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HubspotとSalesforce連携の挙動ーコンタクトとメアドの関係

メアドの空欄について

・Hubspotでメアド空欄のコンタクトは作成可能だが、空欄場合Salesforceとの同期は不可

・同様にSalesforceでメアドが空欄、リード/コンタクトはHubspotに同期されない

<Salesforceでメアドを空欄にした場合>
すでに同期済みのコンタクトのメアドをsalesforce上で空欄にした場合、
例外的にリード/コンタクトIDをキーにしてHubspotがSalesforce側のメアドを再度入力をしにいくので、連携されている場合はメールアドレスを空欄にすることはできない。

リード/コンタクトIDは編集不可項目なので、メアドを更新させないようにするには、インクルージョンリストを利用する必要がある
※インクルージョンリストに入っているもの以外は同期されない

メアドの更新/重複について

・すでに連携済みリード/コンタクトのメアドをsalesforce側で更新をすると、連携済みのコンタクトのメアドが変更される

<変更するメアドが重複しているとき>
すでに存在するメアドにsalesforce上で変更した場合、異なる挙動をするので注意。

<初期状態>
コンタクトA:Adammy@~(Hubspot)ーリードA:Adammy@~(SFDC)
コンタクトB:Bdammy@~(Hubspot)ーリードB:Bdammy@~(SFDC)

<リードAのメアドをBdammy@~に変更する>
コンタクトA:Adammy@~(Hubspot)ーリードA:Adammy@~(SFDC)
                                                                    →Bdammy@~(SFDC)

→SFDC上のリードAのデータはコンタクトBに連携される

<コンタクトBを変更した場合>
Hubspotからの連携はメアドキーかつ、最後に更新したリードが対象なのでリードAに連携される

<リードBを変更した場合>
コンタクトBが更新される

<コンタクトAを変更した場合>
SFDCには同期されない

メアド重複時のマージについて

①Hubspotのマージ機能を利用した場合、Salesforce上は何も起こらない②Salesforce上でマージする場合
→マスタをちゃんと選ばないとコンタクトが消えるので注意!

salesforce上のマージについて詳しく。
salesforce上でメールアドレスが重複している場合、コンタクトはどちらかのレコードとのみ連携している状態になる。(最後に更新されたコンタクト)

この辺のヘルプはこちら。

さらっと書いてありますが、現在Hubspotに連携されていないレコードをマスタにして、連携されているレコードをマージすると、連携しているレコードが削除されたとみなされ、Hubspotのコンタクトが削除される仕様。

コンタクトが気づかず削除されるのを防ぐために

Hubspot連携日時をSalesforceに作成!★おすすめ★

手順は
①HubspotにSFDC IDを格納する項目を作成
②HubspotにHubspot連携日時を格納する項目を作成
③SFDCに連携用の項目(リードIDまたはコンタクトIDを引っ張ってくる数式項目)を作成する
④SFDCにHubspot連携日時を格納する項目を作成
⑤それぞれ同期する
⑥Hubspotでワークフローを作成する
 トリガー:SFDC IDが変わったら
 アクション:Hubspot連携日時を入れる
⑦Hubspot連携日時が「入っている」OR「最新の日時」のレコードをマスタにする

以上。

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