の為でした。

私達も同じです。目に見える物で神様を信じようとすると、悪魔に騙され不信仰に陥ります。

★神様は私たちに確かな証拠を下さっています。

御子についてあかしされたことが神のあかしだからです』Ⅰヨハ5:9

神の御子イエス様をこの地に遣わして下さったことです。イエス様を私とともにおられる神様の証拠として信じればいいのです。神様がくださった本当の証拠は、人となってこの地に来られたイエス様だけです。なのでイエス様を信じることが神様を信じることになるのです。

『また、イエスは大声で言われた。「わたしを信じる者は、わたしではなく、わたしを遣わした方を信じるのです』ヨハ12:44

★イエス様を信じる時に聖霊である神様が導かれると約束されました。

イエス様を信じれば、サタンは打ち砕かれ、伝道の答えをくださいます。ルイスは多くの葛藤と苦しみの中で、福音を聞くようになりました。そして聖霊の導きで『ナルニア国物語』を通してイエス様を伝えたのです。

この本を通して多くの人がイエス様を信じるようになりました。

今、苦しくて祈りの答えを受けれなかったとしても、神様が私とともにおられる証拠であるイエス様を掴んでください。そうすれば私を騙す悪魔は逃げていき、聖霊が私とともにおられることを確信するようになります。

ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*)献金は新宿キリスト教会を通して一度も福音を聞いた事のない99%の方々に福音を伝え、7000専門指導者を探し、逃れの町の教会を立て、レムナントを育てる働きに用いさせて頂きます。アブラハムの祝福があなたに臨みますように。